秋田・岩手両県にまたがる高原「八幡平」。盛岡方面から訪れた場合に巡りやすい順に、「焼走り溶岩流」「八幡平アスピーテライン」など、特に人気の見どころを半日でめぐるモデルコースをご紹介します。
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1.溶岩の上を歩ける「焼走り溶岩流」(所要時間:45分〜)
まずは岩手山中腹から流出した溶岩流により形成された「焼走り溶岩流」を訪れてみましょう。延長は約4km、巾は約1.5kmほどの広さの一帯です。
一面に冷え固まった黒い岩石が広がっていて、植物は土のあるところを除きほとんど自生していません。一帯は国の特別天然記念物に指定されており、噴出時期が比較的新しいため、噴出当時の地形を留めた貴重な場所でもあります。
1周約2kmの散策路が整備されており、45分ほどで歩けるのでぜひ実際に溶岩の上を歩いてみて。
2.爽快な景色を眺めながらの山岳ドライブ「八幡平アスピーテライン」(所要時間:約20分)
焼走り溶岩流の散策を終えた後は、秋田・岩手両県を結ぶ26.4kmの「アスピーテライン」へ。焼走り溶岩流から頂上駐車場にある「八幡平山頂レストハウス」までは、車で20分ほどで走り抜けることができます。
大自然の中を駆け抜ける山岳ドライブは爽快の一言!早春はまだまだ雪に覆われていますので、雪解けがすすむ5月下旬頃から紅葉が楽しめる10月頃がベストシーズンでしょう。
9月下旬頃から色づき始める紅葉は標高差もあり、比較的長い期間楽しむ事ができます。また、八幡平周辺は温泉の宝庫なので、いたる所で温泉の蒸気が立ち上る景色も楽しめます。
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