仕事に、家庭に、プライベート。いろんな悩みが次から次へとやってくる！
そんな主婦のみなさんの「仕事に関わる、さまざまお悩み」を解決するためのこの企画。
今回は、自分の特技をいかせるお仕事探しについてのお悩みが寄せられています。
キャリアカウンセラー・水野順子先生にシゴトに関わるあれこれを相談しちゃいましょう！
•自分が得意なことで仕事がしたいのですが…
自分が得意なことで仕事がしたいのですが、得意なことが何か見つかりません。どうやったら得意なことがわかりますか？（ユウコさん）
自分の得意なことで仕事ができたら、慣れるのも早いですし、結果もだせそうですよね。
仕事探しにおいては、「好きなこと」「得意なこと」「需要があること（お金になること）」の３つを満たしている仕事が、まさに適職ともいわれます。
まずは「得意」なことから考えて、やってみたいと思える求人があれば、まさにそれが適職かもしれません。
何が得意か、見つからないということですが、得意なものを見つけるときには、これまでの経験の中から探してみるのが一番です。
仕事で経験してきたことはもちろん、家事や育児、人付き合いや趣味など、生活の中で経験したきたことにも、得意なことはたくさんあると思います。
仕事の経験にしても、生活の中の経験にしても、まずはこれまでやってきたことを細かく棚卸してみてください。
仕事では、どんな会社に勤めていて、どんな仕事を担当していましたか？
「一般事務」「接客販売」とざっくりとではなく、その仕事の中でやっていたことを細かく挙げてみましょう。
たとえば、「一般事務」と一言で言っても、電話応対、来客対応、エクセルでのデータ管理、伝票作成、受発注書作成、顧客への文書作成、ホームページの更新作業、商品のP R・・・
など、やっていたことをあげるとたくさんあるのではないでしょうか。
次に、細かく挙げたやっていたことを、こんな感じに分類してみてください。
・やっていて楽しい、面白いと感じていた仕事
・ミスが少なかった仕事
・簡単に感じた仕事や、あまり教わらなくてもすぐにできた仕事
・周りの人から褒められた仕事
ここに当てはまることが、あなたの得意な仕事ということができます。
もちろん、長くやっている仕事も得意と言っていいことです。
事務の仕事はあまり好きじゃなかったけど、職場の人と話したりお客さんの対応するのは好きだったなとか、仕事以外のことでも、楽しかったことや好きだったことがあれば、それも得意なことに加えてみてください。
そうすると、かなりたくさん「得意なこと」は見つかるのではないでしょうか。
そして、家事や育児、趣味の中でも、同じようにやってきたことを振り返ってみましょう。
子供の洋服や小物を作るのが得意だったり、掃除が得意だったり、友達同士を紹介するのが好きで周りからも喜ばれる……そんな経験がありませんか？
それも、あなたの得意なことと言えます。
大事なことは、得意なことをいくつか挙げてみたら、それがどんな仕事に生かせるだろうと求人を探してみること。
求人の中には「こんな人が向いています」と書いてあったり、「こんな人が活躍しています」と社員紹介をしていることもあります。
それを読んでみて、私のことかも・・と一つでも当てはまれば、その求人は、得意を仕事にできる可能性があるかもしれません。
まずは自分の経験を棚卸しして、求人と繋いでみる。そうやって、自分の得意を活かせるお仕事を発見してみてくださいね。
今回お悩みに回答してくれたのは…
水野 順子（みずの じゅんこ）／キャリアカウンセラー
キャリアコレクション代表。官公庁、企業人事、人材紹介会社勤務を経て、キャリアカウンセラーとして独立。こころとキャリアの専門家として、女性のキャリアデザイン、ダイバーシティ、女性の働き方を中心に幅広く活動中。著書にキャリアエッセイ『責めない しがみつかない 投げ出さない 自分らしい人生を受け入れ、楽しむ女性になるための48のコツ』、セルフケアエッセイ『３分で感情をリセットする心の整理手帳』。
得意分野は
女性のライフキャリアデザイン／働く人のメンタルヘルス／働きやすい組織づくり／ダイバーシティ／女性活躍推進
提供・しゅふJOBナビ
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