国内のみならず、海外からも多くの人が訪れる、広島で大人気の観光地「宮島」。世界遺産に認定された厳島神社が有名ですが、実はさまざまな魅力がギュッと詰まったエリアなんです。 まだ一度も遊びに行ったことがない人でも、たっぷり観光が楽しめるように宮島の人気観光スポットをご紹介!季節ごとの特徴やアクセスのしかたも解説していますので、お出かけの際の参考にしてください。
日本三景のひとつ「宮島」はどんなところ?
宮島は、広島県廿日市市(はつかいちし)の広島湾最西端に位置しています。一周30kmほどの小さな島で、京都府の天橋立、宮城県の松島に並ぶ日本三景のひとつ。季節ごとに違った美しさが見られるのも宮島の魅力です。基本的に気候は穏やかですが、夏に気温が30度を越す日もあれば、冬は広島湾に吹き込む「弥山おろし」の影響で寒さが厳しい日も。お出かけの際は、天気予報をチェックして服装に気をつけましょう。
春は桜が満開になります。町を歩きながら桜を眺めるのはもちろんのこと、山から海に向かっての景色は格別です。
夏の名物といえば「宮島水中花火大会」。豪華絢爛な花火を背にした厳島神社の鳥居は、普段とは違った迫力を感じられます。
秋は紅葉がとくに人気。11月中旬から見ごろを迎える紅葉が楽しめます。イロハモミジやオオモミジ、ヤマモミジなど、約700本の紅葉を堪能できる「紅葉谷公園」は、宮島を代表する紅葉スポットとなっています。
冬は海面が低くなります。厳島神社の鳥居まで歩いて行ける時間が長くなるため、間近で観賞すのにぴったりです。また、海の幸がおいしい季節なので、蟹や牡蠣などを心ゆくまで楽しんでください。
宮島の人気スポット10選をご紹介
家族で遊びに行きたい水族館をはじめ、デート向きの絶景スポットから歴史や伝統工芸が学べる観光施設まで、宮島の魅力をたっぷり満喫できるおすすめスポット10選をご紹介していきます。宮島観光に外せないところばかりなので要チェックです!
1.宮島を代表する名所といえば世界遺産「厳島神社(嚴島神社)」
推古天皇元年(593年)に創建されたといわれ、実に1400年以上の歴史を誇る厳島神社。海に浮かぶ真っ赤な大鳥居は、宮島のシンボルとしてあまりにも有名です。本殿の回廊は国宝に指定されており、どこも絵になる美しさが特徴。潮が満ちてくると、鳥居が海に浮かんでいるように見え、干潮の時は大鳥居の下まで歩いて行けるようになります。
満潮と干潮はおよそ6時間ごとに訪れますが、日によってその時間帯は少しずつ異なるので気をつけたいところ。観光の際は公式サイトで「年間潮汐・潮見表」を見て、事前にチェックしておくといいでしょう。
スポット詳細
名称:嚴島神社
住所:広島県廿日市市宮島町1-1
アクセス:JR山陽本線「宮島口駅」または広島電鉄「広電宮島口駅」下車、
「宮島口桟橋」からフェリー
拝観時間:6:30〜18:00(季節により変更あり)
休日:無休
拝観料:大人300円(宝物館との共通券500円)
2.かわいい水の生きものとふれあえる!「宮島水族館(みやじマリン)」
瀬戸内海国立公園内にある宮島水族館(みやじマリン)は、瀬戸内海の水生生物と自然をテーマにした水族館です。展示している生物の数は350種類、1万3000点以上。愛嬌のある顔が人気のスナメリや、ペンギン、カワウソなど魅力的な生きものがいっぱいです。屋外のプールでは、大迫力のアシカのショーも開催されています。また、カキの養殖に使われるカキいかだを再現。海中のカキいかだを見られるのは非常に珍しいので、見逃さないようにしてください。 ※新型コロナウイルス感染症予防、拡大防止のため、2021年5月31日までは臨時休館しています。
スポット詳細
名称:宮島水族館
住所:広島県廿日市市宮島町10-3
アクセス:宮島桟橋 徒歩25分
宮島桟橋 宮島メイプルライナー(乗合バス10分)
宮島桟橋 島内タクシー10分
営業時間:9:00〜17:00(最終入館時間16:00)
休館日:不定休
価格:一般(高校生含む)1400円、中学生・小学生700円、幼児400円