絶景スポット「青の洞窟」も見逃せない!
浄土ヶ浜の「浄土ヶ浜マリンハウス」から運行されているさっぱ船。「剣の山」「賽の河原」「血の池」などの浄土ヶ浜の名所を、船長さんの解説を聞きながら観光できるのはもちろんのこと、このさっぱ船に乗らないと訪れることのできない名所が「青の洞窟」です。
青く美しい様から“青の洞窟”と呼ばれていますが、正式名称は「八戸穴」と言います。さっぱ船ごと入口をくぐると、そこは奥行き8mほどの空間となっています。一番奥には洞窟の名前の由来にもなった、八戸穴があります。運がよければ、八戸穴からの潮のしぶきがみられますよ。写真では伝えきれないほど迫力満点です。
八戸穴をみたあとは、洞窟の入り口側に振り返ってみましょう。そこにはとっても幻想的な「青の洞窟」がお目見えします。太陽の光が射し込むことによって生まれる「青の洞窟」は、季節や天候、訪れる時間によってまったく異なる表情を見せてくれます。
1日目夜:宮古市〜岩泉町の宿に宿泊しよう
浄土ヶ浜の散策を終えたら、そろそろ宿へと移動しましょう。そのまま浄土ヶ浜周辺に宿泊するか、次の日の最初の目的地である「龍泉洞」近くの宿に泊まるのもおすすめ。
三陸の新鮮な海鮮料理が食べられる宿が複数あるので、予算や希望に応じて選んでみてくださいね。
2日目午前:”ドラゴンブルー”の地底湖が人気の「龍泉洞」
2日目は「龍泉洞」観光からスタート!洞内に住むコウモリとともに、国の天然記念物にも指定されており、”ドラゴンブルー”と呼ばれる世界有数の透明度を誇る青い地底湖が有名です。
洞内の総延長はわかっている部分で3,600mあり、そのうち700mを公開。現在も調査は進んでおり、総延長は5,000m以上と推定されています。
8つある地底湖のうち3つが公開されており、第3地底湖は水深98m、非公開の第4地底湖は水深120mと日本一の深さを誇ります。洞内の照明をLED化することにより、より幻想的な世界を演出しています。
2日目ランチ:北山崎近くの食堂で三陸名物「磯らーめん」をいただこう
龍泉洞を散策した後は、午後の目的地である景勝地「北山崎」へ。北山崎を散策する前に、近くにある食堂「白花しゃくなげ荘」でランチをいただきましょう。
白花しゃくなげ荘は、三陸の各地の飲食店で味わえる名物料理「磯ラーメン」を提供するお店の一つ。細かい部分はお店によって違いますが、さっぱりとした塩味のスープに名産の魚介類がたっぷり入っているのが特徴です。
白花しゃくなげ荘の磯ラーメンは細い麺で食べやすく、ワカメやめかぶなどが入った磯の香りをたっぷり感じられる仕立てとなっています。
2日目午後:断崖絶壁の景勝地「北山崎」&「鵜の巣断崖」へ
白花しゃくなげ荘の磯ラーメンでお腹を満たした後は、早速「北山崎」を観光しましょう。続いて同じく海岸線にある景勝地「鵜の巣断崖」にも足を運んでみて。
“海のアルプス”の異名をもつ「北山崎」
北山崎とは北三陸海岸の代表的な景勝地のひとつで、別名「海のアルプス」の異名をもつ美しい海岸。高さ200mもの大海蝕崖に、海面にそびえ立つ奇岩、大小さまざまな海蝕洞窟と、変化に富んだ海岸が約8kmにわたって続きます。
北山崎には第1から第3まで展望台があり、特におすすめなのが第2展望台。300段以上の階段を上り下りする必要がありますが、断崖のギリギリのところに展望台が作られているので、ダイナミックな絶景を楽しめます。またさっぱ船や観光船も運行しており、迫力ある景色を海の上から鑑賞するのもおすすめです。
気軽に絶景を見に行ける「鵜の巣断崖」
北山崎を後にして訪れる「鵜の巣断崖」は、弓状にえぐられた高さ200mもの断崖が、5層になって連なる海蝕崖で、北山崎とともに三陸海岸北部を代表する景勝地です。名前の由来は、崖の中腹にウミウの巣があることからだそう。
鵜の巣断崖は、北山崎のように海岸周辺の観光スポットにありがちな急勾配な階段などがありません。絶景がみられるビュースポットには、隣接の駐車場からウッドチップが敷かれた平坦な道を歩いて約10分で向かうことができます。
提供・トリップノート
【こちらの記事も読まれています】
>【豊洲】「チームラボ プラネッツ」徹底ガイド!お台場との違いは?
>東京のブルックリン!蔵前で行きたい散策スポット・お店16選
>【静岡】本当は広めたくない!柿田川湧水公園の神聖な見どころ5選
>京都・嵐山の人気観光スポットTOP15!旅行好きが行っている観光地ランキング
>【滋賀】SNS映えしそう!長浜のおすすめ観光スポット・お店10選