40代独身女性の「貯金なし」は意外と多い?

貯金がない!40代独身女性が今すぐやるべき5つのこととは?
(画像=PlusQualityより引用)

40代独身女性はどれくらい貯金しているのか気になりますよね?他人の金銭状況を気にしても仕方ないとわかっていても、自分と比べて周りの40代独身女性はどうなのか、どうしても気になる事ってあると思います。

40代独身女性の貯金額は、平均約500万円と言われています。40代独身女性の平均年収は約400万円とされていて、年収の約1.25倍が貯金額ということになります。あくまでも平均上での結果になりますが、少なくとも半分以上の40代独身女性が、毎月きちんと貯金をしていることがわりますよね。

しかし一方で、約30%の40代独身女性は貯金がゼロということもわかっています。つまり、10人に1人が「貯金無し」ということです。しかも貯金ゼロの割合が高いのも、実は40代なのです。

正社員か非正規社員かなど働き方によって給与額も大きく違いが出るので、貯金ができる人とできない人にも大きく差が出るのかもしれませんね。また、日ごろのお金の使い道も重要で、個人の性格や生活習慣なども関係しています。まだ40代でない独身女性も、既に40代の独身女性も、今一度自分の生活を振り返ってみましょう。貯金ゼロの状態からの脱出方法も併せて、原因や対策方法などをお話していきます。

40代独身女性の「貯金なし」で待ち受ける現実とは?

貯金がない40代独身女性は意外と多いことに驚きですが、貯金がないと将来どんな現実が待ち受けているのでしょうか?

一言で貯金額といっても、一人暮らしなのか実家暮らしなのかによって、貯蓄額は大幅に異なってきます。ずっと実家暮らしなのであれば、一人暮らしの場合と比べて貯金は多めになるはずです。そのため現在、一人暮らしの40代女性で貯金が少なくて困っている場合、実家暮らしに変更するという手段も視野に入れておくと良いでしょう。ただし、実家暮らしだからといって全く節約しなくても良いわけではありませんので、多少は堅実さを身に着けておくべきです。

貯金どころか節約すらもできていない独身女性もいらっしゃるかと思いますが、現実から目を背けずに、将来的なお話にも耳を傾けてみましょう。

今は何も不安が無くて平気だとしても、50代・60代に突入したときを想像してみてください。どのような未来が待ち構えているのか、経済面に関わる具体的な将来を、真剣にイメージしながら考えてみましょう。この記事を読み終わったあと、将来への不安の解消方法が浮かぶはずです。

「貯金なし」の40代独身女性が待ち受ける現実①結婚ができない

貯金がない!40代独身女性が今すぐやるべき5つのこととは?
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最近は晩婚化が進み、40代で独身という女性は意外と多く珍しくありません。芸能人でも、40代で初婚・出産する方も多数見られます。さらには、貯金をするのは結婚してから…と考えている人までいる始末です。

しかし40代で結婚相手に対して求めることは、男女問わず「貯金があること」でどれだけ年収があったとしても、貯金がない相手とは結婚できないと思っている男性もいます。お相手の男性の貯蓄に期待するのは筋違いですし、男性の貯金額が多いとも限りません。必ずしも個人の貯蓄額が全ての判断材料というわけではありませんが、残念ながら経済面に関しては切実な問題として考えられています。

貯金がないと浪費家なのではないか、結婚しても貯金ができない女性なのではないかと思われ、結婚相手から外されてしまいます。男性から見ても、お金にだらしない女性は魅力的には思われないということです。さらには将来的に子供が欲しい男性にとっては、なおさら対象外にされてしまいます。

そのため、「貯金なし」の独身女性は将来結婚ができない可能性が高くなります。このまま生涯独身でも構わないと考えている女性もいらっしゃいますが、少しでも結婚願望をお持ちの方は要注意です。

独身でいる間は自分のためにお金を使いたい。そういう考え方もあながち間違いとは言いませんが、給料をほぼ全部使いきって、全く貯金をしないというのは賛同しかねますよね。

固定費を引いて残ったお金は、半分を趣味に使って、残りの半分は貯蓄にまわすのが賢い選択と言えます。

「貯金なし」の40代独身女性が待ち受ける現実②充実した生活が送れない

貯金がない!40代独身女性が今すぐやるべき5つのこととは?
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貯金がないということはお金がないということで、旅行に行ったり好きなものを購入したりすることができません。そしてそれは、自由な時間が無くなることを意味しています。計画性が無いとお金は貯まらないどころか、どんどん減っていく一方です。

独身だからと言って、お金も自由に使える、という事でもないのです。40代独身だから、余裕のある生活を送っている人ばかりかというと案外そうでもなく、毎日ギリギリの生活を送っている40代独身女性も少なくないのが現状です。

