緊急事態宣言が明けた10月から、テレワークから出社に切り替わった人達が多いようです。“強制出社”や“満員電車”がTwitterのトレンドワードにもなり話題になっていましたよね。
写真はイメージです(以下同じ)
今回は、週5出社になってモヤモヤする女性のエピソードをご紹介しましょう。
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10月から週5で出社に
斉藤祐美子さん(仮名・37歳・派遣社員)は、10月からいわゆる“強制出社”になりました。 「宣言中は週2でテレワークでしたが、明けたらすぐに週5出社になってしまいました。私は病むぐらい感染予防しているので通勤電車が怖くて。会社まで1時間ぐらいかかるんですよ」 祐美子さんは、電車の中では席が空いていても絶対に座らず、つり革や手すりにも触らないように注意しています。 「もし少しでも触れてしまったらすぐにアルコール消毒して、鼻マスクやあごマスクの人が居たら車両を変えたりして、テレワークの時よりずっと疲れますね」
緊急事態宣言中、正社員は時短勤務なのに…
祐美子さんは、イタリアに本社のあるアパレル系の会社に勤めています。 「イタリア人の社長が信念のある人で、どうやらあまりテレワークが好きじゃないみたいなんです。人と人とが会う事が大事なんだという方針で、イタリアの本社も一時期はテレワークしていましたが、すぐに出社に切り替えたみたいです」 そのせいか宣言中だけ週に2日だけのテレワークでしたが、祐美子さんにはモヤモヤする事があったそう。 「週に3日の出社日なんですが、私たち派遣はいつも通りで変わらなかったのに、社員は時短になったんですよ。社員は満員電車に乗らなくてもいいなんて、派遣は感染する確率が高くなってもいいって事?と思いました」 しかも上の人から「派遣は週に一度は必ず休んでくれ」と言われてしまい…。
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