11月が近づき気温がグンと下がってくると、いよいよ美しい紅葉の季節がやってきます。日本全国に名だたる紅葉スポットがありますが、実は都内にも紅葉の名所がたくさん!

そこで今回は、東京の紅葉スポットをエリアごとにご紹介します。「新宿御苑」や「代々木公園」、明治神宮外苑の「イチョウ並木」のほか、一度は足を運んでみたいスポットばかり。いずれも都心からアクセスしやすいので、日帰りで気軽に紅葉狩りが楽しめますよ。

※新型コロナウイルス感染症の拡大防止策として、開園日や開園時間などが変更になる場合があります。お出かけ前に必ず公式サイトや関連サイトでご確認ください。

【新宿・中野・杉並・吉祥寺エリアの紅葉】

1. 哲学の世界観を感じながら紅葉が楽しめる「哲学堂公園」

東京の紅葉名所19選!都会の真ん中で燃えるような紅葉を楽しもう!
(画像=『あそびのノート』より引用)

2020年、国の名勝に指定された「哲学堂公園」。哲学世界を視覚的に表現した、世界的にも珍しい公園です。

園内には哲学に由来する建物や石造物、通路などが77カ所点在。11月からはイチョウやモミジなどが色づき、「三學亭」や「宇宙館」といった建築物と紅葉が奏でる景色が見事です。哲学的な世界観の中、池を眺めたり、見上げたりしながらのんびり散策を楽しんでみては。

初めて訪れるなら、毎月開催されている「哲学堂七十七場ガイドツアー」に参加するのもおすすめ。紅葉の時期は、2021年11月7日(日)、12月5日(日)に開催予定です。

■スポット詳細

名称:哲学堂公園
紅葉見頃:11月~12月頃
所在地:東京都中野区松が丘1-34-28
休園日:年末(12月29日から12月31日)
開園時間:
【3月1日から6月30日/9月1日~9月30日】8:00~18:00
【7月1日~8月31日】7:00~18:00
【10月1日~11月30日】8:00~17:00
【12月1日~2月末】9:00~17:00

2. 約58ヘクタールの広大な庭園が秋色に染まる「新宿御苑」

東京の紅葉名所19選!都会の真ん中で燃えるような紅葉を楽しもう!
(画像=『あそびのノート』より引用)

東京都の新宿区と渋谷区にまたがる「新宿御苑」は、日本における数少ない風景式庭園の名作として知られる都会のオアシス。環境省所管のこの庭園には、58.3ヘクタールの広大に敷地に様々な樹木が植えられており、四季折々の美しい色の変化を楽しむことができます。

紅葉は9月後半のハナミズキから始まり、徐々に庭園各所の木々が見頃を迎えます。特に美しい紅葉が見られるのは、モミジ、イチョウ、プラタナスなどが色づく11月中旬から12月中旬にかけてです。

■スポット詳細

名称:新宿御苑
紅葉見頃:11月中旬~12月中旬
所在地:東京都新宿区内藤町11番地
開園時間:
【10月1日〜3月14日】9:00~16:30(入園は16:00まで)
【3月15日〜6月30日/8月21日〜9月30日】9:00〜18:00(入園は17:30まで)
【7月1日〜8月20日】9:00〜7:00(入園は6:30まで)
休園日:毎週月曜日(月曜日が祝日の場合は火曜日)、年末年始(12月29日~1月3日)
※3月25日~4月24日と11月1日~15日は無休
入園料:一般500円、65歳以上250円(要身分証明書)、高校生以上の学生250円(要学生証)※中学生以下無料

3. ライトアップも美しい、黄金色のトンネル「明治神宮外苑」

東京の紅葉名所19選!都会の真ん中で燃えるような紅葉を楽しもう!
(画像=『あそびのノート』より引用)

東京を代表する紅葉スポットとして名高い「明治神宮外苑」のイチョウ並木。樹齢約100年を誇る、146本のイチョウが色づき始めるのは例年11月中旬で、特に見頃となるのは11月中旬から12月上旬までです。ほかにもサクラやケヤキなどが紅葉します。

