先日、13年間にわたる実父による後見人制度が解消された歌手のブリトニー・スピアーズ。これまで彼女の仕事だけでなく、財産や私生活まで管理をしてきたとして大きな批判の中にある父のジェイミー・スピアーズだが、彼をよく知る人たちからは擁護の声があがっている。

ブリトニー・スピアーズの出身地、ルイジアナ州ケントウッド。この町に住む人々の中に、ジェイミー・スピアーズを批判する人は少ない。

この町で、ブリトニーの全盛期のグッズや写真を展示している歴史文化博物館の学芸員フェイ・ゲートリンガーさんは、The Postの取材に対し、「ブリトニーの両親は決してモンスターではありません。こんな田舎町で、暮らしている人はみんな善良で正直者ばかりなんです。ジェイミーも(ブリトニーの母)リンも、そしてブリトニーも、みんなハリウッドという世界に巻き込まれ、対処する術がなかったんです」と語った。

さらに、ジェイミーへの批判は不公平だと語る住人もいる。ある女性は「彼はこれまで、炎天下で金属製の小屋を作る仕事を何年も続けてきたの。そんな彼が、全てを吸い上げるような冷酷人間のはずがない。ブリトニーは甘やかされているのよ」と訴えた。

一方、ジェイミーの親族の中には、この町でジェイミーの評判が悪くないことについて、当然だと捉える者もいる。