主婦として日ごろやっている、掃除・洗濯・お料理…家族のために磨いた腕を活かせる機会のひとつが家事代行のお仕事です。
日ごろ磨いてきた家事スキルがそのまま活かせて、しかもたくさんの「ありがとう」がもらえるのも魅力です。
また、家事スキルをもっとレベルアップしたい!という主婦にもぴったり。研修を経て、家事スキルを上げることもできます。
そしてなにより、短時間・少日数で働ける職場が多く、時間の制約がある主婦にもぴったりの働き方が注目をあつめているのです。
今回は、家事代行サービスとは?どんなお仕事をするの?という点に注目してご紹介します。
家事代行サービスってこんなお仕事
•ニーズはこれからますます増える?
今や、共働き世帯が増え、結婚・出産をしても仕事を辞めることなく働き続ける人が半数以上と言われています。
そうなると生じてくるのが、家事が後回しになりがち、という問題。
そんな背景もあり、昨今の家事代行のニーズはうなぎのぼりです。
訪問の頻度・時間帯など、依頼もさまざま。パート主婦の働く時間や曜日、自分の家事スキルに合わせて比較的、融通が利きやすい仕事です。
最短週1日~1回2時間程度から働けるなど、働き方が柔軟なケースが多くあります。
家庭最優先にしながらパートで働きたい主婦には、これほど理想的な仕事は、他にはなかなかないかもしれません。
家事代行の仕事内容って?
家事代行は契約している個人宅に訪問して家主の代わりに家事を行ったり、生活のちょっとした困りごとのお手伝いをするのが、主な仕事内容です。
具体的には、
・日常的な掃除、洗濯
・日常的な夕食の支度
・年末の大掃除など、家事負担が増える時期のみの代行
・ガスコンロや換気扇など掃除しにくい箇所をひと月に1回
・お風呂や洗面台、トイレといった水回りの掃除
など、さまざまです。
家主の代わりに家事をする=家事代行サービスのお仕事。
特別な技術が必要であったり、依頼主がやっても時間以内でできないような作業量である、などの無茶な仕事は、基本的にはありません。
また、家事代行サービス登録時にどの仕事を希望するか/どの仕事を希望しないか、などヒアリングを設けていることがほとんどです。
料理がしたい・掃除がしたい、など希望がある場合も安心です。
家事代行のお仕事、やりがいって?
「働きたいけれども、時間的な制約や様々な家庭の事情でがっつりお仕事をするのは少し難しい…」
「ブランクが長くてお仕事復帰のハードルが高い…」
「せっかく働くなら人の役に立つ仕事がしたい」
そのような主婦にこそ、家事代行はおすすめしたいお仕事です。
1日2時間からの短時間の契約や、週1日の契約からでも働くことができて、しかも主婦生活で培った高い家事スキルが武器になる仕事です。
スキマ時間を有効活用したい主婦にとっては、主婦パートとして大変人気のあるお仕事です。
ふだん家族のために家事をしていても、日常的に感謝されることは少ないものですよね。
仕事として、困っているお宅で普段と同じように掃除や洗濯、食事の支度をしているだけなのに「ありがとう」「助かった」と感謝されるのは、なんだかとてもうれしくなるものです。
仕事がうまく回らず困っている人の手助けができる。人の役に立てる、という点も大きなやりがいの一つです。
家事代行のお仕事、大変なことは?
逆に、家事代行のお仕事の大変なことはどんなところでしょうか。
業務の性質上、赤の他人の家に入るわけですからとても気をつかいます。
例えば清掃のお仕事で、捨てていいものなのか、そうではないのかという判断はとても難しいもの。
捨ててはいけないものを捨ててしまうと、クレームにもつながります。
きちんと仕事をしてゴミを仕分けていても完全にきれいになっていない!と思われてしまう可能性も。
依頼主となる顧客の期待をすり合わせておくことがとても大切になります。
また、家事代行のお仕事はほとんどが時間で契約をするもの。
2時間でキッチン・お風呂・トイレの掃除…という場合、ひとつずつ丁寧に進めていては時間がすぐに過ぎてしまいます。
キッチンは何分まで、お風呂で洗剤をかけて置いている間にトイレ掃除を…というように、効率よく仕事をすすめるための段取りやスケジューリングが大切です。
あわせて、先述しましたが、家事代行サービス=依頼主の家事を代理でおこなうお仕事。
依頼主が1時間でできないようなお掃除は、家事代行スタッフだからといって1時間で終わらせることはできません。
時間内で終わらない作業量を依頼された場合や、追加で依頼がある際は、きっぱりと断ることも必要になってきます。
家事代行のパートに向いている人/魅力って?
家事代行の仕事に向いている人は、人の役に立ちたい!という人や、自分の家事スキルを活かして仕事をしたい・もっと家事が上手に&得意になりたい人。
また、家でも仕事でも家事をすることになるので、やっぱり家事が好きな主婦に向いています。
場合によっては留守宅にお邪魔して家事をしたり、仕事柄、依頼主のプライベートな部分に触れる機会が多い仕事でもあります。
仕事上で知りえた個人情報やプライベート情報を、むやみに口外しないという高い倫理観も求められます。
そして顧客の求める家事レベルとのすり合わせも必要ですから、コミュニケーション能力も必要でしょう。
家事代行のお仕事は、自分の家庭の延長ではなく「家事のプロ」としての高い意識と家事スキルが必要とされるお仕事。
その意味で、家事に対して高い意識のある主婦であればあるほど、自分の家事スキルを武器にお仕事ができるというのはとても魅力ではないでしょうか。
また、自分の家庭を最優先にしつつ、勤務条件やシフト組みができるのも大きな魅力。
働きたいエリアや時間帯、曜日なども融通が利きやすいので、他のパートのお仕事よりも働きやすさを感じることでしょう。
まとめ
家事代行はメリットがたくさん。
まず、就業条件として、訪問するエリア・日数・時間・曜日の融通がつきやすく、プライベートとの両立がしやすいところ。
そして、日ごろ磨いてきた家事スキルを存分に発揮でき、家事レベルを上げることができるお仕事。
何より、困っている人の役に立てる喜びがあります。
共働きの核家族が増え、家事のアウトソースをしたい!と考える人はこれからますます増えていきます。
業界的にも伸びているので、さまざまな会社でスタッフを募集しています。
就業のチャンスが多く、転職の機会もある、家事代行のお仕事。
プライベートもお仕事も、充実したお仕事がしたい!と考えている方には、おすすめの働き方のひとつです。
提供・しゅふJOBナビ
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