「釜山行き」は観客動員数1千万人超え!次に続くのは?

8月の第1週は、朝鮮戦争(1950~1953年)でのちの戦況を大きく変えるきっかけになった実話「仁川(インチョン)上陸作戦」を描いた同名の戦争映画が1位に輝きました。主演のイ・ジョンジェやイ・ボムスなどによる手に汗握る心理戦が好評で、公開から12日で観客動員数500万人を突破する勢いを見せています。

3位の「釜山(プサン)行き」は公開から19日で1,000万人を突破し、今年初の「1千万人超え」という快挙を達成。なお、4位と5位には正式公開前の「国家代表!?2」と「トンネル」が有料試写会で人気を集めランクインしました。

来週以降は、「釜山行き」で一人目のゾンビとなった女性の秘密を描いたプリクエル(時間的には前編を扱った続編)のアニメ「ソウル駅」や、造船会社・韓進(ハンジン)重工業で働く人々の姿を収めたドキュメンタリー映画「影たちの島」などが公開予定です。

現在上映中の韓国映画興行ランキングTOP5

1位 「仁川上陸作戦」(인천상륙작전、インチョンサンニュッチャッチョン)

韓国映画ランキングTOP5~2016年8月第1週
(画像=『韓国旅行コネスト』より引用)

1950年6月25日、朝鮮戦争勃発。北朝鮮軍の奇襲により韓国はわずか4日でソウルを明け渡し、その後1ヶ月で洛東江(ナットンガン)を除く朝鮮半島全域を奪われてしまう。そこで国連軍最高司令官のダグラス・マッカーサー(リーアム・ニーソン)は、成功確率5千分の1と不可能に近い仁川上陸作成を計画。

韓国海軍大尉チャン・ハクス(イ・ジョンジェ)を筆頭にスパイ作戦「X-ray」に投入された隊員たちは北朝鮮軍を装い仁川に侵入し、情報を集め始める。だが、北朝鮮軍の仁川防御司令官リム・ゲジン(イ・ボムス)により正体がバレそうになり…。

ハクスたちは無事作戦を成功させ、戦況をひっくり返すことができるのか?実話を基にした緊張感溢れる秘密の作戦に迫る!

ジャンル:戦争、ヒューマン
出演者:イ・ジョンジェ、イ・ボムス、リーアム・ニーソン、チョン・セヨン、秋山成勲他
監督:イ・ジェハン
公開日:2016年7月27日(水)
© 2016 CJ E&M Corporation, All Rights Reserved.

2位 「徳恵翁主」(덕혜옹주、トッケオンジュ)

韓国映画ランキングTOP5~2016年8月第1週
(画像=『韓国旅行コネスト』より引用)

日韓併合後の1912年、朝鮮王朝第26代王であり大韓帝国皇帝の高宗(コジョン)が還暦の時にできた娘、徳恵(トッケ)翁主。皇帝の愛情を一身に受けてすくすくと育つが、幸せな日々はそう長くは続かなかった。徳恵が8歳の時に高宗が他界。弱冠13歳で日本へ留学することに。

故国への想いを募らせていた徳恵(ソン・イェジン)の前に、幼い頃の友人キム・ジャンハン(パク・ヘイル)が独立運動家となって現れる。

徳恵はジャンハンから、日本の皇室と政略結婚させられていた大韓帝国最後の皇太子・ 李垠(イ・ウン)と共に上海へ亡命するよう勧められ、行動に移すのだが…。時代に翻弄された朝鮮最後の皇女、徳恵の物語。

ジャンル:ヒューマン
出演者:ソン・イェジン、パク・ヘイル、ユン・ジェムン、ラ・ミラン他
監督:ホ・ジノ
公開日:2016年8月3日(水)
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3位 「釜山行き」(부산행、プサンヘン)

韓国映画ランキングTOP5~2016年8月第1週
(画像=『韓国旅行コネスト』より引用)

