次にジョングクが指定した数字は53番で、NAULの『Memory Of The Wind』だった。皆が立ち上がるのをためらっていると、RM(アールエム)が立ち上がり歌唱する。RMは感情を込めて歌い、その魅力的で柔らかな声を聴いたメンバーは笑顔で「本当に魅力的! 上手!」と感嘆する。歌がハイライトに差し掛かると、RMの声が揺れ、SUGA(シュガ)は「本当に泣いてるんじゃないの?」と声を出して笑い、メンバーも拍手喝采。そして92点という素晴らしい点を叩き出すのだった。
続いてRMは30番を選び、BUZZの『Coward』が流れ、V(ブイ)が立ち上がった。Vは見事歌を完唱。後ろではメンバーが、彼の歌うパートを一緒に歌い盛り上げる。さらにチョンラムフェ(展覧会)の『酔中真談』も、Vが続けて歌うことに。ジョングクは連続して挑戦するVを見て「今日はテヒョンさん(Vの本名)のコンサートになりそう」と笑った。
いよいよBTS自身の楽曲『Butter』がかかると、促されるようにジミンが歌唱。しかし点数はまさかの86点。苦笑いするジミンにVが「ジミン、心配するな」と声をかけるのだった。
最終的に、罰ゲームを受けるのはSUGAに決定。SUGAと誰かが、高い所にある橋を一緒に渡らないといけないというミッションが課される。SUGAは「誰か僕と一緒に行く人はいない?」と尋ねると、メンバーは皆、視線を避けた。Vとジミンは「高所恐怖症だから行きたくない」と言い、他メンバーも何かと理由をつけて拒む。
結局、SUGAと一緒に高い橋を渡ることになったのはRMだった。RMは『Black Rubber Shoes』を歌った時、SUGAに「(小道具のしゃもじで)1発叩きたい」と言ったため、その行為による報いを受けこととなった。RMは「“*言葉一つで千両の借金も返せる”と言ったけど‥」と、自らの失敗を反省した。
*言葉一つで千両の借金も返せる(말 한마디에 천 냥 빚도 갚는다):“口がうまければ、困難な場面も切り抜けられること”を例えた韓国のことわざ。
クッキー映像では、超高層ビルに登るSUGAとRMの姿が放送された。
2人は、かなり高い橋の上を渡らなければならず、SUGAは「むしろ現実感がなくて平気だ」と、感想を述べる。保安スタッフは「2人の信頼度のテストをする」と言い、後ろにいるSUGAが目を閉じて橋の中間まで来ることができれば成功だ」と話した。
2人は無事に橋の中間まで行くことができ、そこに座ってソウルの全景を眺めることに。SUGAは「ゲームを見てるみたい」と、意外にも楽しそうな姿を見せた。
NAVERが運営するライブ動画配信サービス『V LIVE』の『Run BTS!(走れバンタン)』は、毎週火曜日の午後9時に放送されている。
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BTS
BTS(防弾少年団)は2013年6月13日にデビューした韓国の7人組男性アーティストグループで、パン・シヒョクのプロデュースにより誕生した。
HYBE(旧Big Hitエンターテインメント)所属。
デビューアルバムは『2 COOL 4 SKOOL』、デビュー曲は『No More Dream』。グループ名の”防弾少年団”には、10代、20代に向けられる抑圧や偏見を止め、自身たちの音楽を守りぬくという意味が込められている。
ハングル表記は”방탄소년단(バンタンソニョンダン)”から”バンタン”と呼ばれることが多い。
提供・Danmee
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