「お金に苦労しない生活がしたい」そう思うのは当然のことです。できれば年収の高い企業に努めたいですね。では生涯年収が高いのはどのような企業でしょうか。東洋経済オンラインが調査した新卒(22歳)で入社して定年(60歳)まで働いた場合の生涯年収が高い企業ランキングを紹介します。

生涯年収ランキングを発表

2020年に発表された生涯年収ランキングの1位はM&Aキャピタルパートナーズの13億4,379万円でした。2位はキーエンス(7億3,683万円)、3位は日本商業開発(6億8,703万円)、4位はヒューリック(6億4,576万円)、5位は三菱商事(5億9,504万円)と生涯年収ランキング上位の常連が並びます。

1位のM&Aキャピタルパートナーズの生涯年収は群を抜いていますが、平均年収が3,109万円と高いことが影響しています。

五大総合商社の三菱商事・伊藤忠商事・丸紅・住友商事・三井物産は11位までにランクインしており、就職ランキングでも人気なのがうなずけるでしょう。

生涯年収3億円超が増加傾向

対象企業の平均生涯年収は2億2,613万円でした。対象企業は異なるものの、一年前の調査の平均は2億2,304万円であり、約300万円増加しています。また、生涯年収3億円超の企業が増えているのも注目です。全体では7%にとどまりますが、昨年の調査では215社だったのが233社に増えています。