幼稚園でのプレ保育は有料
プレ保育は有料です。月謝制やプレ保育の度にその都度払いなど、プレ保育の教育費の支払い方法は幼稚園によって違います。プレ保育の教育費用を支援してくれる自治体も稀にありますが、基本的にはプレ保育の教育費は全額、各家庭の負担だと考えた方がいいでしょう。
幼稚園でのプレ保育の内容は?
週2~3日、1~2時間のプレ保育を行いながら幼稚園の雰囲気に子供を慣れさせる幼稚園が多いでしょう。幼稚園によってはお弁当や給食を挟んで6時間ほど預かってくれるプレ保育実施園もあります。ママと子供が一緒にプレ保育を受けられる、母子同室のプレ保育を実施している園や、完全母子分離型の園など、プレ保育の実施方法はさまざまです。
プレ保育の実施内容は園によって変わりますが、先生のピアノに合わせて歌を歌ったり、簡単な工作をすることもあります。自由遊びの時間では、お友達と仲良くおもちゃを貸し借りして遊ぶことを学んだりもします。
筆者のプレ保育体験談
筆者自身、子供を2つの幼稚園でのプレ保育に預けています。1つは週2日6時間預かりの幼稚園、2つ目は週1回2時間預かりの幼稚園なのですが、子供はとても楽しく過ごしています。プレ保育で子供を幼稚園に預けると、園の良い所が見えてきますし、イメージと少し違う点もよく分かりました。
ただし、入園を前提にプレ保育を引き受けている幼稚園もあるため、プレ保育を申し込む際に幼稚園の先生にルールを確認するようにしてください。プレ保育はたった週1、2回の幼稚園での生活です。しかし、パパママは心の準備ができますし、子供自身も幼稚園に慣れることができます。幼稚園への入園後もスムーズに毎日の園生活を送ることができる子が多いので、もし入園を希望する幼稚園がプレ保育を実施しているなら、ぜひ参加するのをおすすめします。
幼稚園の入園準備3:希望する幼稚園の見学会や説明会に参加
幼稚園の見学会は入園前年度の6月~9月に、説明会は9月~10月に開かれるのが一般的です。まず見学会ですが、いろいろなタイプの見学会(体験会と呼ぶ園も)があります。在園児に混ざって園庭や各クラスで遊ぶことができたり、体操の先生と一緒に運動遊びができる幼稚園もありました。
園庭開放日がある幼稚園なら、その日に遊びに行くこともいいでしょう。たった数回遊びに行くだけで、先生が子供の顔と名前を覚えてくれる幼稚園があり、その幼稚園の印象が非常に良くなったこともありました。
一方、幼稚園の説明会はもう少しかしこまった場です。先生が幼稚園の概要を説明してくれたり、その幼稚園に子供を通わせているママが話をしてくれることもあります。説明会では最後に質疑応答の場が設けられているので、疑問があれば聞くようにしてください。
幼稚園の説明会は予約が必要な場合もありますので、事前に園に問い合わせをしておきましょう。なお、幼稚園の説明会には上履きの持参が必要な場合があります。筆者が説明会に参加したときは子供の上履きをまだ持っておらず、急いで買いに行くことになって少し焦ったのを覚えています。
幼稚園の入園準備4:幼稚園の願書配布~提出、選考
願書配布は9月頃、願書提出は10~11月が一般的
幼稚園の願書の配布は早い園だと9月頃からです。願書の提出時期は10月~11月で、その後、面接などの選考が行われます。プレ保育に通っている子供は、面接免除や願書の件で優遇がある場合があります。その辺りもあらかじめチェックしたり、幼稚園に確認しておきましょう。
願書の配布数が限られている園もある?
願書配布時の注意点ですが、配布される願書の部数が限られている幼稚園があります。そういった幼稚園の願書配布日には、願書を受け取るために早朝からパパママが並ぶこともあります。人気がある幼稚園では、「願書を受け取れず、入園できなかった」という話も聞きます。希望する幼稚園のこういった情報は先に調べておきましょう。
子供の選考はどういう順で行われるのかも要確認
また、幼稚園によっては願書の受け取り順や提出順で選考が行われる園もあります。幼稚園の願書配布~提出までは手順ややり方が園によって違うため、前もっての情報収集は欠かせません。
幼稚園の教育費は公立と私立で違う
公立 私立 教育費 12万546円 31万8,763円 給食費 2万418円 2万9,924円 学校外活動費 9万2,983円 13万3,705円 年間にかかる合計費用 23万3,947円 48万2,392円 月換算費用 1万9,496円 4万199円 2016年に文部科学省が行った「子供の学習費調査」の結果を抜粋し、表にしてみました。公立幼稚園では23万4000円/年、私立幼稚園では48万2000円/年と公立の2倍の費用がかかっています。公立と私立の費用の差は主に「教育費」から来ていることがわかります。私立は公立の2.6倍の教育費がかかっており、「給食費」や「学校外活動費」にはそこまで大きな差は見られません。この「教育費」の違いですが、私立幼稚園は園の教育方針により、さまざまな専門的教育を取り入れています。
必要な教具や、環境を整えるための費用であったり、専門教員を雇うための人件費などもかかってきます。また、教育のために、施設自体へ投資されている可能性もあります。それぞれの教育に必要となる費用などが上乗せされたうえで、各幼稚園で教育費の料金設定が行われるため、どうしても公立幼稚園よりも私立幼稚園の方が費用が上がってしまうのです。
まとめ:子供の入園希望年度の1年前から幼稚園について調べはじめましょう
子供の成長やパパママの都合・考え方もありますが、幼稚園を探すならできるだけ早いうちをおすすめします。最近は幼稚園が見学会を開催したり、プレ保育を実施したりと積極的にパパママに幼稚園の魅力をPRしてくれるようになりました。幼稚園に入園できる年齢は年々早くなる傾向にあります。保育園の延長保育と同様に、預かり保育を実施する園も増えてきています。
保育園に比べると幼稚園は教育に重点を置いています。話題のモンテッソーリ教育なども幼稚園で導入されていることが多いですね。そのため、共働き世帯でも子供を幼稚園に通わせることを考えている家庭もあるでしょう。子供を幼稚園に入園させると決めたなら、入園希望年度の1年以上前から、少しずつ情報集めをしてみましょう。新しいママ友との出会いや子供の友達が見つかることもありますよ!
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