お家でイタリア気分、どれほどに!?
成城石井で人気の冷凍ピッツァは、“石窯薪焼き”が自慢
ステイホームが定着した今、ランチもディナーも自宅でという人が増えているのではないでしょうか。そんな状況下において、いつもの食卓に変化球を与えてくれるのが「冷凍ピザ」。 【画像をすべて見る】⇒画像をタップすると次の画像が見られます スーパーやコンビニでは、“ちょっぴりプレミアムなピザ”が続々登場しています。なかでもパッケージのビジュアルにそそられるのが、成城石井の「四角い石窯薪焼きピッツァ」。 本格的な雰囲気にも関わらず、値段は庶民的で399~499円(以下、税抜)。弁当を買うより安いかもしれません。さてさてお味はどうなのでしょうか……。そこで今回は、成城石井の“四角い冷凍ピッツァ”を実食。魅力や注意点を正直にレポートしてみます。
実食したのは、新商品2種とド定番のマルゲリータ
左から、カルチョーフィ(アーティチョークとツナ)499円、マルゲリータ(トマト&モッツァレラ)399円、フルッティ・ディ・マーレ(3種のシーフード)499円
今回試したのは、全5種のうちの3種。 ①マルゲリータ(トマト&モッツァレラ) 399円 ②カルチョーフィ(アーティチョークとツナ) 499円 ※新商品 ③フルッティ・ディ・マーレ(3種のシーフード) 499円 ※新商品 ちなみに他の実食レポートの記事を拝見すると、“奇跡の味”とか“リピ買いが止まらない”とか大絶賛されています。果たして期待通りのレベルなのでしょうか……。心を落ち着け、お腹を減らして、冷静に食べてみたいと思います。 まず、基本情報の整理から。1枚の重量は250グラム前後で、1人で1枚を食べるとお腹一杯になるボリューム感。お店でお得なピザランチを食べるような量と大差はありません。原産国はイタリア。つまり、成城石井が国内製造しているものではなく、東京ヨーロッパ貿易株式会社という神奈川の貿易会社が輸入者になっています。 製品のアピールポイントとして記載されているのは4点。石窯薪焼きであること。イタリア産の海塩とトマト、エミリア・ロマーニャ産の小麦粉を使用していること。24時間発酵させた生地が60%使われていること。また、粉から生地を手作業で作り上げる「ハンドスクラッチ製法」を採用していること。この時点ですでに期待がぐんぐん膨らみます。さあ、焼いていきましょう!
加熱方法が難しく感じる人がいるかもしれない
加熱方法は、2ステップ。室温で解凍を30分した後に200~220度で4~6分焼くように表示されています。つまり、電子レンジ対応ではありません。また、温度での記載になっているため、ワット表示のトースターでの対応がよくわからず、不親切と感じる人もいるかもしれません。私の翻訳では、800~1000ワットでの同時間加熱がオススメです。
冷凍された状態。ここから30分間室温解凍する。急ぎですぐに食べたい場合は……?
ここでは電子オーブンを使い、220度で5分間焼き上げました。
焼き上がった新商品2枚。カルチョーフィ(奥)とフルッティ・ディ・マーレ(手前)
そしてもう一枚、イタリアンピザの中でも超王道のマルゲリータも同じように焼いていきましょう。冷凍なので仕方ない部分もありますが、バジルはフレッシュではなく、乾燥バジルをみじん切りにしたものがふりかけられています。