寒〜い冬はあたたかいお料理が恋しいもの。今晩のおかずはじっくり煮込んだ優しい味わいのポトフなんていかがでしょうか?フランスでは家庭料理として親しまれ、日本で言うところのおでんのような存在のポトフ。お肉と野菜のうまみたっぷりのスープで心も温まりますよ。

じっくり煮込んでうまみたっぷりポトフの作り方

定番だからこそ極めたい!フランスの冬の味ポトフ
(画像=『PARIS mag』より引用)

【材料】(4〜6人分)
牛肉(肩ロース、すね肉、バラなど):800g〜1kg

<ブーケガルニ>
セロリ(葉と茎の部分):1本
イタリアンパセリ:4本

塩:大さじ1 ※あればフルール・ド・セルなどの大粒の天日塩

玉ねぎ+クローブ(3〜4本):1個
にんじん:2本
芽キャベツ:100g
ねぎ白い部分(太めのもの):1〜2本
かぶ:3〜4個
ソーセージ:3〜4本
ベーコン:4〜5枚

【作り方】

1.下準備をします。

定番だからこそ極めたい!フランスの冬の味ポトフ
(画像=『PARIS mag』より引用)

牛肉をタコ糸で肉に食い込むくらいにしっかりしばります。

定番だからこそ極めたい!フランスの冬の味ポトフ
(画像=『PARIS mag』より引用)

ブーケガルニの材料もタコ糸でまとめておきます。

2.肉を煮ます。

定番だからこそ極めたい!フランスの冬の味ポトフ
(画像=『PARIS mag』より引用)

大きめの鍋に[1]の肉とブーケガルニ、塩を入れ、たっぷりの水を入れ、火にかけます。沸騰したら、弱火し、フタをして2時間。

定番だからこそ極めたい!フランスの冬の味ポトフ
(画像=『PARIS mag』より引用)

途中、アクを取りながらコトコト煮込みます。アクがかなり出るので、こまめに取ると◎。

3.野菜を切ります。

定番だからこそ極めたい!フランスの冬の味ポトフ
(画像=『PARIS mag』より引用)

にんじんは皮をむいて半分に切り、縦に2~4等分し、面取りをします。面取りをすることで煮崩れしにくくなりますよ。ねぎの4~5cmの長さに切り、かぶの皮をむいて丸ごと使います。

定番だからこそ極めたい!フランスの冬の味ポトフ
(画像=『PARIS mag』より引用)

玉ねぎは皮をむいてクローブを刺します。今回、玉ねぎは香味野菜として使用するので、食べません。

4.具材を鍋に入れます。

定番だからこそ極めたい!フランスの冬の味ポトフ
(画像=『PARIS mag』より引用)

[2]の肉がやわらかくなったら、ブーケガルニを取り出し、かぶ以外の野菜とソーセージ、ベーコンを入れます。15分煮たら、かぶを入れ、さら煮込みましょう。

定番だからこそ極めたい!フランスの冬の味ポトフ
(画像=『PARIS mag』より引用)

野菜に火が通ったらできあがりです。

定番だからこそ極めたい!フランスの冬の味ポトフ
(画像=『PARIS mag』より引用)

肉は糸をはずし、食べやすい大きさに切り分け、野菜と煮汁を深めの器に盛りつければ豪華な一皿に。

定番だからこそ極めたい!フランスの冬の味ポトフ
(画像=『PARIS mag』より引用)

お好みで塩(フルール ド セル)、マスタード、オリーブオイルを添えていただきます。

お野菜とお肉のうまみがたっぷりで、栄養も満点のポトフ。ソーセージとベーコンは入れると塩分やうまみが出るので、ぜひ入れたい具材です。

一見難しそうに見えますが、最初の処理だけしてしまえばあとは煮込むだけなのでとっても簡単。たっぷり作っておけば翌日も楽しめます。寒い冬に心も体もあたたまる1皿です。


提供・PARIS mag(シンプルで上質なライフスタイルを提案するWEBマガジン)

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