家事に子育てに毎日忙しいけど…子どもがいない間に、少しでも働きたい！と考える主婦は多いもの。
主婦が最もスケジュールの融通をつけやすいのは「午前中」！夫は仕事・子どもは保育園や学校に行っていて、自分の時間が確保しやすいのです。
午前中だけできるお仕事はどんな職種があるのでしょうか？
そこで今回は、
・午前中だけのお仕事と時給事情
・午前中だけのお仕事のメリット・デメリット
・午前中だけのお仕事の探し方
をご紹介します！
午前中だけのお仕事と時給は？
午前中だけでOKなお仕事は、どのようなものがあるのでしょうか。
「しゅふＪＯＢ」「タウンワーク」「マイナビパート」を使って
午前中だけのパート＆高時給のお仕事を検索してみました。
◆しゅふＪＯＢ（東京版）
時給高めの職種：テレアポ、介護、保育園補助スタッフ、ベビーシッターなど
◆タウンワーク（東京エリア）
時給高めの職種：看護師、警備、配送業など
◆マイナビパート（東京エリア）
時給高めの職種：個別塾講師、テレアポ、介護など
午前中のパートは思ったよりも種類が豊富！
意外にも高時給のお仕事が多くありました。
特に配送などの移動を伴うお仕事や、営業・テレアポは時給が高めな傾向があります。
また、朝7時以前から始まる介護・看護など、早朝勤務のお仕事も、高めの時給が設定されています。
最近人気の午前中パートは居酒屋さん。
えっ？？と思われるかもしれませんが、お店が営業開始をする前につまみを作っておく「仕込み」のお仕事が多いのです。
接客などはなく、日中の静かな店舗で、主婦仲間とやきとりの串を打ったりサラダを和えたり…手順通り進められれば残業もほとんどないので、人気なのも頷けます。
ほかにも、調理・盛り付け、清掃のお仕事、スーパーの品出し・陳列、コンビニのレジ、ファミレスなど飲食店のキッチン・ホールなど…
こんなにたくさんの職種があるのなら、午前中の限られた時間でも、自分に合った仕事が見つけられそうですね。
午前中だけのパートのメリット・デメリットは？
ここでは、実際に午前中だけパートで働いている主婦に、午前中だけのお仕事のメリット・デメリットを聞いてみました。
どうやら主婦でも、子育て中かどうかで感じ方が違うようです。
•子育て中の場合
◆メリット
・子どもが帰宅する前に帰れる。
・子どもの予定によっては朝11時上がりなども可能。
◆デメリット
・朝、子どもを見送る前に自分が出勤となり、朝7時出勤は早すぎて後悔している。
・子どもの長期休み期間中は午前中だけとはいえ、結局子どもを一人にさせてしまう。
•子育てがない主婦の場合
◆メリット
・残業しても帰宅は13時。昼食代もかからない。
・午後の予定に影響しないため、夕方からのダブルワークに最適。
◆デメリット
・午後の人と仕事量が同じなのに、午前中のシフトのみ時給が安い
・コンビニの主婦パート、午前中は希望が多くてシフトがすぐ埋まってしまう
そのほか、
「午後、疲れて昼寝してしまう」
「午前だけの勤務で疲れる自分が情けない……」
など、このような声もありましたが「ちょっと待って、お仕事に慣れるまではみんなそうだよ～！」と賛同の声も多くありました。
慣れてきたら他のことも頑張る！と割り切って、最初のうちはお仕事に慣れることを優先してもいいかもしれません。
午前中のみOKの仕事の探し方
ここからは午前中だけのパートの探し方をご紹介します。
先ほどお仕事検索をしてみた求人サイト
しゅふＪＯＢ
タウンワーク
マイナビパート
の検索機能を見てみましょう。
◆しゅふＪＯＢ
「勤務時間」で絞り込んでみましょう。
例えば7時～12時、というように勤務時間を指定できます。
これだけでかなり希望に近いお仕事が抽出されます。
また、しゅふＪＯＢで人気の検索条件「13時までのお仕事特集」もあわせて活用してみてください。
◆タウンワーク
絞り込み条件に「早朝・朝から」というキーワードがあります。
深夜～早朝にかけてのお仕事も出てくる場合があるので、不要な場合は避けながらチェックしてください。
さらに「主婦・主夫」という絞り込みをすると、主婦向きの職種がたくさん検索できます。
◆マイナビパート
「朝」というチェックボックスがあります。
