日本海に突き出た石川県の能登半島。日本海に面した外浦と富山湾に面した内浦に挟まれる形で日本海に伸びている日本海側最大の半島は、岬や断崖など変化に富んだ海岸が多く景勝地の多いエリアです。本記事では能登半島の見どころを11選を紹介します。
【1】千里浜なぎさドライブウェイ
日本で唯一、砂浜の上を車でドライブできる砂浜ロードです。日本海に面した約8km続く海岸で、5kmの区間をドライブウェイとして車で走る事ができます。千里浜の砂はきめ細かく粒子ひとつひとつが水分を含んで硬く引き締まっているため、自家用車のみならずバスなどの大型車でも走行可能です。
ドライブウェイには所々に茶屋が建っており、海鮮ラーメンや、焼貝などの磯料理を味わう事ができます。
【2】能登金剛
日本海沿いに約30kmに渡って奇岩や断崖などが続く景勝地です。
日本海の荒波によって侵食されてできた、高さ15m幅6m奥行き60mにもおよぶ「巌門」や、能登二見とも呼ばれている「機具岩(夫婦岩)」、映画『ゼロの焦点』にも登場した断崖絶壁の「ヤセの断崖」など見処満載です。
【3】男女滝(なめたき)
落札35m、能登半島随一のスケールを誇る滝です。5段になって滑るように流れる女滝と、8つの甌穴を結ぶように流れる男滝があり、2本の滝の総称として「男女滝」と呼ばれています。
門前町から輪島市へと続く県道わきにある滝ですので、アクセスも便利です。
【4】輪島朝市
輪島塗りでも有名な輪島市で平安時代より続く歴史ある市です。通称「朝市通り」と呼ばれる本町通りに200軒以上もの露天が並び、魚介類や海産物、野菜や民芸品など、様々な商品がならべられます。
勝浦朝市(千葉県勝浦市)や、宮川朝市(岐阜県高山市)と並び、日本の三大朝市にかぞえられている朝市です。
【5】白米の千枚田
国道わきから眼下の日本海に向かって急勾配な斜面に、小さな水田が幾重にも連れ重なっている棚田。日本海と棚田の美しい風景が楽しめる、能登半島観光を代表するスポットにもなっています。