ソグ(コン・ユ)は妻の住む釜山に行くため、娘と一緒にKTXに乗り込む。折りしも韓国全域で正体不明のウイルスが拡がり緊急警報が発令される中、KTX内にも様子のおかしい女性が乗っていた。その女性は苦痛を訴えながらゾンビに豹変し、近くにいた人に噛みつき周辺をゾンビの海へと変えていく。

ソグは娘を連れて安全な車両へと非難し、妊婦ソンギョン(チョン・ユミ)とその夫サンファ(マ・ドンソク)ら残った乗客たちと共に、唯一ウイルスから安全な地域だという釜山までの約442km、それぞれ大切な人を守り抜くための死闘を繰り広げる。

ジャンル:アクション、スリラー
出演者:コン・ユ、チョン・ユミ、マ・ドンソク、アン・ソヒ、チェ・ウシク他
監督:ヨン・サンホ
公開日:2016年7月20日(水)
© 2016 Next Entertainment World. All Rights Reserved.

4位 「国家代表!?2」(국가대표2、クッカデピョトゥ)

韓国映画ランキングTOP5~2016年8月第1週
(画像=『韓国旅行コネスト』より引用)

1999年、韓国氷上競技連盟は江原(カンウォン)冬季アジアオリンピック誘致のため、韓国初となる女子アイスホッケー国家代表チームを創設。ジュニアアイスホッケー時代に万年ベンチだったデウン(オ・ダルス)が監督に任命され、メンバーを集めていく。

メンバーは、元北朝鮮アイスホッケー国家代表のジウォン(スエ)を始め、ショートトラックで不正行為を働き締め出されたチェギョン(オ・ヨンソ)に、フィールドホッケー選手出身の主婦ヨンジャ(ハ・ジェスク)、氷上競技連盟の経理だがバイト代に釣られてチームに参加することになったミラン(キム・スルギ)など、一癖も二癖もある人間ばかり。

チームはなかなかまとまらずケンカばかりだが、2003年の青森冬季オリンピックへの出場を目標に、次第に1つになっていく。

ジャンル:ヒューマン
出演者:オ・ダルス、スエ、オ・ヨンソ、ハ・ジェスク、キム・スルギ他
監督:キム・ジョンヒョン
公開日:2016年8月10日(水)
© 2016 MEGABOX PLUS M, All Rights Reserved.

5位 「トンネル」(터널、トノル)

韓国映画ランキングTOP5~2016年8月第1週
(画像=『韓国旅行コネスト』より引用)

自動車営業代理店に勤めるジョンス(ハ・ジョンウ)は帰宅途中、トンネルが突然崩壊し一人閉じ込められてしまう。コンクリートの残骸に囲まれ途方にくれる彼の手元にあるのは、バッテリー残量78%の携帯とミネラルウォーター2本、そして娘の誕生日ケーキだけだった。

大規模なトンネル崩壊事故に、政府は急遽事故対策チームを設置。救助隊長のデギョン(オ・ダルス)が必死にトンネルへの進入を試みるが、救助活動はなかなか進まずにいた。ジョンスの妻・セヒョン(ペ・ドゥナ)は夫の生還を願い、ラジオを通じて希望のメッセージを伝え続ける。だが長引く救助で近くの第2トンネル建設作業に支障をきたし、救助に対する世論が大きく揺れ出し…。

ジャンル:ヒューマン
出演者:ハ・ジョンウ、ペ・ドゥナ、オ・ダルス他
監督:キム・ソンフン
公開日:2016年8月10日(水)
© 2016 SHOWBOX, All Rights Reserved.
※集計期間:2016年8月1日(月)~8月7日(日)。
※このランキングは韓国映画振興委員会(KOFIC)の観客動員数情報を参考にしております。
※各映画の上映期間及び上映劇場については、各劇場の公式サイトをご覧下さい。


提供・韓国旅行コネスト

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