年齢サインのひとつにたるみがあります。たるみがあると一気に老けた印象になってしまいます。化粧品ではたるみを改善できないし、美容医療は敷居が高いイメージ。どうすればいいのか悩んでいる人も多いでしょう。『ハイフ』は美容クリニックやエステサロンで行われているリフトアップ効果が期待できる施術です。敷居が高いと思われがちな美容医療の施術ですが、メスを使わずたるみの改善が期待できるので人気の施術なのです。この記事ではハイフの仕組みやメリット・デメリットなどをご紹介します。たるみにお悩みの人は参考にしてみてください。
ハイフはメスを使わないたるみ治療
ハイフ(HIFU)とはHigh Intensity Focused Ultrasound(高密度焦点式超音波)のことです。超音波を使った施術のため、メスを使うことなくリフトアップできます。肌は外側から表皮・真皮・皮下組織・SMAS筋膜・表情筋と何層にも分かれおり、肌の奥にあるSMAS筋膜がゆるむとたるんでしまいます。SMAS筋膜は表皮上部から約4.5mmの深さにある層で、SMAS筋膜が衰えると肌の土台を支えることができません。これにより肌表面のしわやたるみとなってあらわれます。ハイフは超音波を一か所に集中することで肌内部に熱変性を起こします。コラーゲンが熱によって縮み、それを修復するためコラーゲンが増殖するためリフトアップ効果が得られるのです。
ハイフの効果
- シワ、たるみの解消
- リフトアップ効果
- 美肌、肌質改善効果
- 小顔効果
- アンチエイジング効果
- 脂肪分解効果
施術後は1か月から3ヶ月で効果を実感するようになります。年齢サインにお悩みの人に嬉しい効果が得られるので、ぜひ試してみたい施術ですね。
ハイフのメリット・デメリット
ハイフはたるみ改善の効果が期待できる人気の施術ですが、メリットだけではなくデメリットもあります。メリット・デメリットを知り、自分に適した施術かどうか判断するようにしましょう。
ハイフのメリット
- リフトアップ効果が半年~1年ほど続く
- 肌への負担が少ない
- ハイフのあとはすぐにメイクができる
ハイフはリフトアップ効果が期待できるだけでなく、持続効果も高い施術です。メスを使わないので顔に傷ができることはなく、絆創膏による保護や抜糸などが必要ありません。そのため施術後はメイクをすることも可能です。
ハイフのデメリット
- やけどのリスクがある
- 施術時に痛みを感じることがある
- 施術後の肌のほてりや炎症を起こすことがある
ハイフは顔に傷ができる施術ではありませんが、肌内部に熱変性を起こす施術のためやけどのリスクが高いです。超音波を照射している部位に痛みを感じることもありますが、麻酔を使って痛みを軽減することができるので、施術時に痛みを感じたら施術者に相談するようにしましょう。