ねえ、どれがいい?
作:ジョン バーニンガム 出版社:評論社 たくさんある質問の中から自分で考えて答えを選んでいくという、主人公になりきって空想の世界で遊べる絵本です。質問の内容は奇想天外なものばかりで「選べない!」「どれもいや!」など親子で会話が弾みますよ。子供にその答えを選んだ理由を聞いてみると、子供の豊かな発想力に驚いたり、面白い答えに笑ったり盛り上がること間違いなしです。
4歳児の力を引き出す知育絵本
好奇心旺盛な4歳児の考える力や答えを見つける喜びを教えてくれるのが図鑑や知育絵本です。4歳の子供の可能性を引き出してくれますよ。
はっけんずかん どうぶつ 改訂版
作・編集:山口正義、今泉忠明 出版社:学研プラス イラストのあちこちに出てくるしかけの扉をめくると、質問の答えや巣の中など普段は見られない部分を覗けるなどたくさんの「はっけん」が出来る図鑑です。ページをめくるたびにワクワクドキドキがいっぱい詰まっているので、4歳児の好奇心を刺激してくれます。
1から100までのえほん
作:たむら たいへい 出版社:戸田デザイン研究室 たくさんの動物や乗り物が出てきて、ストーリー性もあるので楽しみながら数が学べる知育絵本です。1から100まで丁寧なイラストで細かく描かれています。絵が5個ずつになっているので数えやすく、この本1冊で100までの数の概念を学べますよ。
とけいのほん1
作:まつい のりこ 出版社:福音館書店 どんぐりぼうやと時計の針「ちび」と「のっぽ」が、時計の読み方をわかりやすく教えてくれる絵本です。とけいのほん1では針の進むスピードが違うことや、「何時」「何時半」を学べます。「とけいのおべんきょう」ではなく、読んでいくことで自然ととけいの概念を理解できますよ。とけいのほん2では「何時何分」を学べるので、1の内容を理解出来たら2にステップアップするといいでしょう。
4歳児が自分で読むのにぴったりな絵本
完璧ではないけれど、少しずつひらがなが読めるようになる4歳児。ひらがなを理解し始めた子供が自分ひとりで読める絵本をご紹介します。自分で読むといつもとは違う発見があるかもしれませんね。
わゴムはどのくらいのびるかしら?
作:マイク サーラー 絵:ジェリー ジョイナー 訳:きしだ えりこ 出版社:ほるぷ出版 主人公がわゴムがどのくらい伸びるのか試してみようとさまざまな場所に出かけていくお話。いつわゴムが切れてしまうのか、読みながらハラハラドキドキを楽しめます。文字が少なく読みやすいので、4歳児でも絵本の世界に入り込んで自分のスピードで読めますよ。
14ひきのあさごはん
作:いわむら かずお 出版社: 童心社 ほのぼのとしたイラストが人気で、ねずみの大家族が描かれた14ひきのシリーズ。大家族がみんなで協力しておいしい朝ごはんを用意して、賑やかに食卓を囲む様子が楽しめます。色彩豊かでねずみの動きなどが細かく描かれているので、絵本を開くたびに新しい発見ができますよ。1ページに1文と少ない文章なので、自分で読むのにぴったりな絵本です。
す~べりだい
作・絵:鈴木 のりたけ 出版社:PHP研究所 こんなすべりだいで遊んでみたい! とワクワクしちゃういろいろな形のすべりだいが出てくることばあそび絵本。「すーーーべりだい」「するするべりべりだい~ん!」など子供なら夢中になってしまうこと間違いなしの面白い響きの言葉がたくさん出てきます。単純な言葉ばかりですが読み方で雰囲気が変わるので声色を変える、抑揚を付けてみるなど子供が感じたまま読んで楽しめる絵本ですよ。
まとめ
4歳の子供に人気の絵本や、自分で読める絵本をご紹介しましたが、いかがでしたか? 絵本は子供とコミュニケーションが自然にとれて、会話を楽しめるものです。また、絵本を通じて知らなかった世界を知るきっかけになり、子供の好奇心を満たしてくれます。身体と心の成長がめざましい4歳児の助けになってくれる絵本。ぜひ積極的にいろいろな絵本に触れ合ってみてくださいね。
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