新規感染者の減少に伴い、緊急事態宣言や県外移動の自粛もされ、賑わいを取り戻しつつある行楽地。政府はGo Toキャンペーンの再開を検討していますが、それに先立って割引などを相次いで実施。
札幌(旧北海道庁赤レンガ庁舎前通り)
旅行先として女性たちに人気の北海道でも札幌市が11月12日から『さぁ! サッポロ冬割』という独自キャンペーンをスタートします。 【冬の北海道・画像をすべて見る】⇒画像をタップすると次の画像が見られます
早いもの勝ち! 実質タダで宿泊も可能な太っ腹キャンペーン
12日にスタートする『さぁ! サッポロ冬割』の利用期間は2月末まで(3月1日チェックアウト日まで)の3か月半で、首都圏など北海道以外からの旅行者にも適用。1人1泊6000円以上(税込)の宿泊施設に泊まった場合、5000円が割引される超太っ腹な内容になっているんです。 割引対象の宿泊施設は11月5日時点で212軒。札幌の奥座敷で知られる定山渓温泉を含む、市内のほとんど宿泊施設が対象です。
北海道(いくらとイカソーメンの海鮮丼)
しかも、これだけではありません。宿泊した方には市内の飲食店などで使える「さぁ!サッポロ冬も泊まってスマイルクーポン」を1人2000円分贈呈。昨年も各地で宿泊客にこうしたクーポン券のプレゼントは行っていたため、覚えている方も多いと思います。地元グルメが豊富な北海道でも冬は特に美味しい物が多い季節。なにより割引分とクーポンを合わせたら合計7000円で、実質タダで泊まることも可能になります。 こうしたキャンペーンは全国各地で企画されていますけど、これらはいずれも自治体の手厚い補助金などによって実現。ただし、上限40万人泊という制約があるため、旅行を計画するならなるべく早いうちのほうがよさそうです。
北海道の各都市でもホテル割キャンペーンを実施!
また、同様のホテル割は北海道内の各都市でも行われています。 旭川市では1人1泊4400円以上で3000円割引される『あさっぴー割』、帯広市でも1泊6000円未満は半額、6000円以上は3000円引きになる『泊って遊ぼうおびひろ割』を実施中。これに加えて帯広ではホテル以外にも観光農園での農業体験をはじめ、地元の対象スポットでのアクティビティも半額(4000円以上の場合は3000円割引)となっています。
帯広(冬の十勝平野)
ほかにも小樽市では宿泊料金が最大半額になり、飲食店や観光施設、土産物屋などで使えるクーポン2000円分も付いてくる『もっと泊マル、オタル』、釧路市でも最大3000円オフの割引などの各種サービスを扱う『ステイクシロ』が展開中です。 なお、割引プランは地域、または各宿泊施設によって申し込み方法が異なります。対象の旅行会社・ホテル予約サイトから可能なところが多いですが、ホテル公式ページや電話などでの受付のみになっている場合もあります。詳細は各キャンペーンのサイトに書かれていますので、そちらで一度確認してみるのがいいでしょう。