また、例年紅葉のシーズンにあわせてライトアップやイベントも開催(2021年の開催は未定)。「神宮外苑いちょう祭り」では模擬店が数多く出店し、産地直送の新鮮な青果や特産品などの販売、大道芸の披露などが行われます。

敷地内には通年営業のアイススケート場や、テラス席併設のカフェなどがあり、家族のおでかけやデートにぴったりです。

■スポット詳細

名称:明治神宮外苑
紅葉見頃:11月中旬~12月上旬
所在地:東京都新宿区霞ヶ丘町1-1

4. 東京屈指のショッピングロードで秋を堪能!「表参道」

東京の紅葉名所19選!都会の真ん中で燃えるような紅葉を楽しもう!
(画像=『あそびのノート』より引用)

1919年(大正8年)に明治神宮の参道として整備された「表参道」は、表参道ヒルズや国内外の有名ブランドショップが並ぶ一大ショッピングストリート。冬のイルミネーションで有名ですが、秋の紅葉も見事です。

街路樹のケヤキが紅葉のピークを迎えるのは、例年11月下旬頃。黄色、オレンジ、赤色のグラデーションがとても美しく、デートコースとしても人気のスポットです。

ケヤキが落葉する頃には、クリスマスシーズンがスタート。都会の中心地にいながら、季節の移り変わりが感じられます。ショッピングを楽しみながら、のんびりと紅葉を満喫してみては。

■スポット詳細

名称:表参道
紅葉見頃:11月下旬~12月上旬
所在地:東京都渋谷区神宮前4~5丁目、港区北青山3丁目

5. イチョウと富士山のコラボが見られるかも!?「駒沢オリンピック公園」

東京の紅葉名所19選!都会の真ん中で燃えるような紅葉を楽しもう!
(画像=『あそびのノート』より引用)

世田谷区と目黒区にまたがる「駒沢オリンピック公園」は、1964年に東京オリンピックの第2会場として整備された公園。紅葉の見頃は11月中旬から12月上旬です。

一番の紅葉スポットは、公園を貫く駒沢通り沿いのイチョウ並木。道路の両脇に植えられた177本ものイチョウの大木が、黄金のトンネルともいえる見事な景色を見せてくれます。天気がいいと、イチョウ並木の先に白い富士山の姿が見えることも。そのほか、園内ではケヤキやトウカエデなどの紅葉も楽しめます。

園内には、「せたがやそだち」の野菜が食べられるカフェ「Mr.FARMER」や、昔なつかしいコッペパンメニューが並ぶ「こまざわコッペ」など、飲食店も充実。1日のんびり過ごせます。

■スポット詳細

名称:駒沢オリンピック公園
紅葉見頃:11月中旬~12月上旬
所在地:世田谷区駒沢公園1-1

6. 紅葉の下でサイクリングも!都心の定番スポット「代々木公園」

東京の紅葉名所19選!都会の真ん中で燃えるような紅葉を楽しもう!
(画像=『あそびのノート』より引用)

23区内の都立公園の中で5番目に広い「代々木公園」は、都心の定番紅葉スポット。例年11月上旬頃にケヤキが色づき始め、中旬頃にイチョウやオオモミジ、下旬にイロハモミジ、12月初旬からはイロハカエデと、時期をずらしながら紅葉が始まるのが特徴です。 例年、多くの植物が色づき始めるのが11月下旬頃で、紅葉のピークが12月上旬まで続きます。

「中央広場」の北側にあるサイクリングセンターで自転車をレンタルして、サイクリングしながら紅葉を楽しむのもおすすめ。子ども用、大人用、2人乗りの特殊自転車が揃っています。

■スポット詳細

名称:代々木公園
紅葉見頃:11月下旬~12月上旬
所在地:東京都渋谷区代々木神園町2-1