岩手県宮古市の「PÂTISSERIE LAIT DE CHÈVRE(パティスリー レ・ド・シェーブル)」は、「しあわせ牧場」の新鮮なヤギミルクを使ったスイーツにこだわる洋菓子店。
同店が、宮古市と三陸鉄道を盛り上げたいとの思いから実施したクラウドファンディングで、多くの支援を集めた真っ赤な列車が、日本初の『ヤギミルクを使ったスイーツ食べ放題のしあわせ列車』として運行を開始する。
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宮古市の活性化を願うプロジェクト
東日本大震災から10年、津波対策やインフラ整備などが進んでいるが、人口は減少傾向で宮古市を訪れる観光客もまだ少数だという。
しかし、実際の宮古市は、豊富な海の幸、本州最東端の立地、珍しい高山植物に、ヤギ駅長・イボンヌも住んでいる「しあわせ牧場」など、アピールポイントがたくさんある。
この素晴らしい地域の活性化を願い、鉄道インフラを通じた宮古市支援プロジェクトとして、イボンヌ駅長の真っ赤なラッピング列車を走らせる地域活性PRプロジェクトが発足。目標金額10万円でスタートしたプロジェクトだったが、328人より472万円の支援を集める結果となり、今回“スイーツ列車”が運行することになった。
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