岡山駅から電車で約20分。江戸時代に商人の町として栄えた岡山県の倉敷市。歴史と文化が融合する倉敷は、一度魅了されたら2度、3度と足を運びたくなってしまう、不思議な魅力があります。ライトアップされた古い街並みやぜひ訪れたい美術館、新しいスポットもある倉敷のおすすめスポットをご紹介します!
1. 倉敷美観地区
コンパクトなまち倉敷で、まず最初に訪れたいのが美観地区。町のまん中を流れる倉敷川を眺めながら、柳並木や白壁の建物を見ることができます♪
古い町並みがきれいに保存されていることに感動したり雰囲気に浸ったり。小道に入ると雑貨屋さんやカフェも点在してるので、女性同士やカップルにもおすすめですよ。
ぜひ訪れたい季節は春。桜の花びらが舞う倉敷川での舟流し体験は、一生の思い出になることでしょう。
2. 倉敷デニムストリート
倉敷の児島地区は、国産デニム発祥の地。それにちなんで2014年に美観地区にオープンしたストリートです。児島産デニムはもちろん、雑貨の種類も豊富!自分用にもお土産用にも買い物できて目移りしてしまいます。
- 出典:tripnote.jpデニムまん
デニムの青をイメージした青色の「デニムソフト」「デニムバーガー」「デニムマン」とご当地フードも充実。色のインパクトは強烈、でもお味は美味しいので行ったらぜひトライしてみて♪
3. くらしき川舟流し
かつては物資を積んだ川舟でにぎわった倉敷。その倉敷川で、はっぴ姿の船頭さんと一緒に川下りはいかが?およそ20分の船旅は船頭さんの説明を聞きながら、白壁の建物と倉敷の景観をたっぷり満喫できますよ。
知る人ぞ知る、夜の川舟流し(4月〜11月の土曜)もぜひ。夕刻に乗って見る美観地区はまた昼とはちがった印象です。あちらこちらでライトアップが浮かび上がって、なんともステキな体験ができますよ。
4. 倉敷館
1917(大正6)年に倉敷町役場として建てられた大正ロマンあふれる洋風な建物です。現在は観光案内所になっていて、観光のパンフレットがたくさんあるので街歩きする前に立ち寄ってみてくださいね。
無料の休憩所もあり、トイレやコインロッカーも完備。くらしき川舟流しのチケットもこちらで購入できます♪
5. 倉敷考古館
江戸時代の倉を改装した小さな考古博物館です。正面から見える外観は白壁と瓦が人目を引きます。
記念撮影にもぴったり!館内には、岡山県で出土した土器や石器、埴輪などが展示してあって、普段なかなか見られないので面白いです。大原美術館とセットになったチケットもおすすめです♪
6. 大原美術館
美術好きでなくても倉敷に行ったら必ず訪れたい大原美術館。古い日本建築が残る美観地区に、ひときわ目立つ西洋風な建物に目を奪われます。
有名なエル・グレコの「受胎告知」やモネ、ピカソの作品など「おお、これは教科書で見たことがある!」という世界に誇れる名画がずらり。倉敷という場所がらそこまで混んでいないので、時間を忘れてゆっくり鑑賞してみて。
疲れたらお隣のカフェ「喫茶エル・グレコ」に立ち寄ってみて。レアチーズケーキが絶品ですよ♪
7. 有隣荘
大原美術館の創立者で実業家の大原孫三郎が、家族で住むために建てた旧別邸です。「緑御殿」と呼ばれていることでも有名で、美しい緑色の瓦屋根がお出迎え。瓦職人の腕の良さとセンスの良さがわかるステキな建物です。
長く非公開でしたが、1997年(平成9年)から年2回(春と秋)に内部も特別公開されています。日本庭園に洋室など和洋折衷の内部まで観たい方は、ぜひこの時期に訪れてみて。
8. 倉敷民藝館
東京の日本民藝館についで2番目に開館した民芸館です。江戸時代の米倉を改装した建物でそれ自体が民藝そのもの!靴を脱いで上がった館内には、コレクターも多い倉敷ガラスや倉敷の伝統工芸の倉敷緞通(織物)など珍しいものばかりで見ていて飽きません。
倉敷の歴史や特産品に興味があったら、ぜひオススメのスポットです。大原美術館とセットになったチケットもありますよ。