「もう限界~!仕事に育児に家事に……ストレス発散したい!!」
と思っているママさん、いつもお疲れ様です。座る暇もないくらいやることがたくさんで、疲れ切っていらっしゃるのではないでしょうか。
今回は「働くママの育児ストレス解消法」に焦点を当て、
・ワーママの方が、専業ママより幸福度が高い?
・それでも陥る育児ストレスの症状と原因は?
・手軽な育児ストレス解消法は?
の3つの観点で紹介します。
ワーママの方が、専業ママより幸福度が高い?
毎日忙しく働くママ。育児ストレスもあって大変ですが、幸福度は専業ママよりも高い傾向があるといわれています。
確かにワーママになることによって、
・収入があり、自由になるお金も持ちやすい
・家庭以外に認められる場所がある
・育児から離れる時間ができる
というメリットはあります。
反対に、専業ママにだって
・育児に集中でき、子どもと過ごす時間が多く持てる
・趣味や園行事などに時間を割くことができる
・体力的な余裕ができる
などのメリットがあります。
どちらが幸福か? と、いうことは人それぞれですが、それでも確かにワーママでなければ得ることができない幸福感というものは存在します。
それは、社会的に認められたとき。
”〇〇ちゃんのママ”ではなく、自分自身の力を認めてもらえた時の幸福感は、社会に出ているからこそ得られるものでしょう。
三菱総研が行なった2016年のアンケート調査では、ワーママのおよそ67%、専業ママはおよそ64%が、幸福度が高いと答えています。
注目すべきは、その推移。
2011年時点では、専業主婦が69%、ワーママが63%と、専業ママの方が幸福度が高かったのに対し、2015年時点では逆転しています。
ここ数年でワークライフバランスが徐々に浸透していることがワーママの幸福度を押し上げていると考えられます。
ちなみにアメリカの世帯調査では、専業ママのほうがストレスを感じやすいというデータも。日本も海外も同じ傾向にあるようです。
仕事を持つママの方が専業ママよりも幸福度が高いという説がある一方、物理的に忙しい分、育児ストレスは増えてしまうのでは? という懸念もあります。
ストレスの症状と原因はどのようなところにあるでしょうか。
それでも陥る育児ストレスの症状と原因は?
幸福度が高いとされているワーママですが、それでもやっぱりストレスは存在します。
ワーママが抱える主なストレスは、おおきく3つの傾向に分類できそうです。
・仕事によるストレス
・経済的な不安によるストレス
・育児ストレス
です。
さらに詳しく見て見ましょう。
~働くママの育児ストレスの原因~
・パートナーの理解不足
・ママ友など、育児メインで話せる人が少ない
・スケジュールの調整疲れ
など
ワーママにとって一番のストレスになるのは、家庭を支えるパートナーであるはず夫の理解度や協力度合いが低いこと!
どんなに大変かを慮れなかったり、家事や育児をママ任せにして、残業を繰り返したり、付き合いで飲みが続いたりすると、ストレスは最高潮に。
夫が自ら率先して協力してくれるのが理想ですが、家事分担をしたり、育児協力を促すのも、ワーママのストレスマネジメントには必要かもしれません。
また、仕事に出る分、ママ友との交流や実家に出向く機会などが減り、思う存分、子どもの話をしにくいという環境面もストレスになりがちです。
子どもが成長してくれば育児自体は楽になりますが、今度は学校行事や受験、PTAなどのスケジュール調整が難しくなってきます。
悩みを口にするだけでもストレスのはけ口になるものですが、そもそも育児中のママが少ないと悩みを共感してもらいにくく、悶々と溜め込む結果になっているようです。
ストレスがたまりすぎると寝不足や体力低下による疲れ、めまい、だるさなどの症状が出ることもあります。
また、イライラが募って家族にあたってしまうようなことも……上手にストレスマネジメントをしたいものです。
では、ストレス解消法を考えていきましょう!
手軽な育児ストレス解消法は?
働くママのストレス解消には、おひとりさまになれるお出かけがGood!
