子供が一人暮らしをした場合の生活費や仕送り金額は平均でいくらくらい?

大学の種類 仕送りの平均額/月 仕送りの平均額/年 国立 7万4,000円/月 88万8,000円/年 公立 7万6,000円/月 91万2,000円/年 私立 12万7,000円/月 152万4,000円/年 子供が大学に通い始め一人暮らしを始めた場合は親からの仕送りが必要になる場合も多いでしょう。最近は昔に比べると子供への仕送り額は減ったと言われていますが、日本学生支援機構が2014年に行った「学生生活調査」によると、上のような平均仕送り額となっています。月に10万円を切る金額だと、子供自身がアルバイトで生活費を稼ぐケースが多いと思いますが、上で紹介した大学の授業料に加えて、年に90~150万円の仕送りも必要となるとすると、本当に子育てにはお金がかかるんだな、と実感します…。

その他、教育費以外に子供がかかる費用、養育費

幼稚園から大学までの教育費の平均総額は? 教育費のためにいくら貯金すればいいの?
(画像=はいチーズ!Clipより引用)

交通費、洋服、おこづかいなどの費用 例えば、通学や遠征・課外学習へ行く時の交通費や、子供の成長に合わせた洋服を購入するための費用、部活でのユニフォームや備品にかかる費用、おこづかいなども教育費となります。家庭のルールにもよりますが、最近では中学生頃からスマホを持つ子供もいるので、スマホ代も考えておいた方がいいかもしれませんね。参考までに2005年にAIU保険が調査した「AIUの現代子育て経済学」の調査結果をご紹介しましょう。

出産から成人までの22年でかかる費用 出産、育児費用 91万円 子供の食費 671万円 子供の衣料費 141万円 子供の保険、医療、美容費 193万円 子供のおこづかい 451万円 合計 1547万円 保険会社が保険販売のためにまとめたデータですので、各項目を見ると「?」という点はあります。子供の食費が22年で671万円もかかるのか、子供のおこづかいに22年で451万円もかかるのか…などですね。ただ、教育費以外に子供にかかる費用として1000万円くらいはみておいた方がいいのではないでしょうか。

結局、子供が成人するまでにかかる教育費、養育費はいくら?

幼稚園から大学までの教育費の平均総額は? 教育費のためにいくら貯金すればいいの?
(画像=はいチーズ!Clipより引用)

子供1人あたり1800万円~3300万円の教育費、養育費がかかる

子供1人あたりの養育費に1000万円かかるとして、上で紹介した大学までの進路ごとの教育費を合計すると最低でも(すべて公立学校に通った場合)子供1人あたり約1784万円、すべて私立の学校に通い、私立理系の大学に進学した場合だと約3310万円となりました。この金額には上で紹介した塾の費用はあえて含まずに計算しました。子供の留学などがあればさらに金額は膨らむでしょう。また、この数値は過去の調査データであって、物価上昇率によってはさらに高額になる可能性もあります。

子供1人を育てるのに、これだけの費用がかかるのか…という現実を突きつけられると、日本が少子化になっているのも納得ですし、我が家でも2人目の子供を作るのを躊躇してしまいます。これからも夫婦共働きで稼ぎつつ、子供が進みたい進路を見つけたときにお金の問題で断念してもらうことがないよう今からコツコツ貯金したいと思います…

子供の教育費、養育費にかかる総額を全額貯金する必要はない

幼稚園から大学までの教育費の平均総額は? 教育費のためにいくら貯金すればいいの?
(画像=はいチーズ!Clipより引用)

子供1人あたり1800万円~3300万円の教育費、養育費がかかると紹介しましたが、そのお金の多くは毎月の家計から支払うもので、全額を貯金する必要はありません。「では、いくら貯金すればいいの?」と質問したくなるかもしれませんが、貯金に必要な金額は各家庭のパパママの年収、定年まであと何年あるのか、子供の年齢、子供の進路などで変わってきます。貯金金額は各ご家庭で話し合う、もしくは不安なようであればファイナンシャルプランナーなどに相談するのをおすすめします。貯金方法については下記記事で学資保険や財形貯蓄、ジュニアNISAなどを詳しく紹介していますので、よろしければ参考にしてください。

まとめ:子供の進路を想定して計画的に教育資金を貯金しよう

幼稚園から大学までの教育費の平均総額は? 教育費のためにいくら貯金すればいいの?
(画像=はいチーズ!Clipより引用)

いかがでしたが? 子供にかかる教育費はどの学校に進学するかで大きく異なります。またどんな習い事をさせたいか、家庭教師や塾には通わせるのか、一人暮らしはさせるのかなどによっても用意すべき費用が違ってきます。まずはパパママでよく話し合ってみてください。子供の成長とともに新しい進路や道がでてくるので、柔軟に対応できるように計画的に余裕をもって教育資金を準備することをおすすめします。

提供・はいチーズ!Clip



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