「朝泣くほど仕事に行きたくない・・・。」家を出る時間になると涙が溢れるのに、気持ちを押し殺して無理に出社していませんか?
頑張るあなたはとても強く素晴らしいですが、その状況は危険です。仕事に行きたくなくて涙が出るのは、「普通」ではなく「異常」です。それにも関わらず、無理をし続けていませんか?
今回は涙に耐えて出社するあなたに、PRIME編集部が3つの選択肢をご提案。辛い時は誰かに話せばいい。仕事は休んでも大丈夫。退職だってしてもいい。時に大きな障壁が立ちはだかることもありますが、それをはねのける心強い見方も紹介していきますよ!
涙を流し続ける朝はもうこりごり。あなたの輝かしい未来に向けて、行動を起こしましょう。
1.「朝泣くほど仕事に行きたくない…。」涙もろさはうつ病のサイン
「仕事に行きたくなくて朝泣くなんて、自分が情けない…。」このように考えている人もいるかもしれませんが、それは大きな間違いです。
実は、涙もろくなるのは【うつ病のサイン】。正常な脳は喜怒哀楽など様々な感情を感じますが、酷いストレスにさらされ続けると脳の感情を作る機能がおかしくなり、激しい気分の落ち込みが1日中続いてしまいます。そのため、うつ病初期にはほんの少しのことで泣きたくなるなど、涙もろくなる傾向がみられます。
・急に涙もろくなった
・気分が1日中重く憂鬱
・イライラをコントロールできない
・何をしても楽しくない
など、「気分が落ち込んで元気が出ない」という状況が続くのは、うつ病の初期症状の可能性があります。
あなたの「仕事に行きたくない、朝涙が出る」という症状は、もしかすると呑気に構えている場合ではなく、今すぐ対策を講じるべきかもしれません!次では、泣くほど仕事が辛い時の対処法3つをご紹介していくので、参考にして下さいね。
2.【相談・休む・退職】泣くほど仕事が辛い時にとるべき行動は3つのみ!
(1)信頼できる人物に相談する
泣くほど仕事が辛い時、まずはあなたの辛い状況を誰かに吐き出してみましょう。信頼できる人に話すことで、気分が楽になった経験はありませんか?特段有益な情報やアドバイスをもらえたわけではないのに、なぜか人に話すだけで気分がスッキリ!ちょっぴり元気が出ることってありますよね。
実はこれには、脳内から分泌される「エンドルフィン」というホルモンが関係しているのです!
エンドルフィンは、話を否定されず「うんうん、辛かったね。頑張っているね。」と、自分のことを受け入れられた時に分泌され、苦痛を緩和する作用があると言われています。そのため、話を聞いてもらった後は気分が楽になったり、スッキリしたりするのですね。
しかし反対に、「いや、それは違うでしょ。」、「もっとこうすべきなのでは?」など、話を否定されたりアドバイスを受けたりした時には、エンドルフィンは分泌されません。そのため、【気分を楽にしたい】という目的「だけ」なら、親や上司より「友人」に話を聞いてもらうのが良いうでしょう。
しかし、そうではなく「自身のキャリアの方向性」や「今の働き方に対するアドバイス」などが欲しい時には、その道のプロに話すのが一番。
そこでPRIME編集部がおすすめしているのが、「ポジウィルキャリア」です!
ポジウィルキャリアは、キャリアカウンセリングのプロ集団。あなたの「仕事に行きたくない」という悩みを丁寧に聞き出し、理想的な方向へ導いてくれます。只今45分無料カウンセリングを受付中なので、是非試してみてはいかがでしょうか?
(2)仕事を休む
誰かに話しても事態が好転しない時には、ひとまず会社を休むのもあり。
・ゆっくり寝る
・仕事を休んで行きたかった場所を訪れる
・思う存分寝る
・録画したドラマや映画をひたすら見る
・ジムで思いっ切り体を動かす
・外食を楽しむ
など、自分のしたいことを思う存分楽しむ時間を過ごせば、リフレッシュすることができるでしょう。
しかし中には、数日休む程度では何の解決にもならないほど多くの問題を抱えている人もいるはずです。
上司からのハラスメントや過重労働など、自分の力だけでは対処に限界を感じる時には、心療内科などを受診し休職することも視野にいれましょう。休職に関する詳しい情報を知りたい方は、こちらの記事も合わせてご覧下さい。
(3)退職する
「仕事に行きたくない」という気持ちを抱えたまま、無理に働き続ける必要はありません。
今の職場環境そのものや人間関係、体制に不満があり、それがあなたを苦しめ続けているなら、思い切って退職するのも一つの方法です。しかし、「簡単には辞められないから困ってるんだよ…!」という人が多いのも事実。確かに、「退職」は簡単には決められませんよね。
そこで次では、退職や休職を阻む「障壁」とその「解決方法」に大注目!「仕事を辞めたいけど辞められない…。」、「休職したいけどできない…。」このような悩みを抱えている人は、是非続きをお読み下さい。
3.休職&退職をスムーズに!考えられる「障壁」とその「解決策」とは
(1)「休職」の障壁とその解決法
まずは、休職の障壁とその解決法をみていきましょう。
Q1:「自分が休むと迷惑を掛けるのではないか?」という心配で休職に踏み込めません。
このように考えるあなたは、とても責任感が高く真面目な人。でも、ちょっと立ち止まって考えてみて下さい。あなたをここまで追い詰めたのは誰ですか?一社員が朝涙を流すほど出社したくない状況に追い込んだ、「会社」にも一部責任があるはずです!
