何だか見られている気はするんだけど、いざ目が合うとそらされる。話しかけると答えてくれるけど、素っ気ない。片思いしている男性にこんな態度を取られたらショックですよね。でも、もしかしたら彼は「好き避け」をしているのかもしれません。本当は好きなのについ逃げてしまう男性の心理について、お話しします。

■「好き避け」をしてしまう男性の特徴

本当は好きなのに、いざ女性の前に出るとどうしても正面から向き合えなくて逃げてしまうのが「好き避け」をする男性。

彼らは、自分に自信がない不安から、女性に「つまらない」「ダサい」と思われることを恐れます。

誰だって好きな人とは楽しく過ごしたいと思いますが、積極的にコミュニケーションが取れる人もいれば、なかなか一歩が踏み出せないという人もいますよね。

「好き避け」をする男性は、本心では女性に良いところを見てもらいたい、自分を知ってほしいと思っていますが、実際にどう行動すれば良いかわからずに結局逃げてしまう状態。本当は男性自身もつらい思いをしています。

「好き避け」をしてしまう男性にはどんな特徴があるのでしょうか。

物静かではしゃぐのが苦手

好意を表に出すことが難しい男性は、もともと喜怒哀楽を表現するのに慣れていないことがあります。

楽しくて興奮することがあっても、大きな声をあげてはしゃぐような姿は人前でさらせません。心の中で静かに高揚を噛み締めているので、周りからは「おとなしい人」と思われていることも。

ショックなことがあっても人前で取り乱すようなことはせず、ぐっと感情を出すことを堪えます。

自分のことを話したがらない

人前では自分について積極的に語らないのも、こんな男性の特徴です。

好きなものや趣味など、聞かれたらきちんと答えられるけど、自分から話すのは何だか気が引けてしまう。つまらないと思われたら嫌だし、会話の幅を広げる自信がないことから自分の話を避けます。

ミステリアスな人に見えるかもしれませんが、ポーカーフェイスの裏側では本当はもっと盛り上がりたい、と思っているかもしれません。

男友達とは仲が良い

好きな女性の前では緊張しておかしな態度を取ってしまうけれど、男友達とは仲が良い。同性なら気を使わずに済むので、リラックスして過ごせるのですね。

友人と笑顔で話している姿を見ると、「私の前ではあまり笑ってくれないのに……」と寂しく思うかもしれませんが、「好き避け」をする男性にとって、好きな女性と男友達では心のあり方がまったく違います。

男友達の前でくつろいでいる様子も、本来の彼の一部でもあるのです。

好きなのに逃げる !? 「好き避け」をしてしまう男性の特徴とは
(画像=『DRESS』より引用)

■それってもしかしたら「好き避け」かも

こんな男性が取る「好き避け」にはどんなものがあるのでしょうか。

自分からはなかなか積極的に声をかけられない男性ですが、本当に好意があるならどこかで態度に表れます。

「楽しくないのかな?」と思ってしまうような振る舞いでも、「好き避け」をしてしまう男性にとっては必死の行動であることも。

具体的に女性の前で取りがちな態度についてご紹介します。

目があってもすぐそらす

まず、「よく目が合う」時点で無関心ではないですよね。どうとも思っていない女性に何度も視線を送る男性はいません。

「好き避け」をしてしまう男性であっても、やはり好きな女性のことは目で追うものです。離れているときでも何だか見られている、と感じるなら、好意を持たれている可能性は高いでしょう。

でも、いざ視線がぶつかってしまうと慌ててそらしてしまうのが「好き避け」をする男性。本当なら笑顔を返したり声をかけたりできるチャンスなのに、そこまでする勇気はありません。

