「大好きだったファストフード店が日本から消えてしまい残念な思いをした」という方も多いでしょう。人気があると思っていたのに消えていったファストフード店。その理由は何なのでしょうか。4点をピックアップしてみていきます。

ダンキンドーナツ

ダンキンドーナツは、30ヵ国以上に店舗を展開する大手のドーナツチェーンです。1948年にアメリカで創業し、1970年に日本に進出しました。しかし1998年には日本から撤退しています。

その理由の一つはミスタードーナツの存在です。ミスタードーナツは日本市場にマッチした商品の投入や積極的なキャンペーンを展開しています。一方、ダンキンドーナツは積極的なマーケティングを行わず競争に敗れていったようです。

ハーゲンダッツ

アイスクリームのハーゲンダッツも2013年に日本での店舗運営を終了しています。撤退理由としては、ハーゲンダッツの認知度が広まり、人件費がかからないコンビニやスーパーのみで販売したほうが利益率はいいことによるようです。小売での販売は好調です。

BEN&JERRY’S(ベン&ジェリーズ)

アメリカ発のアイスクリームブランドBEN&JERRY’Sも2020年1月に最後の店舗ららぽーと豊洲が日本から撤退しました。日本には2012年に表参道ヒルズに店舗ができ、連日行列ができていました。しかし、日本国内での生産の目途がたたず事業終了を決定したようです。