それにも関わらず、会社や上司はあなたのことを心配してくれはしません。それもそのはず。会社は利益を上げるための組織。あなたが会社のことを想うほど、会社はあなたのことなんて考えてはくれないのです。
ですから、どうぞ他人のことなんて考えず「傷ついた自分のことだけ」を考えて下さい。
・休職して心身を回復させる
・休職中に復職後の身の振り方(異動や配置換え)を考える
・休職中に自分のキャリアについて深く考える
など、休職中に「未来のキャリア」を考えるのもいいでしょう。
ただし、休職中の転職は注意が必要。休職中に転職しても違法ではありませんが、会社の就業規則や雇用契約に触れる可能性があります。場合によっては懲戒解雇になるケースもあるため、転職は復職後に実行するのが無難です。
Q2:上司に休職を受け入れてもらえない!
「休職を申し出たら上司に却下された…。」パワハラ上司なら十分あり得ることなので、恐れている人も多いかもしれませね。
しかし、心配することはありません。会社に休職制度があり、医師の「休職診断書」もあるにもかかわらず、それを突っぱねられる場合は安全配慮義務違反に当たります!万が一上司に休職拒否をされた場合は、人事担当者に相談しその上司も巻き込んで話し合いを行って下さい。
Q3:そもそも会社に休職制度がない・・・。
残念ながら、休職制度は法律で定められた制度ではありません。そのため、会社に休職制度が存在しない場合は休職することはできません。その場合は有給休暇の取得や配置換えや異動を願い出て、今の職場環境を変える行動をとりましょう。
(2)「退職」の障壁とその解決法
続いて、退職の障壁とその解決法をみていきましょう。
Q1:退職した「後」が心配でなかなか踏み切れません。
退職後の「お金」や「転職」が心配で、なかなか踏み切れない人は大勢います。
まず無職の間の「お金」についてですが、日本では「失業手当」が給付されるため、すぐに生活が行き詰ることはありません。自己都合退職なら90日~150日、会社都合退職なら90日~330日失業手当が給付されます。(※給付日数は各条件により異なります。詳しくは厚生労働省のホームページでご確認下さい)
また、退職時に医師の診断書があれば「傷病手当金制度」により、最大28カ月間生活保障が受けられます。雇用保険や社会保険料を納めていれば、このような公的給付金制度が利用可能。当然の権利として受け取り、その間に心身の元気を取り戻しましょう。
Q2:退職を申し出たのに、上司に認めてもらえない!
退職を申し出たにも関わらず、あの手この手で会社に留まらせようとする上司もいますよね。
しかし、労働者の「退職する自由」は民法で定められています。退職を引き止める側は「再び人材育成すのが大変だ!」、「部下に辞められると自分の評価が下がる…。」など、自分のことしか考えてないため無視しましょう。
中には「脅し」で退職を阻止しようとする上司もいますが、屈する必要はありません!
・「後任が決まるまで退職させないからな!」➡労働者には一切関係のない事項
・「会社にとっての損害だ!賠償金を払え!」➡あきらかな法律違反
・「退職金をはさない!」➡退職金の支払いは義務であり退職後に請求も可能
という具合に、退職を脅しで食い止めることはできないので一切応じる必要はないのです。
しかし、このようなことを言ってくる上司のもとで、円満な退職に向けての話し合いができるとは思えませんよね…。
そんな状況に困り果てている人におすすめなのが、退職代行「ガーディアン」です!ガーディアンは、あなた自身に代わって退職に関わる全ての作業を担ってくれる、心強い味方です。他の退職代行業者と何が違うのか?次で詳しくみていきましょう。