韓国といえばサムギョプサルやトッポッキといった美味しい食べ物、古宮「景福宮(キョンボックン)」をはじめとする観光名所、オルチャンファッションなどでよく知られていますが、女子高生・JKの学生生活はご存知ですか??
そんな未だ謎に包まれたJKの学生生活について、高校時代に韓国へ留学した経験を持つコネスト留学生レポーター・ゆなが、リアルな実態をご紹介したいと思います!
韓国人の友達がきっかけで、高校留学を決意
韓国人の友達がきっかけで、高校留学を決意
私が韓国の高校に留学しようと思った理由は、同世代の韓国人の友達ができたことが大きかったです。
友達から韓国の高校についての話を聞き、自分も実際に韓国で高校生活を送ってみたいと思い、高校2年生の2学期から一年間留学することに。
私は韓国にいる知り合いに高校を紹介してもらい、学校に直接留学の意思を伝え留学させていただきました。
国際高校ではなく一般の高校だったので、外国人は私だけ。授業も現地の高校生と全く同じ内容を受けました。
共学でもクラスは男女別々?
韓国の高校はほとんどが女子校か男子校。私の通っていたところも女子校でした。
ごくわずかな共学でも、「プンバン(분반)」といって同じ学校の中で女子クラス、男子クラスと分けられている場合が多々あります。
そんな学校では、普段はなかなか会えないけれど登下校の時だけは一緒…♡なんていう展開があったりなかったり(笑)。
授業は8時間目まで…でも夜遅くまで自習!
自習で疲れ果てた時の様子(苦笑)
日本の高校と大きく違うところが、授業。日本では進学校をのぞいて1~6時間目までの授業後、放課後に部活というのが一般的ですが、韓国はなんと8時間目まであります。
さ・ら・に!「夜間自律学習(ヤジャ)」というものが存在し、8時間目が終わってから夜の10、11時くらいまで自習する時間が設けられているのです。
高校によって多少異なりますが、日本の部活動のようなものはほとんど存在せず、本当に勉強熱心。ちなみに授業は、英語や数学は生徒の進度、レベル別に分けられて、学生にあった進め方になっています。
進路について考える「進路授業」あり
大学見学時のワンショット
1年に数回、大学進学や将来なりたいもの、興味のあるものなどについて考える「進路授業」というものがありました。
学年全体で大学を見学したり、卒業生の話を聞いたりする機会が多くあるのも韓国の高校ならではでないでしょうか。
1年生の時から行なわれ、韓国の高校は大学や将来の進路についての取り組みが熱心だなと感じました。
ランチタイムは「給食戦争」勃発!?
日本と異なり、韓国の高校ではお弁当を持っていくという習慣があまりなく、ほとんどが給食です。そして、「夜間自律学習」で遅くまで学校にいるため、夕飯も学校の給食を食べる生徒が多くいます。
なお、給食室という給食を食べるためだけの専用部屋があるのですが、全学年が一気に入ることのできる広さではありません…。そのため、いち早く温かい給食を食べようと、4時間目のチャイムが鳴った瞬間、教室から飛び出し我先にと給食室まで急ぐ「給食戦争」が勃発(笑)。
韓国ではどの高校でも起こるものらしく、「韓国の高校あるある」なのだとか。また、給食の美味しさは学校によって千差万別。給食の味で高校を選ぶ人もいると聞きます。