先日、ポトフのレシピをご紹介いたしましたが、大きなお鍋にまとめて作っておけば数日楽しめるポトフは忙しいときにもおすすめのメニューです。とはいえ、何日も食べていると飽きてしまうのも正直なところ。

今回は、ポトフの残ったお肉を利用して作るアッシュ・パルマンティエを紹介したいと思います。

アッシュ・パルマンティエとは、細かく切ったお肉をじゃがいもと一緒にオーブンで焼き上げた料理です。

アッシェとは、細かく切る(みじん切り)の意味。パルマンティエはフランスの農学者の名前です。フランスで一般の人にじゃがいもを広めた人物で、じゃがいもを使った料理をパルマンティエ風と言うそう。

フランスのお母さんの知恵が詰まった心もあたたまるお袋の味です。

ポトフを翌日アレンジ!アッシェ・パルマンティエ

【材料】(4人分)

フランスの母の味!お肉とじゃがいものアッシュ・パルマンティエ
(画像=『PARIS mag』より引用)

ポトフの残りの肉:300~400g ※牛ひき肉(赤身)でもOKです。
玉ねぎ:1/2個
にんじん:1/2本
セロリ:1/3本

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トマトペースト:大さじ2
ナツメグ:少々
塩:小さじ1~2
こしょう:適量

オリーブオイル:大さじ または、バター:大さじ1

<じゃがいものピューレ> ※以前紹介したマッシュポテトでもOKです。
じゃがいも:4個
牛乳:1カップ
バター:大さじ1
塩:小さじ1

グルエールチーズ:大さじ1~2 ※パルメザンチーズやピザ用チーズでも可。

【作り方】

1.野菜を切ります。

フランスの母の味!お肉とじゃがいものアッシュ・パルマンティエ
(画像=『PARIS mag』より引用)

野菜をみじん切りにします。

2.肉をほぐします。

フランスの母の味!お肉とじゃがいものアッシュ・パルマンティエ
(画像=『PARIS mag』より引用)

ポトフの残りの肉は手でほぐしておきましょう。牛ひき肉を使用する場合は、そのままでOKです。

3.野菜を炒めます。

フランスの母の味!お肉とじゃがいものアッシュ・パルマンティエ
(画像=『PARIS mag』より引用)

フライパンにオリーブオイル(またはバター)を入れ、[1]の野菜を炒めます。

フランスの母の味!お肉とじゃがいものアッシュ・パルマンティエ
(画像=『PARIS mag』より引用)

おいしそうな匂いがしてきたら<a>を入れ、肉を入れさらに炒めましょう。全体になじんだところで火を止めます。途中、水分が足りないようなら水を入れてもよいです。

4.じゃがいものピューレを作ります。

じゃがいもを洗い、皮ごと茹でます。

フランスの母の味!お肉とじゃがいものアッシュ・パルマンティエ
(画像=『PARIS mag』より引用)

茹で上がったら皮をむき、つぶします。今回はマッシャーを使用しましたが、フォークを使用しても作れます。

フランスの母の味!お肉とじゃがいものアッシュ・パルマンティエ
(画像=『PARIS mag』より引用)

鍋に戻し、バター、牛乳、塩を入れ混ぜ合わせ、弱火に。あたたまったら火を止めます。

フランスの母の味!お肉とじゃがいものアッシュ・パルマンティエ
(画像=『PARIS mag』より引用)

お好みでグリエールチーズを混ぜてもよいです。

5.耐熱容器に入れます。

フランスの母の味!お肉とじゃがいものアッシュ・パルマンティエ
(画像=『PARIS mag』より引用)

耐熱容器に[2]の具材、その上に[3]のじゃがいものピューレを敷きます。

フランスの母の味!お肉とじゃがいものアッシュ・パルマンティエ
(画像=『PARIS mag』より引用)

グリエールチーズを上から振ります。

6.オーブンで焼きます。

[5]を200℃のオープンで10~15分くらい焼き色がつくまで焼き、焼き上がったら完成です。

フランスの母の味!お肉とじゃがいものアッシュ・パルマンティエ
(画像=『PARIS mag』より引用)

味のついたひき肉は多めに作って冷凍保存しておくと便利です。オムレツの具にしても◎。じゃがいものピューレをかぼちゃに変えたりして、アレンジするとバリエーションが増えますよ。

フランスの母の味!お肉とじゃがいものアッシュ・パルマンティエ
(画像=『PARIS mag』より引用)

大人の方は赤ワインなどのお酒といただいてもおいしくいただけますし、じゃがいものピューレがマイルドな味わいなのでお子様にもおすすめです。

簡単でおいしいフランスのお袋の味、アッシュ・パルマンティエ。ぜひ、お試しください。


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