生活資金が足りないがゆえに、やりたいことが何もできない。いずれは知人友人との交流もままならない状態になっていきます。それがどんなに苦痛なのか、後々痛感する羽目になります。さらに加齢と共に、やりたいことができる機会(チャンス)を、どんどん失ってしまいます。

お金があるということで充実した生活を送ることができますが、貯金がなくお金がないと趣味や休暇中など何もやることができず、全てにおいて悪循環となってしまいます。毎日の生活を振り返ることから始めて、小さい事から考えを変えていくことで、徐々に未来も変化していくはずです。貯金のことを全く考えない生活から、脱出することを心がけていきましょう。その際に、生活の中で何を重要としているのか、優先順位を決めておくと良いですね◎

「貯金なし」の40代独身女性が待ち受ける現実③老後破産する可能性もあり

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明るい老後のために…を検討するのは、自分にはまだ早いと思う方もいるかもしれません。

40代独身女性は現在は普通に生活できており、不安やストレスなく過ごされているかもしれませんが、老後は決して楽な人生を送ることはありません。それは金銭的な問題だけでなく、体力などの健康面とも繋がっているからです。

最近ニュースでも話題となりましたが、老後は年金だけでは生活できず、年金以外で2,000万円は不足すると言われています。さらには老齢年金の金額設定は、個人によって様々ですから、必ずしも年金生活が将来の安定を約束したものではありません。

そのため貯金がない40代独身女性は、生活保護を受けなければいけない状態に陥りやすく、「老後破産」を招いてしまう可能性があります。自分には関係無いと思わずに、今現在するべきことを再確認する必要があります。「老後破産」というネガティブな結末を免れるためにも、これから老後資金を作ることを意識して、対策を検討しましょう。

むしろ老後はどういう生活したいなど、具体的な楽しみを作ってポジティブに考えてみてください。そして「老後に必要な資金」「老後に貰う資金」の両方を念頭に入れながら、将来のことを計画しましょう。

40代独身女性の「貯金なし」原因は?

40代独身女性で貯金がない原因は何なのでしょうか?原因が分かれば貯金なしから抜け出せるかもしれません。今回は貯金ができない原因についてご紹介します。

以下の項目に、自分が当てはまっていないかどうかチェックしてみてください。少しでも生活資金を貯めるヒントを集め、項目ごとの管理を行い、自己分析していきましょう。

40代独身女性の「貯金なし」の原因①無駄な出費

貯金がない!40代独身女性が今すぐやるべき5つのこととは?
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多くの女性は買い物好きです。買い物がストレス発散になるという方もいらっしゃいます。年齢は関係無しに、女性特有の欲望が大いに関係しています。ファッションやメイクアイテムなど、果てはエステ・整形にお金をつぎ込む人たちも大勢います。

しかし無計画に欲しい物を欲望にまかせて買うためにお金を使ってしまうと、手持ちのお金がなくなったり、クレジットカードを使ってしまったりと貯金どころではなくなってしまいます。そうなると結局、今まで購入した高額なアイテムたちを売却したりと、まさに無意味な結果となるケースもあります。衝動買いだとしても全部使っているのであれば構いませんが、そうでないのであれば単なる無駄遣いで終わってしまいます。

無駄な買い物をしないためにも、目的のない買い物は控えるように心がけましょう。一旦手に取った気になる商品だとしても、本当に必要なのか使い道を考えてみてください。何を目的に使うのかをハッキリさせて、使用パターンが複数あるかどうかを考えれば、ある程度は防ぐことができます。悪習慣が、そのまま今の自分を形成している…と思ってください。

買い物=ストレス発散

まずは、この考え方を改め、普段の買い物を見直しましょう。

また無駄遣いとは別のお話ですが、よく理解もしないまま、店員に勧められるままに加入してしまった「無意味な保険」も洗い出すと良いかもしれません。意外と知らずに加入して、無駄な金額を使ってしまった事に気づく人も、少なくありません。本当に必要かどうか選ぶことも、重要な要因です。無駄な消費部分を一個づつ削減していきましょう。

40代独身女性の「貯金なし」の原因②お金が必要なときにおろしている

貯金がない!40代独身女性が今すぐやるべき5つのこととは?
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最近は、お金が必要な時は深夜でもコンビニでおろすことができるのでとても便利です。時間帯によっては手数料不要のため、なおさら郵便局や銀行よりもコンビニのATMが選ばれやすいというのもあります。

日頃から手元に大きなお金は持たず、必要な時に使う分だけおろすという方は結構いらっしゃいます。大きなお金をおろさなくても、必要な時にちょこちょこお金をおろすという方の方が、お金が貯まりにくいと言われています。

少しずつしかお金をおろしていないため、お金を使っているという感覚がなく、どれだけお金を使ったか管理できていないという方がほとんどです。気づいた時には通帳にお金が残っていないということにもなりかねません。まずは毎月の引き出し上限額を、自分で決めておくと良いです。