紹介ペースが遅く「入会したことを忘れそうになる」声も
実際に利用している人たちに聞いてみたところ、「運営会社がしっかりしてるから安心できる」「見た目や肩書きではじかれないのは嬉しい」「友達や職場の人に写真でバレる心配がない」という利点があるとのこと。 しかし、一度にたくさんの人を紹介されるわけではなく、紹介のペースも遅いため、「入会したことを忘れそうになる」という声もありました。確かに、恋人候補を毎日何人も紹介してくれる親友はそうそういないので、「親友からの紹介のような」という看板に偽(いつわ)りなしですが…。テンポよく話が進む従来のマッチングアプリに慣れている人は、ちょっとやきもきしてしまうかも。 最近利用を始めたAさんは、knewから2人紹介してもらい、そのうち1人とマッチングしたものの、まだ会うには至っていないとか。 「ビデオ通話5分は短すぎました。せめて15分くらい欲しいです」 とのこと。まだ始まって日が浅いサービスなので、改良の余地ありのようです。 他のアプリと並行しながら気長に取り組むのがちょうどいいのかも。焦らずじっくり探したい人向きです。
ゲームしながらカップル成立を目指す「恋庭」
次は、フレンドと協力して野菜を育てたり庭の手入れをしながらカップル成立を目指す箱庭系シミュレーションゲーム「恋庭」(バンク・オブ・インキュベーション、2021年4月リリース)。
株式会社バンク・オブ・インキュベーション プレスリリースより
最初の段階でわかるのは、フレンドの名前、性別、年齢(年齢は非公開にもできます)とアバターの見た目のみ。これだけのプロフィールで3人のフレンドを選びます。
プロフィールはこんな感じです
クエストをクリアするたびに、相手のプロフィールが少しずつ公開されていきます。 「メッセージを○回送り合うこと」というクエストをこなしたり、「○○さんとデートするとしたら家デート?外デート?」という一問一答に答えたりしているうちに、顔がわからないのに不思議と親近感がわいてきます。また、説明を読まずに勝手にクエストを進めようとしたりアイテムの消費をこちらに押し付けてくる人などもいて、ある程度相手の性格や傾向が見えてくるのも面白い。こうして、フレンドとそれぞれの庭の手入れをして、この人だと思う人に告白するという流れです。 親密度が上がると「告白」というコマンドが開放され、両思いならフレンドから晴れて「カップル」になれます。