今回は、低所得者の特徴をテーマに、貧困層の年収の定義や低所得世帯の生活についても併せて紹介していきます。日本は、今や所得が二分化されており、貧困世帯と富裕世帯の格差が広がっているというのも事実です。その為、貧困家庭とはいくらからとするのかその定義を中心に紹介していくので、参考にしてみて下さい。
低所得者とは年収いくら?低所得世帯の定義と日本の貧困層の割合は?
低所得者とは年収300万以下であればそう見られる事が多い
低所得者とは、いったい年収がいくらある人を指すのでしょうか?低所得者と言われる人の基準として、まず「住民税世帯非課税」という事があります。その定義の年収となるのは、単身で100万円~、夫婦で135万円~、夫婦子持ちで165万円~となっています。
しかし、年収300万円以下であればそう見られる事が多いです。そうなると、手取りで200~250万円であれば、「低所得者」という事になりますよね。また、驚く事に労働人口の実に、4割もの人々がこれに値するとも言われています。また、これから先も増えていく一方とも言われるので、そこも問題視されています。
日本では65歳以上の世帯ではその割合は5割近くとも言われる
次に、低所得者と言われる日本の貧困層の割合について、詳しく見ていきましょう。まず、働き盛りとも言われる40代ですが、2014年の時点で15%もの人が低所得者と言われる割合に当てはまるとも言われています。また、一番目立つのが65歳以上の高齢者と言われる人々の低所得者の割合です。
実に、5割近くもの人々が低所得者と言われる割合に当てはまり、今現在もその割合は増え続けています。また、社会問題としても高齢者の貧困が問題視されており、「飢餓状態」で死亡しているのが発見されたという事も珍しくはなくなってきています。また、高齢者ともなると収入は「年金」という事になります。
国が抱える借金も増えており、それが高齢者世代にも重く圧し掛かっているのは、間違いありません。医療費負担の増加や年金の減少など様々な問題が重なり、徐々にあらゆる世代を圧迫しているという事でしょう。
低所得者の性格や趣味嗜好や外見の特徴10選!
低所得者の性格や趣味嗜好や外見の特徴①ギャンブル好き
低所得者の性格や趣味嗜好や外見の特徴1つ目は、ギャンブル好きという事です。低所得者の多くは、パチンコや競馬、競艇などギャンブルと言われるあらゆる物に手を出している事が多いのも特徴です。ギャンブルをする為に働くという考えではなく、ギャンブルで稼いだお金で生活しているという事も少なくありません。
ギャンブルで稼いだお金を再度、ギャンブルに使ってしまう事も多いので、常にギャンブルによって自転車操業をしている事も多いものです。ギャンブルに使ってお金がなくなれば、借金をしてギャンブルでお金を生み出そうとする考えも低所得者には、ありがちな考え方と言えます。
低所得者の性格や趣味嗜好や外見の特徴②喫煙
低所得者の性格や趣味嗜好や外見の特徴2つ目は、喫煙しているという事です。タバコを吸っている人は、タバコを吸わない人に比べて年収が低い傾向にあるという事もわかっています。喫煙者の多くは、タバコを吸わない人に比べて学歴が低い事も多いので、必然的にその事が年収に直接関与しているとも言えます。
最近では、飲食店においても喫煙できないエリアというのが増えてきました。会社も例外ではなく、喫煙者は肩身の狭い思いをしているという事も多いと思います。大手企業では、喫煙者の出世は望めないと言われている事も多く、そういう意味でも喫煙している事は、あまり良い影響は与えないという事がわかると思います。
低所得者の性格や趣味嗜好や外見の特徴③肥満
低所得者の性格や趣味嗜好や外見の特徴3つ目は、肥満という事です。低所得者の中には、肥満が多い傾向にあるという事も言われています。特に、これは女性に多く当てはまる事が多く、肥満の女性は低所得者と言われる事が多いというのも特徴の一つです。一概には言えませんが、肥満者は動けないという事も関係しています。
やはり、人間関係や仕事においても、フットワークの軽い人の方が早く出世したり、給与アップが望めるという事も多いと思います。そういう意味でも、体の重さも相まって、動きが鈍いと思われがちな肥満の人は、必然的に出世が望めないという風に見られてしまうのは、仕方のない事かもしれません。
低所得者の性格や趣味嗜好や外見の特徴④部屋が汚い
低所得者の性格や趣味嗜好や外見の特徴4つ目は、部屋が汚いという事です。高所得者の多くは、物が少なく、綺麗に整頓された部屋である事が多いのですが、逆に低所得者の多くは、部屋に物が溢れ、部屋が散らかっている傾向にある事も特徴の一つと言えます。また、トイレや洗面所など水回りが汚いのも特徴です。
