トリップノートのアプリでトラベラー会員が登録した「行ったスポット」のランキングを元に、新型コロナウイルス感染症の流行が始まる前と比べて、人気が上昇した徳島県の観光スポットをご紹介します!

はじめに

この記事では、トリップノートの会員が実際に訪問したスポットを記録する「行った」機能のデータを元に、新型コロナウィルス感染症の流行を境にして、順位が顕著に上昇した観光スポットを紹介しています。

なかなか自由に旅行を楽しめない状況が続きますが、そんな中でも感染に気をつけながら徳島県を観光する機会があれば、ぜひ参考にしてみてください。

1.奥祖谷二重かずら橋

【徳島】コロナ禍で人気が上昇した観光スポット9選
(画像=tripnote.jp トリップノートより引用)

祖谷のかずら橋から約20km、車で1時間ほど離れた山深い場所にあります。平家の落人が馬場に通うために架けたといわれる橋で、長さ約45mの男橋と、小ぶりで22mの女橋が並んでいることから「夫婦橋(みょうとばし)」とも呼ばれています。

【徳島】コロナ禍で人気が上昇した観光スポット9選
(画像=PIXTA トリップノートより引用)

女橋近くには、手でロープを手繰り寄せて進むという珍しい人力ロープウェイ「野猿」があり、実際に乗ってみることができます。

2.鳴門の渦潮

【徳島】コロナ禍で人気が上昇した観光スポット9選
(画像=tripnote.jp トリップノートより引用)

イタリアの「メッシーナ海峡」、カナダの「セイモア海峡」と並んで世界三大潮流の一つに数えられている鳴門の渦潮。徳島県鳴門市側の浅瀬と兵庫県淡路島側の浅瀬の間に水深100mを超える場所が存在し、そこを流れている水流の速い「本流」が、浅瀬でゆっくりと流れている海水を巻き込むことによって起こる現象です。

【徳島】コロナ禍で人気が上昇した観光スポット9選
(画像=PIXTA トリップノートより引用)

一日に2回、浅瀬で穏やかな流れの瀬戸内海(内海)に、太平洋(外海)からやってきた流れの速い海水(本流)が大量に入り込みます。これには干潮・満潮による潮位の差が関係しています。大量に入ってきた海水は約6時間後に大量に出て行く、これを毎日繰り返しているのだそうです。

地球規模で見ると鳴門海峡の出入り口はとても狭いので、周囲の浅瀬の潮流を巻き込みながら入ってくる、あるいは出て行く、これが「渦潮」です。広いところから急に狭いところへ流れ込んだ海水は速度を増して入ってきます。大潮の時は時速20kmとも言われており、これは日本一の速さです。

3.千畳敷展望台

【徳島】コロナ禍で人気が上昇した観光スポット9選
(画像=tripnote.jp トリップノートより引用)

大鳴門橋の袂にある展望台。大鳴門橋を間近に眺められるだけでなく、タイミングが合えば鳴門の渦潮もこの展望台から見られます。周辺にはお土産物店や飲食店も並んでおり、休日には観光客で賑わうスポットです。

4.大歩危峡観光遊覧船

【徳島】コロナ禍で人気が上昇した観光スポット9選
(画像=PIXTA トリップノートより引用)

レストラン「大歩危峡まんなか」から出航している観光船。両岸には結晶片岩がそそりたち、その間をすり抜けるように進んでいきます。船頭さんのガイドを聞きつつ、奇岩や巨石を眺めながら船下りを楽しめるおすすめアクティビティです。乗船時間は30分ほど。かずら橋と並ぶ人気スポットですが、回転率が高いのでそこまで待たずに乗ることができるはずです。