CMで韓国の今をキャッチIUもぐいっと一杯☆マイルドで飲みやい韓国焼酎って？
IU(アイユー)
今回紹介するのは、歌手や女優として活躍中のIU(アイユー)が出演した韓国焼酎(ソジュ)｢チャミスル｣のCM。澄んだ歌声で幅広い世代から愛されているIUがギターの弾き語りを披露しています。CMソングには、IUの３rdリパッケージアルバム｢Modern Times – Epilogue｣に収録されている｢金曜日に会いましょう(クミョイレマンナヨ)｣の歌詞をCM内容に合わせた替え歌バージョンを使用。原曲を聴いたことのある人なら、違いにすぐ気付くかもしれません。CM最後にはIUが気持ちい飲みっぷりを披露しています。
１． 金曜日、チャミスルはいかが？
２． いいね！
３．♪次から次に舞い込む仕事でくたくただけど
４．
５．乾杯～！
６．♪露のように澄んでて飲みやすい
ギターの弾き語りで｢金曜日、チャミスルはいかが？｣と尋ねるIUに、会社員たちが勢い良く｢いいね！｣と返事。夜遅くまで続く残業でくたくただけど、みんなと一杯飲む体力は別もの。露のように澄んでいていて夜遅い時間でも飲みやすく、IUもぐいっと一杯。
※CM写真提供：酒類製造会社｢HITE JINRO｣。
CMから垣間見る韓国のお酒事情とは？
その１ 時代はマイルド志向へ
健康を考える愛酒家や女性、若者を中心にアルコール度数が低いお酒のニーズが高まっていることから、2014年11月25日に｢チャミスル｣のアルコール度数を18.5度から17.8度に下げてリニューアル。また、二日酔いの原因となる｢ヘキサナール｣を取り除く竹活性炭で精製し、より飲みやすく仕上がっています。
※｢チャミスル クラシック｣は既存の20.1度。
その２ 24歳以下のアルコールCM出演禁止？
キム・ヨナ
2015年４月23日、満24歳以下の芸能人やスポーツ選手などのアルコール広告出演を禁止する｢国民健康増進法｣一部改正法案が国会常任委員会を通過。
テレビCMだけでなく、ラジオや新聞、ポスターなど全面的に出演を禁止する内容になっています。今回の法案は、元フィギュアスケート金メダリストのキム･ヨナが2012年４月にビールのCMモデルで活動した当時、｢青少年の憧れ的存在のキム･ヨナ選手がアルコールCMに出れば、10代の飲酒を助長する恐れがあるので制限すべき｣との意見が出ていたことがきっかけで提案されました。
ちなみに満19歳からお酒が飲めるのに何故24歳かというと、満24歳以下を｢青少年｣と規定している｢青少年基本法｣を改正法案に適用したため。
1990年９月生まれのキム･ヨナは既に規制の年齢を超えていますが、1993年５月生まれで2015年４月時点で満21歳のIUは年齢制限に引っかかるため、各種メディアでは｢キム･ヨナ法｣や｢IU法｣とネーミングされ話題に。今回紹介した｢チャミスル｣CMでしばらくIUのアルコールCMは見納めになるのではとファンから惜しむ声も上がっています。なお、改正法案はまだ国会の法制司法委員会と本会議通過が残っており、４月29日には法制司法委員会で｢職業選択の自由を侵害する恐れがある｣との指摘が上がりました。K-POPアイドルや若手俳優も数多く起用してきた焼酎やビールCMの今後に注目が集まっています。
CMで韓国の今をキャッチ
ドラマ、映画、K-POP、流行が目まぐるしく移り変わるエンタメ界に置いて、消費者の心を掴むために今売れている旬のスターを起用しているCMこそ韓国の最新情報がキャッチできる絶好のコンテンツ。そんな韓国CMから垣間見える韓国文化や社会現象などの小ネタポイントを併せてご紹介します！
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