生産者の顔が見える地場産のアイスクリームから、青森県名産のリンゴを使ったお土産にもぴったりな焼き菓子まで、十和田エリアならではのスイーツに出合えるショップをご紹介。気軽に立ち寄れる道の駅や、十和田湖の景色を眺められる素敵なカフェもあります。
1 相馬菓子舗
青森産リンゴを豪快にトッピングしたアップルパイ
父の代から45年以上続く、地元の人々の御用達店。マドレーヌや最中(もなか)など、自家製の和洋菓子を販売しています。中でも「アップルパイ」は、県外から買いに訪れる人もいる評判の品。中央に2つ割りのリンゴをのせてあり、味わいだけでなく、見た目も豪華です。リンゴは、基本的に甘みと酸味に富んだ青森県産の「紅玉(こうぎょく)」を使用。季節により「紅玉」を親に持つ「あかね」などに変わることもあります。砂糖で煮ずに生のままパイにのせて焼いているので、リンゴの風味を十分に味わえます。
全国的な菓子コンクールで優勝した銘菓も人気
今では東京の洋菓子店で修業した二代目が始めた「アップルパイ」が名物になっていますが、昔からのなじみ客には「十和田アップルケーキ」も広く愛されています。父から受け継いだレシピで作る焼き菓子で、第20回全国菓子大博覧会で名誉金賞に輝いた、知る人ぞ知る逸品。バターの風味たっぷりのスポンジ生地に、シロップ漬けのリンゴが入っています。バラ売りの他、化粧箱入りもあり、贈り物にも最適です。
青森県十和田市西十一番町22-7
JR七戸十和田駅から車で約21分
青い森鉄道三沢駅から車で約26分
JR七戸十和田駅から十和田観光電鉄バス三本木営業所行き乗車約35分、「官庁街通」下車徒歩約11分
営業時間:8:00~19:00
定休日:不定休
0176-23-4841
駐車場:無料
2 手作りジェラート店NAMIKI
搾りたてミルクと地元の農産物で作るオリジナルジェラート
青森県の七戸町にある牧場「金子ファーム」が開いたジェラート店。自社で育てたジャージー牛の新鮮なミルクを原料に、毎朝、その日に提供する分だけ手作りしています。ジャージー牛は、濃厚なミルクを出すことで知られる乳牛。搾乳後は低温殺菌し、こっくりとした味わい深いジェラートに仕上げています。さらに地場野菜やフルーツをミックスし、様々なフレーバーにアレンジ。一番人気の「ジャージーミルク」や「チーズ」など定番8種類に加え、「リンゴ」や「カシス」、「パンプキン」他、期間限定品も常時3種類ほど揃います。
牧場産グルメのランチやお土産も揃う
喫茶スペースに並ぶお土産は、菜の花のハチミツや菜種油、青森県産のブルーベリーのジャム、ビーフジャーキーなど。牧場内で育てた素材を使ったものを中心に、「金子ファーム」特製の品々が揃います。
また、店の隣にはステーキやハンバーグといった、牧場産の牛肉で作ったランチを味わえる「牧場ごはんNARABI」もあります。
食後は芝生広場へ。八甲田山(はっこうださん)やトウモロコシ畑を望みながらくつろぐことができます。
青森県上北郡七戸町字立野頭69
JR七戸十和田駅から車で約7分
営業時間:10:00~18:00(10~5月 ~17:00) ※牛乳がなくなり次第終了
定休日:無休 ※臨時休業あり
0176-62-2646
駐車場:無料
3十和田湖マリンブルー
リンゴ1個分を味わえる、食べ応えたっぷりのアップルパイ
十和田湖を眺めながら、のんびり過ごせるカフェ。看板メニューは、「ふじ」を中心に県産のリンゴを使った「手作りアップルパイ」です。中には、コンポートにしたリンゴが丸ごと1個分入ります。シナモンを使わず、甘さ控えめに仕上げてあり、食材のおいしさを感じさせる素朴な味わい。ボリューム満点ながら、あっさりとしているので女性でもペロリと食べられます。
「手作りりんごシャーベット」もおすすめ。リンゴのシロップやレモン果汁を加えており、凝縮したリンゴの風味を楽しめます。
湖水のレジャーも充実したレイクサイドカフェ
カフェがあるのは、十和田湖のある「十和田八幡平国立公園」内。湖のほとりに立ち、周りを豊かな自然に囲まれています。建物は、景色とよく調和するウッディーテイスト。青森ヒバや秋田杉をふんだんに使い、湖を見渡せるよう3方がガラス張りになっています。
晴れた日は、ぜひ屋外へ。テラス席では春の新緑、秋の紅葉といった四季の景色を楽しめる他、有料のバーベキュースペースもあります。また、目の前に桟橋があり、手こぎボートや白鳥ボートといったボート遊びもできます。
秋田県鹿角郡小坂町十和田湖休平
JR七戸十和田駅から車で約77分
青い森鉄道三沢駅から車で約85分
4月下旬~11月上旬 8:00~18:00
定休日:無休
0176-75-3025
駐車場:無料
予約不可(テイクアウトの予約は可)
4 道の駅とわだ・とわだぴあ「匠工房」
十和田の野菜やフルーツをソフトクリームに
「道の駅とわだ・とわだぴあ」の体験施設「匠工房」にあるソフトクリームスタンド。名物は、十和田市の農産物で作った「農アイス」です。2種類あり、1つは十和田産米の「まっしぐら」を練り込んだもの。なめらかな舌触りで甘さ控えめ、さっぱりとした後味が魅力です。 もう1つは、地元で採れた大豆「おおすず」を使った豆乳風味で、季節の産直食材をアレンジしたソースやトッピング付き。中でもビーツでピンクに色づけした春掘りの長芋のソースや、夏から秋に登場するブルーベリーのトッピングが人気です。
「農アイス」に使う食材は農産物コーナーで販売
「おおすず」のソースやトッピングに使うのは、旬の食材ばかり。春には長芋、夏にはブルーベリーやトマト、秋はリンゴ、冬は甘みが強く黄色い金美(きんび)ニンジンと様々です。他に、季節野菜をヨーグルトとブレンドした「野菜シェーク」もヘルシーでおいしいと好評です。
また、この野菜類は「道の駅とわだ・とわだぴあ」の農産物直売コーナーで購入することも。「農アイス」の代わりに、地元の農家から直接届く新鮮な野菜や果物をお土産にしてはいかがでしょう。
青森県十和田市大字伝法寺平窪37-2
青い森鉄道三沢駅から車で約25分
JR七戸十和田駅から車で約31分
営業時間:10:00~17:00(水・木曜は~16:30の場合あり、11~3月~16:00)
定休日:12月31日・1月1日
0176-20-8255(産直とわだ)
駐車場:無料
※掲載の内容は、記事公開時点のものです。変更される場合がありますのでご利用の際は事前にご確認ください。
記事公開:2019/09/11
提供・星野リゾート みちくさガイド
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