入浴タイム!飯坂温泉のお湯へ行こう!
日本最古の木造建築共同浴場!鯖湖湯
鯖湖神社のすぐ隣にあるのが鯖湖湯。奥の細道の旅の途中に松尾芭蕉が立ち寄ったと伝えられる温泉です。明治22年に共同浴場として建てられ、日本最古の木造建築共同浴場とされています。源泉かけ流しで高音の湯として知られるので、熱いお風呂が好きな方にはおすすめです。
ちなみに鯖湖(さばこ)は昔は佐波子と書かれ、ヤマトタケルが病にかかった時に佐波子湯に入って元気になったという言い伝えがあるとか。およそ1,000年前に成立したとされている拾遺和歌集の歌にも「さばこ」名前が詠まれています。
飯坂温泉の歴史は紀元前3000年ごろまで遡ると言われています。縄文時代の人たちは温泉をどのように利用していたのか、想像を巡らせてみてはいかがでしょう。
1,200年の歴史!鯖湖湯に次いで古い公共浴場・波来湯
歴史は古いですが、建物は平成23年に新築されたとあって新しい波来湯(はこゆ)。源泉かけ流しと調整されたお湯の二種類が楽しめる浴場です。入り口から地下1階まで降りていくと受付があります。
旅館によって工夫がいっぱい!宿の温泉もおすすめ
「飯坂温泉湯ったり切符」を買った人は旅館の温泉も楽しめます。旅館によって、特色があるのでよく吟味してから行くのがおすすめです。
波来湯のすぐ近くにある福住旅館は、入り口が5階で、温泉は1階なので、エレベーターで降りなくてはいけません。
1階にはひょっとこ風呂とおかめ風呂があり、どちらかが男湯か女湯になっています。このときは、湯船に果物のリンゴが浮かべられリンゴ湯になっていました。露天風呂もあるので、寒い日には雪見温泉が楽しめます。