パートだってバリバリ稼ぎたい!と考えている主婦は多いもの。やはり高時給・高収入のお仕事と言えば、営業職です。
でも、外出の多い仕事は、保育園・学校からの呼び出しにすぐに対応できないなどのデメリットもあります。
高時給で働きたい、営業でもなんでも頑張りたい!と思っていても、子どものことを考えるとなかなかその希望が叶わないこともあるのではないでしょうか。
そんな営業希望の方におすすめな働き方として、内勤営業という選択肢があります。やりがいも収入もしっかりあるお仕事です。
今回は
・内勤営業のお仕事内容について
・内勤営業の収入について
・内勤営業の実体験の声
をご紹介します!
お仕事の選択肢が広がるように、確認していきましょう!
内勤営業のお仕事内容は?
内勤営業とは、その呼び方の通り外出をせずにオフィス内で営業をする職種です。電話やメール等の通信手段を使ったり、来店されたお客様に直接カウンターで営業をするお仕事です。
最近では、ベルフェイスやzoomなどテレビ電話ツールを使って内勤でも対面営業をする会社も増えています。
業務は、電話で営業をしたり、お問合せ対応をしながら提案をおこなったり、外回り営業のアシストをするなど、仕事は多岐に渡ります。
例えば以下のような業務内容があります。
•カウンター営業
来店するお客様との商談や契約、コンサルティングを行います。保険や不動産の店舗、携帯電話の通信機器ショップなどで活躍しているのを見かけますね。
•電話営業(テレアポ)
お客様へ電話をかけて、商品の紹介、提案、売り込み、アポ取りなどを行います。既に取引があるお客様に再度商品をお勧めして追加購入をしていただいたり、全く取引実績のない新規のお客様にサービス案内をして商品を提案する場合もあります。
内勤営業は、パート採用も積極的な求人が多くあります。
特に、主婦層から人気があるのはテレアポのお仕事。
採用人数が多かったり、シフトが柔軟でお休み相談がしやすかったり、特別なスキルや経験がなくとも比較的採用されやすい職種です。パソコン操作があまり得意でなくてもできる仕事が多いことも魅力です。
内勤営業のメリットって何?
•高時給・インセンティブ等で収入が多い
内勤営業のお仕事を選ぶ一番の魅力は、他のお仕事と比べて高収入かつインセンティブがあるケースが多いことでしょう。頑張った分の報酬はキッチリもらえるというお仕事がほとんどです。下記は、パート求人サイト「しゅふJOB」で掲載されている、一都三県の職種別・平均時給の比較です。
内勤営業 …平均時給1,394~1,440円
一般事務 …平均時給1,197円
販売・接客…平均時給1,025円
内勤の中でも最も人気のある「一般事務職」より約200円時給が高く、多くのパート主婦が働いている接客・販売のお仕事と比べると約300円も時給に差があります。
この平均時給で働いたら、例えば10時~16時(1日5時間)でも、約7000円の収入になります。
他にも、外回りがある営業と比べて、昼食は弁当持参や社食利用などができるのでカフェやコンビニに立ち寄る必要もなく、飲食代を抑えることができるので、出費も抑えられそうです。
•スーツじゃなくてもOK!の職場が多い
そして直接お客様に対面しないテレアポでは、身だしなみへの自己投資が必要ありません。スーツでなくてもビジネスカジュアルであればOKの職場が多く、中には服装自由で全く問わない会社や、染髪・ネイルOKのところも多いです。外勤営業はしっかり稼げる仕事でもありますが、外出時間が長い分、昼食代や休憩で思った以上に飲食代がかさむこともありますよね。また、お客様と直接会いますから、身だしなみを整えるのにある程度の投資が必要です。
それを考えると、実入りは多く、出費が少ない内勤営業が稼ぎたい主婦に人気なことも頷けます。
•一般事務職よりも採用されやすい
主婦パートの人気No.1、一般事務の仕事と比べて、採用されやすいのもメリットのひとつです。東京都を例に挙げてみると、2020年3月、一般事務職の有効求人倍率は0.5倍。事務職で働きたい人が多いので、求人募集に対して2倍の応募者がいて競争率が高い状態です。
対して、営業・販売関連事務職(電話営業など)の有効求人倍率は1.03倍。求人に対して募集人数が同じくらいの状態です。オフィス内で座って仕事ができることもあり、意外と穴場の職種ともいえるのです。
また、募集人数が多かったり、シフトが柔軟でお休み相談がしやすかったり、特別なスキルや経験がなくとも比較的採用されやすい職種です。パソコン操作があまり得意でなくてもできる仕事が多いことも魅力です。
•どんな人におすすめ?
