少しずつ冬の気配を感じる季節は、体があたたまるスープが恋しくなります。そういえば、肌寒い季節に訪れたパリのビストロで、みんながアツアツのオニオングラタンスープを頬張っていたな〜と、懐かしい思い出が蘇ってきました。

でも、玉ねぎだけのオニオングラタンスープはシンプルだからこそ、難しそう…。ということで、料理研究家の口尾さんに作り方を教えてもらいました!

トロトロで香ばしく、心も体もあたたまるオニオングラタンスープのレシピを紹介します。

シンプルだけど奥が深い!オニオングラタンスープの作り方

寒くなったら食べたくなる!パリのビストロ風とろ〜りチーズのオニオングラタンスープ
(画像=『PARIS mag』より引用)

【材料】(2人分)
玉ねぎ:2個
バター:20g
サラダ油:適量
ローリエ:1枚
白ワイン:1/2カップ
スープストック(チキン):500〜600ml
塩:小さじ1
バゲット:2cmの厚さのものを3~4枚
グリエールチーズ(ピザ用でもよい):30〜50g

【作り方】

  1. 玉ねぎを切ります。
寒くなったら食べたくなる!パリのビストロ風とろ〜りチーズのオニオングラタンスープ
(画像=『PARIS mag』より引用)

薄くスライスします。スライサーを使ってもよいです。

2.玉ねぎを炒めます。

寒くなったら食べたくなる!パリのビストロ風とろ〜りチーズのオニオングラタンスープ
(画像=『PARIS mag』より引用)

鍋にバターとサラダ油を入れ熱し、玉ねぎのスライスを炒めます。強火で炒めはじめ、玉ねぎの水分がとんできたら中火にして全体にキャラメル色になるまで炒めます。

キャラメル色になるまで炒めることが、きれいな茶色のスープにする秘訣です。

3.ワイン、スープストックを入れ煮込みます。

寒くなったら食べたくなる!パリのビストロ風とろ〜りチーズのオニオングラタンスープ
(画像=『PARIS mag』より引用)

玉ねぎの色がついたら、白ワイン、ローリエを入れ、ワインのアルコール分を飛ばし、スープストックを注ぎ、沸騰したら40分~1時間煮込みます。

4.味を整えます。

寒くなったら食べたくなる!パリのビストロ風とろ〜りチーズのオニオングラタンスープ
(画像=『PARIS mag』より引用)

スープができたら塩、こしょうで味つけをします。

5.バゲットと一緒に器に盛ります。

寒くなったら食べたくなる!パリのビストロ風とろ〜りチーズのオニオングラタンスープ
(画像=『PARIS mag』より引用)

耐熱の器にバゲットいくつか入れ、スープを注ぎます。バゲットにスープがしみ込んだら、さらにスープを足し、スープの上に残りのバゲットを並べます。

6.チーズをふりかけ、オーブンで焼きます。

寒くなったら食べたくなる!パリのビストロ風とろ〜りチーズのオニオングラタンスープ
(画像=『PARIS mag』より引用)

上に載せたバゲットにスープがしみ込んだらチーズをふりかけます。200℃のオーブンで5~10分焼きます。チーズが溶けて、グツグツとしてきたらできあがりです。

寒くなったら食べたくなる!パリのビストロ風とろ〜りチーズのオニオングラタンスープ
(画像=『PARIS mag』より引用)

バゲットがたっぷり入ったボリューム満点&アツアツのオニオングラタンスープは、まさにパリのビストロで食べた味!玉ねぎがたっぷり入っているので、栄養も◎。フランスでは二日酔いに効くとも言われているんだとか。

じっくり丁寧に炒めて、煮込む。シンプルだからこそ、きちんと作りたい料理のひとつです。ゆっくりと料理に取り組む時間も楽しみながら作ってみてくださいね。


提供・PARIS mag(シンプルで上質なライフスタイルを提案するWEBマガジン)

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