「朝からの勤務も選べる」という感じのシフト性パートがたくさん抽出されます。
さらに「平日のみ」「主婦歓迎」などの検索ワードと組み合わせるのがよいでしょう。
このほかにもフリーワードに「午前中のみ」「午前中だけ」と入れて検索する方法があります。
元からある検索機能と組み合わせて、効率よく午前中の実のお仕事を探しましょう。
”働きたい時に働ける”スタイルも
シフトなどの勤務時間帯の指定がなく、自分が働きたいときに働けるお仕事を選ぶという方法もあります。
例えば、家事代行やベビーシッターなど、スポット的にサービスを利用するお客様が多いお仕事に応募するという手です。
自分で勤務する場所、時間を選んで仕事ができるので、決まった時間帯で働きたい人、曜日固定だと必ず出勤ができるか不安…という人にもおすすめです。
たとえば、ベビーシッターサービスの大手ポピンズが運営する「スマートシッター」では、スマートフォンから希望の場所・日時のお仕事を選んで働くことができます。
お仕事探しからお仕事決定までの流れを見てみると、
１．スマートフォンで勤務可能な日・時間で検索
２．表示されたお仕事の中から、希望日・時間のお仕事に応募
３．お仕事内容を確認し、当日お仕事へ
４．仕事がおわったら、専用システムから完了報告を提出
研修・実習があるので、子育て経験があれば未経験からでもお仕事をスタートすることができるのだそうです。
また、『私の家政婦ナギサさん』の監修で話題になった「ダスキンメリーメイド」では、希望日・時間で働ける家事代行のお仕事を募集しています。
週1日から勤務OK！さまざまなエリアでお仕事が募集されているのでお近くで募集があるかぜひ見てみてください。
この働き方なら、希望の曜日や時間で働けるだけでなく、ゴールデンウィークや夏休み・冬休みなど子どもと一緒に休みを取りたいときには仕事を入れなければまるっとお休みすることもできます。
家庭と仕事の両立！賢い時間活用術
これからパートに挑戦しようと考えている主婦にとって、仕事と家庭を上手に両立することができるのか？と不安に感じている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
特に”午前中だけ”と働く時間が限られている主婦には、スケジュール管理が欠かせません。
仕事と家庭の掛け持ちの忙しさの中でも、うまく時間をコントロールする方法で大切なのは…いかにやるべきことに優先順位をつけるか、ということ。
『自分らしいキャリアも幸せも手に入れる！「働くママ」の仕事術』の金沢悦子さんによると、やらなければならない仕事、家事、育児などといった作業をA〜Dの4つに仕分けるといいそうです。
A：緊急度も重要度も高いもの
B：緊急度は低いが、重要度が高いもの
C：緊急度は高いが、重要度が低いもの
D：緊急度も重要度も低いもの
Aから順に優先度の高い作業になっていて、Dの優先順位が最も低くなっています。
BとCでは、なぜBのほうが優先度が高いのでしょうか？
「重要度の高いもののほうを優先すべき」。
金沢悦子さんいわく、重要度が高いものには将来の自分の成長の糧となるような作業が含まれていることが多いからだそうです。
一方で、Cの作業は効率化を測れるように工夫をして、費やす時間を減らす努力をするべきなのだとか。
ちょっと難しそうですが、何からやるか、の順番が決まっているだけでも、１日の時間が有効につかえるようになるもの。
仕事も家事も、きちんとできてる！と実感しやすくなりますし、自己肯定感も高まります。物は試しに、やってみてください！
まとめ
午前中だけのお仕事は、主婦パートならではの働き方。家事や育児をこなしながら働くには、午後の予定に影響せず、短時間で働けるというのはとても大きなメリットです。
オープン前のお店の準備など、静かな環境でマイペースに働くことができる、という魅力もあります。
午前中のパートは、思ったより職種も件数もありますよ。まずは家から近くのお仕事で働いてみてはいかがでしょう？
提供・しゅふJOBナビ
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