パートを選ぶ際、「勤務時間」や「勤務日数」、「休みやすさ」などの条件と並んでとても重要なのが、「仕事内容の向き、不向き」です。
いくら条件が理想的でも、自分の素質と仕事内容が合っていなければ、楽しく働くことはもちろん、仕事を続けることも至難の技になりかねません。
パート選びの根幹となる「価値観診断」のご紹介をします。
あなたは、どこにやりがい・喜びを感じるタイプ?
自分にあったパート選びのコツは「自分の価値観」と「仕事内容」がマッチングできているかにかかっているといいます。
価値観とは、言い換えればやる気の源泉。どんな瞬間、どんなシーンで「やりがい」や「喜び」を感じるか、生まれ持った素質によって大きく3つのタイプに分かれるといいます。
1.【世のため、人のためがモットーの「人志向」タイプ】
自分がやりたいことを追求するよりも、目の前で困っている誰か、なんとかしてあげたい誰かや社会のために動く方がやりがいを覚える傾向があります。
・仲間と和気あいあい、同じ目標に向かって仕事をしたい
・信用・信頼を大切にして仕事をしたい
・利己的ではなく、利他的に活動したい
という価値観に大きくうなづく方は、このタイプの可能性があります。
2.【自分の夢を自力で叶えたい「自分志向」タイプ】
自分の目標や夢を叶えるべく、コツコツ努力を重ね、着実に達成しようと行動するのが得意な人が多いようです。
「営業成績が数字として見える」、「自分が携わったものが形」になるなど、成果が形になった瞬間にやりがいを覚える傾向があります。
・マイペースに働きたい
・目標が決まったら進め方やスケジュールは自分で決めたい
ということに「わかる〜!」となる方は、このタイプかもしれません。
3.【大きく展開することにやりがいを覚える「先生志向」タイプ】
0から何かを生み出すより、あるものを組み合わせたり、新しい価値を負荷することで、1を100にも、1000にも展開できるのが得意なタイプです。
このタイプは、アイデアマンが多いので、自由にアイデアを出せる、活かせる環境の方がイキイキ働くことができます。
・アイデアを考えている時が最高に好き
・マニュアルがあるなら自分がやる意味ない
・自由に動きたい!
という方は、このタイプの可能性があります。
各タイプの仕事選びのポイント
では、それぞれの価値観をどう意識して、お仕事選びをすれば良いのでしょうか?
1.人志向タイプ
このタイプは、どんな人のために働きたいのか、こんな世の中にしたい、といったサービスの対象が、自分が関心を持てるかを意識すると良いでしょう。
また、働く環境も重要。
職場内で競争関係があるような風土よりは、アットホームな雰囲気や、働く人の定着率が高い環境の方が向いていると言えます。
2.自分志向タイプ
このタイプの人は、何は無くとも「自分がやりたい!」と思えるかどうかが重要です。
仕事内容に興味が持てる、実力やスキルがつくなどの仕事も向いています。
いい意味で、裁量権のある職場だと、マイペースに進められて良いでしょう。
また、コスト意識も高いので、効率化を求められる仕事や環境も向いています。
3.先生志向タイプ
ピンときたタイミングで実行したい精神性があるので、実は大手企業のように人的資産や経済的余裕、ナレッジが豊富な環境の方が、イキイキ働ける傾向があります。
また、お客様がセレブだったり、アイデアを活かせる仕事には向いています。
まずは、自分のワクワクの源泉に注目しよう!
自分が、どこにやりがいや喜びを覚えるかは、十人十色です。
ここまで紹介した3タイプをヒントに、まずは自分が何に喜びスイッチが反応するかを考えて見ると、自分なりのこだわりが浮き彫りになります。
また、過去自分がやりがいや達成感、喜びを感じたエピソードから、どうして喜びを覚えたのか、良い印象として残っているのか、そう感じた理由に着目することも、自分の価値観を知る手がかりになります。
まとめ
自分にとって魅力的な仕事に出会うコツは、「自分が大切にしているこだわり」や「価値観」をベースに判断することがキーになります。
とはいえ、自分の価値観を客観的に振り返るのは難しいもの。過去のエピソードを振り返るなど、無意識にこだわっていることに注目してみましょう。
自分にあったパートさがしは、自分さがしでもあります。ぜひ、自分発見を楽しんでくださいね。
提供・しゅふJOBナビ
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