女性の近くにいる

自分からはなかなか話しかけることができない男性ですが、せめて好きな女性の近くにはいようとします。

視界に入れておきたい、ほかの人とどんな会話をしているのか気になる、できるなら言葉をかわしたい。こんな気持ちがあるので、物理的な距離を縮めようとするのですね。

話しかけてはこないのに、なぜかいつも近くにいる。こんなときは「好き避け」を疑ってみましょう。

ぶっきらぼうだけど一生懸命

もし、好きな女性と1対1で話すチャンスが来たら。本当は仲良くなりたいと思っている男性は、内心では慌てながらも女性との会話に集中します。

目の前にいるのに目を合わせてこなかったり、言葉がぶっきらぼうだったりと、一見すると「嫌いなの?」と思うような態度を取りますが、それならそもそも会話自体を避けるはずです。

ぎこちないけれど、何とか言葉を返そうとしたり、相槌を打ってみたり。男性なりに一生懸命女性の話に応えようする姿勢が見えれば、好意を持たれている可能性があります。

LINEやメールでは盛り上がる

また、面と向かって話すときは楽しそうではないのに、個人的なLINEやメールでは長文だったりラリーが続いたりするのも、「好き避け」をする男性が取りがちな態度。

相手が目の前にいないLINEやメールなら、男性もリラックスして会話を楽しむことができます。普段きちんと話せない分、気持ちがあふれるので饒舌になりがちです。

ほかの人が関わってこないのも安心できるポイント。「ふたりきり」を楽しみたいのは男性も同じなのですね。

ほかの男性と話しているときは近づかない

「好き避け」をする男性は、例えば女性がほかの男性と1対1で話しているときなどは距離を取ります。

近くにはいたいけど、自分以外の男性と仲良くしているところなんか見たくない。自分が積極的に関わっていけないので、ほかの男性に嫉妬するし楽しそうな女性の顔を見ると寂しくなります。

ほかの人と話している間にいなくなっちゃった……なんてときは、ヤキモチを焼いているのかもしれません。

好きなのに逃げる !? 「好き避け」をしてしまう男性の特徴とは
(画像=『DRESS』より引用)

■「ごめん避け」なら接点を持たないようにする

好きだから避けてしまうのはわかっても、本当に嫌いなときの「ごめん避け」とはどう違うのでしょうか。

好意がない場合、わかりやすいのは「接点をまったく持たない」ことです。

目が合うこともないし、近くで姿を見かけることもない。話しかけてくることもありません。なるべく距離を取って過ごそうとするし、自分のことを知られるのも避けるでしょう。

素っ気ない態度は同じでも、女性に興味がないときはそもそも関わろうとはしないのですね。

「好き避け」は女性の存在を歓迎しますが、「ごめん避け」のときは女性の方が仲良くなりたくても、男性に避けられることが多くなります。

■「好き避け」をする男性には自然体で接する

こんな男性を好きになったら、コミュニケーションを取りづらいし、何を考えているのかわからなくて悩むことも多いでしょう。

「好き避け」をしてしまう男性に悪意はありません。

決して女性に嫌な思いをさせたいわけじゃない、本当は楽しく過ごしたいんだけど、上手に振る舞う自信がないから逃げるような態度を取ってしまうことがほとんどなのです。

男性が恐れるのは、こんな自分の気持ちが見透かされてしまうこと。

「男らしくない」「意気地がない」と思われるのは、何より男性のプライドを傷つけ、二度と関わろうとはしなくなります。

もし「好き避けなのかな?」と感じても、気にしない様子で過ごしましょう。普段から挨拶を欠かさない、LINEやメールなども普通にやりとりしていれば、そんな女性の態度に男性は安心します。

「こんな自分でも大丈夫なのかな」とわかれば、男性も心を開けます。本心では仲良くしたいので、少しずつでも距離を縮めようとするでしょう。

自然体で接することこそ、「好き避け」をしてしまう男性には有効です。

時間はかかるかもしれませんが、その分ふたりの間には信頼が生まれます。関係を進めることに焦らず、まずは男性に自信を持ってもらうことを心がければ、ふたりの愛情も育っていくと考えてくださいね。


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