特に、・子育てや介護などの家庭事情で働ける時間が限られている人
・家事も仕事もしっかり両立させたい人
・短時間勤務でもフルタイム並みの収入を得たい人
・パートでもやりがいのある仕事をしたい人
・ゆくゆく外勤営業職を検討している人
におすすめのお仕事です。
内勤営業でよかった点、苦労した点
内勤・外勤に関わらず営業職に共通することは、頑張れば頑張ったぶん成果に応じて収入が増やせる、という点です。
インセンティブがあるお仕事というのは、成果が出せずに苦しい時期もありますが、成果が出た時の達成感ややりがいを強く感じることのできるお仕事ですし、それが報酬という形で自分に返ってきます。
ただし、お客様からすれば、電話対応をしているのが社員かパートかはわからないし、関係がないものです。不必要な電話だとお叱りを受けることもあります。パートとはいえ、ある程度覚悟が必要なお仕事とも言えます。
•内勤営業のお仕事体験談
では、実際に内勤営業でよかったこと、苦労したことを聞いてみましょう。ここでは内勤営業に就業している主婦の体験談をご紹介します。◆不動産のテレアポ
・アポが獲れない時期は結構メンタルにきますが、好調のときはこの仕事が好きだと思えます。
・特にメンタル面の自己管理はしっかりする必要がある仕事だと思います。
◆金融のテレアポ
・家庭の事情でフルタイム勤務が無理なため、ある程度シフトの融通が利くこの仕事はありがたい。
・パートでもフルタイム並みの収入が維持できています。
◆IT製品のカスタマーフォロー
・知識をつけるまでがとても大変だった。
・今も毎日が勉強ですが、自己成長につながっているなと自信がつきました。
◆メーカーのテレアポ
・BtoBの営業アポ取りは断りも多く、話を聞いてもらえないことも珍しくありません。
・仕事を始めた当初はガチャ!と切られてしまったりして落ち込みましたが、忙しい相手にも「話を聞いてみたい」と思われるためにはどうするかを考えながら自分で話法のノウハウを蓄積していくことが楽しいです。
・メンタルが鍛えられたと感じます(笑)
大変だけど、そのぶん目的を成し遂げたときの達成感がとても大きいのもこのお仕事の魅力。
提案する商材やサービスによっても獲得率が変わってくるので、パートや派遣でいろいろな職場で経験してみるのも手です。
•内勤営業は大変そう…なら「お問合せ対応」を選ぶ手も
特別なスキルが不要で収入が多い仕事といえど、営業のお仕事。会社の顔としてお客様に商品やサービスを提案することはある程度の覚悟と努力が必要です。思っていたより大変そう…収入よりも、困っている人を助けたり、ストレスの少ない仕事がいいな。と思った方には、コールセンターのお仕事もおすすめです。
電話営業は、お客様のお困りごとを傾聴し、その上で課題解決をするための提案営業を行います。ゴールは商品やサービスを購入していただいたり、外勤営業が訪問するためのアポイントメントをとること。
コールセンターのお仕事は、同じくお客様のお困りごとを傾聴し、問題解決をするための提案を行いますが、ゴールはお客様のお困りごとが解決したり、商品の購入ができたり、お客様の満足度を高めることです。
やはり電話営業と比べると時給は低くなりますが、採用人数が多かったり、シフトが柔軟なメリットはコールセンターでも同様です。
まとめ
内勤営業は大変なことも多いですが、その分やりがいと達成感を感じることができるお仕事です。
またパート主婦でも、しっかりと成果に見合った報酬がもらえる点も魅力的!
今はまだ短時間でしか働けない方も、内勤営業で提案営業力を磨いてスキルを維持できれば、ゆくゆく長時間勤務ができたり正社員になりたいときにも営業職に就く選択肢が持てます。
しっかり稼ぎたい方はチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
提供・しゅふJOBナビ
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