黒糖生地もおすすめ

志ち乃のどら焼きには、2種類の生地が商品ごとに使い分けられています。

ひとつはオーソドックスなカステラ生地で、先述した栗どらや梅どらにも使われています。卵の良い香りと何よりふわふわした歯ごたえが特徴です。口の中でしゅわっとした食感を堪能できます。

【茨城】栗どら・梅どらをお土産に!老舗のどら焼き専門店「志ち乃」1.jpg
(画像=Sosyu Kikuchi 志ち乃/(左)オーソドックスなカステラ生地(中央と右)黒糖生地、トリップノートより引用)

もうひとつは、黒糖入りの生地です。普通のカステラ生地と比較すると、見た目が茶色っぽいですね。黒糖生地の特徴は、もっちりねっとりするような、やや重ための歯ごたえです。黒糖のコクのある風味を楽しめますが、主張が強いわけではありません。

【茨城】栗どら・梅どらをお土産に!老舗のどら焼き専門店「志ち乃」1.jpg
(画像=Sosyu Kikuchi 志ち乃/黒糖生地を使ったどら焼き、トリップノートより引用)

黒糖生地の代表商品に、「亀城の松(170円)」があります。こちらは本店限定の取扱いで、中央に求肥(ぎゅうひ)が仕込まれた珍しいどら焼きです。全体で甘さの均等はとられていますが、それでも甘みとボリュームがあります。お餅のもちもち食感を同時に楽しめますね。

【茨城】栗どら・梅どらをお土産に!老舗のどら焼き専門店「志ち乃」1.jpg
(画像=Sosyu Kikuchi 志ち乃/亀城の松(大きな求肥が包まれている)、トリップノートより引用)

ちなみに「亀城」とは、本店がある土浦市のシンボルです。室町時代に築城されたかつての土浦城は、堀に囲まれた姿がまるで水に浮かぶ亀のようだと喩えられたことから「亀城」と呼ばれています。また、黒糖生地の表面には松の枝を表現しているのだとか。

【茨城】栗どら・梅どらをお土産に!老舗のどら焼き専門店「志ち乃」1.jpg
(画像=Sosyu Kikuchi 志ち乃/黒糖生地は「松の枝」の柄、トリップノートより引用)

蓮の実の甘露煮を挟んだ「はすどら(170円)」にも黒糖生地が使用されています。先述したように本店の周辺にはレンコン畑が広がり、日本一のレンコンの産地として有名ですから、地域の特産品がよく分かる一品です。

【茨城】栗どら・梅どらをお土産に!老舗のどら焼き専門店「志ち乃」1.jpg
(画像=Sosyu Kikuchi 志ち乃/はすどら(蓮の実の甘露煮がごろごろ入っている)、トリップノートより引用)

蓮の実はぎんなんと同じくらいの大きさで、ほっくりしたお豆の食感。一つのどら焼きに何個も実が詰まっていて、一口食べるごとに楽しめます。白あんが使われているので、甘さ控えめですっきりと食べ終えることができます。

その他にもたくさんの種類のどら焼きがありますので、どんな種類があるか気になる方は公式ホームページ内にてご確認ください。商品一覧を見ているだけでも楽しくなりますよ!

本店以外の店舗・取り寄せ情報

この記事では土浦本店(土浦市)の様子をお伝えしてきましたが、志ち乃には茨城県内に支店(2021年9月現在、本店の他に3店舗)もあります。

また、店舗まで直接訪問しなくても、お取り寄せ注文も可能です。公式ホームページからのネット注文、ファックス、電話、メールなど各種方法で受付けています。詳細はこちらのページでご確認ください。

この記事を書いたトラベルライターから一言

【茨城】栗どら・梅どらをお土産に!老舗のどら焼き専門店「志ち乃」1.jpg
(画像=Sosyu Kikuchi、トリップノートより引用)

今回、要冷蔵の生どらにもチャレンジしてみました。選んだお味は「レアチーズどら」。クリームチーズとサワークリームを使ったクリームの間に、ラズベリーが入っています。一口食べて衝撃を受けました。どら焼きという和菓子の世界に、洋菓子を感じたのです。これはまるで新種のケーキ!やや歯ごたえのあるどら焼き生地に、クリームが包まれている様子は斬新だなと感じました。そんなわけで、生どらシリーズもおすすめです。(Sosyu Kikuchi)


提供・トリップノート

【こちらの記事も読まれています】
【豊洲】「チームラボ プラネッツ」徹底ガイド!お台場との違いは?
東京のブルックリン!蔵前で行きたい散策スポット・お店16選
【静岡】本当は広めたくない!柿田川湧水公園の神聖な見どころ5選
京都・嵐山の人気観光スポットTOP15!旅行好きが行っている観光地ランキング
【滋賀】SNS映えしそう!長浜のおすすめ観光スポット・お店10選