美容院やマッサージなど、穏やかで喧噪と離れた空間で過ごすこともおすすめです。
また、自然に触れるのも効果的。公園のベンチでコーヒーを飲んだりするだけでも、日光を浴びて気持ちがサッパリしますよ。
ただし、誰かに子どもの面倒をお願いしなければならないので、気軽にとはいかないものです…。
夫に頼れない場合は、保育園の一時保育を利用したり、ベビーシッターサービスを使って家に来てもらうという手もあります。
どちらもお金がかかるので気楽には利用できないかもしれませんが、適度に息抜きをしてまた仕事や育児を頑張れると思えば、安いものかもしれません。
では、もっと簡単にできるお手軽アイディアはないでしょうか。
•外出しなくてもできる!簡単ストレス解消法
ここでは日々実践できる簡単なストレス解消法をお教えします!
・一人でお風呂に入る、お布団で寝る
子どもが小さいとお風呂や就寝がどうしても子どもと一緒になることが多く、なかなかリラックスできません。
休日の数時間だけでも、育児をパパに任せて一人でお風呂に入ったり、眠ったりすると、自分でもビックリするほどのびのびできます。
・イヤフォンで音楽を聞く
子どもが寝静まったら、数分でもよいので好きな音楽をイヤフォンで聞く!という手もあります。外の世界と遮断され、いい気分転換になるのだとか。
新型コロナの影響でライブやコンサートのオンライン配信も増えました。子どもたちが寝てからビールとおつまみを片手にライブ観戦!というママさんもいましたよ。
・SNS、ブログ、日記を書いてみる
外の世界と自分一人で繋がれるネット上のコミュニケーションは、ストレス解消にも最適!
プライベートすぎるグチは公開せずに、自分だけの日記に書いちゃえばスッキリするかもしれません。スマホ上での日記アプリもいっぱいあるので、活用してみるのもおすすめです。
似た生活環境の人と繋がりたいなら、SNSを活用するという手もあります。
Twitterなどで「ワーママ」「1y5mママ(y=year,m=monthで1歳5か月の子のママ)」などで検索してみると、同じような働き方・子どもの悩みが共有できるかもしれません。
※しゅふJOBナビのTwitterも良かったら見てみてください♪主婦ライターさんの日常や新着記事のお知らせなどを更新しています!こちらから
・野菜を切る
とにかく野菜をみじん切りにするのもおすすめです。
単調な作業にはリズム運動と似たような効果があり、淡々と同じことをしていると、気分が落ち着いてくるということもあります。
筆者は怒り心頭のときに野菜を刻むのですが、最初は「なんなんだ!」とイライラぷんぷんしていた気持ちが、野菜が細かくなるにつれて薄くなっていきます。
単純作業を繰り返していると、脳がサボり始めて、だんだん無心で作業をすることができてきます。
これは仕事にも応用ができておすすめです(考え仕事の後に、データ入力やホチキスとめ、シュレッダーなどをまとめてやるとスッキリします)。
切り終わった野菜は、キーマカレーを作ったり、ピラフやチャーハンにしてしまえば、一石二鳥です。
ヨガやストレッチをする
ヨガのポーズや、ストレッチをしてみてはいかがでしょう。
酸素を吸って体を動かすと気分転換にもなりますし、ストレス解消もできて体の調子も良くなるのでいいところだらけです。
寝たままできるポーズや、5分あれば下半身がスッキリするポーズなどもあります。こちらでも紹介しているのでよろしければチャレンジしてみてください。
まとめ
幸福度が高いと言われるワーママですが、それなりに育児ストレスも悩みもありますよね。
なんといっても育児と仕事の両立で、自分だけの時間がないことがその大きな要因に。
今や専業ママと比べて多数派になったこともあり、働くママに対する理解も以前よりずっと深まってきましたが、社会的な動きは個人のストレス解消には即効性がありません。一人になれる時間を捻出する努力が必要です。
家族の協力を得ながら、うまく育児ストレスを解消できる環境づくりをこころがけていきましょう!
提供・しゅふJOBナビ
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