レストランのサイゼリヤでキッズメニューを頼むとついてくる「間違い探し」。未就学児用のものだと安易な気持ちで取り組むと、その難度の高さに食事そっちのけで間違いを探すハメになります。このように難易度の高いサイゼリヤの間違い探しですが、なんと大人用「超難解 大人の間違い探し」が登場。大人用は左右が反転しているということで超難解というか、もはや鬼畜レベルの難しさ。なんでこんなに難しいんだーーー!! ということで、サイゼリヤの商品開発・小山明人さんに「間違い探し」について聞いてみました。
15分~20分で解けるレベルに設定
難しすぎる!大人の間違い探し
――大人の間違い探しが難しすぎると思うのですが、難易度はどのように設定されているのでしょうか。難易度設定間違ってないですか!? 小山明人さん(以下、小山)「間違い探しは料理が出てくるまでの時間に解くことを想定しており、約15~20分で大人の方が解けるレベルに設定しています。内容としては、見つけやすい間違いを7~8個入れて、残りは“少し”難しい間違いを入れるようにしています。何名かの社員に被験者になってもらい、実際に時間を測りながら難易度を調整する……、といった形で社内検証を重ね、間違いを練り上げています」 ――実際に社員の方に解いてもらいながら難易度を調整されていたんですね。サイゼリヤの方たちは、みなさん大人用が解けましたか? 小山「左右反転した上で、タイトル通りの『超難解』間違い探しですので…。こちらは社内でも解けない社員やだいぶ時間がかかってしまう社員もいるようです」
子どもは柔軟な思考で間違いを発見
子ども用の間違い探し
――大人用のみならず、子ども用でも難しい!という大人たちからの声もありますが、実際に子どもたちは解けているのでしょうか? 小山「年齢にもよりますが、お子さんでも解ける方はたくさんいます。お子さんは柔軟な思考でありのままにイラストを見ますので、かえって大人より早く間違いを見つけるということもあります」