低所得世帯の多くは、ゴミ出しの日を把握していない事から、ゴミを出す事ができず、溜まっていく一方という事も少なくありません。これも、計画性のなさや整理整頓されていない環境が悪影響を与えていると言っても過言ではありません。
低所得者の性格や趣味嗜好や外見の特徴⑤食生活が乱れている
低所得者の性格や趣味嗜好や外見の特徴5つ目は、食生活が乱れているという事です。朝食を食べないのはもちろんの事、ファストフードが多かったり、野菜や果物を摂取していないという事も多いものです。それにより、必然的に肥満傾向になるという事も言えますよね。また、インスタント食品に頼りがちという事もあります。
安くて美味しいインスタント食品は、手に入りやすいという事もあり、毎食食べているという人も中にはいるかもしれませんが、やはりそれでは塩分過多や栄養が偏ってしまうなどの問題も多く出てきます。また、朝食を抜けば、仕事の効率も落ちてしまうので、やはり出世などに響いてしまうのも否めません。
低所得者の性格や趣味嗜好や外見の特徴⑥運動しない
低所得者の性格や趣味嗜好や外見の特徴6つ目は、運動しないという事です。年収が少ない人ほど、運動しない傾向にあると言われています。運動するというのは、体の健康の為という事もありますが、適度にストレス発散する事にも繋がると言われています。
運動する事により、仕事のストレスを発散して、仕事の効率を上げるという好循環にも繋がるのです。今では、「皇居ラン」がトレンドにもなっており、仕事前の早朝にランニングをして出勤するという朝活も流行していますよね。これも仕事の効率に一役買っている行動の一つなのです。
低所得者の性格や趣味嗜好や外見の特徴⑦計画的にお金を使えない
低所得者の性格や趣味嗜好や外見の特徴7つ目は、計画的にお金を使う事ができないという事です。簡単に言えば、貯金ができないという事です。その時の感情のままに買い物をしてしまうので、気に入った服があれば値段に見境を付けずに購入してしまうという事も少なくありません。
また、スーパーなどに行けば、食べたい物を片っ端からカゴに入れてしまう事も多いので食費に何万円も掛かっているという事も多いでしょう。本来ならば、理性によって買いたいという気持ちをグッと我慢して買い物をする事も出来ると思いますが、低所得者の多くは計画的にお金を使うのが苦手なので、これができません。
低所得者の性格や趣味嗜好や外見の特徴⑧身なりを気にしない
低所得者の性格や趣味嗜好や外見の特徴8つ目は、身なりを気にしないという事です。スウェットやジャージなどで出歩く事も多く、その格好が周囲からどう見られているかという事もあまり気にしません。また、そういう格好でどこにでも出かけてしまうので、そういう人はそういう風に周囲から見られてしまう事も多いです。
逆に、高所得者と言われる人は、それだけ身なりに気を遣っている人が多いので、そういう事も所得に影響を与えているという事も言えそうですよね。
低所得者の性格や趣味嗜好や外見の特徴⑨財布が整理整頓されていない
低所得者の性格や趣味嗜好や外見の特徴9つ目は、財布が整理整頓されていないという事です。よく言われるのが、レシートやポイントカードでパンパンの財布は、お金が溜まらないと言われますよね。整理整頓されていない財布には、お金が溜まらないとも言われますので、低所得者の財布はこれも特徴と言えます。
低所得者の性格や趣味嗜好や外見の特徴⑩靴が汚い
低所得者の性格や趣味嗜好や外見の特徴10個目は、靴が汚いという事です。サラリーマンである場合、革靴がボロボロというのを見て、どう感じますか?身なりに気を遣っていないと感じるのはもちろん、見るからに仕事ができなさそうというイメージを抱いてしまうのは否めません。
やはり、仕事がデキる、できないという意味でも見た目の印象というのは非常に重要だと言わざるを得ません。身なりがキチンとしており、清潔感を感じる人の方が仕事がデキルという風に見えるのも事実です。そういう意味でもボロボロの靴を履いている人は、必然的に仕事ができないという風に見えてしまうのです。
必ずそれぞれの共通点というのは、あると思いますので、そういう意味でもそれを参考にしてこれから先の身なりに注意するという事は大事な事だと思います。
独身の低所得者の生活の特徴とは?
独身の低所得者の生活の特徴①貧困層の多くは実家暮らし
独身の低所得者の生活の特徴1つ目は、実家暮らしであるという事です。低所得者というのは、先ほども説明しましたが、年収が300万円以下という限られた収入しかないわけですので、自分の力だけで生活していくには、少し難しい事が多いのも特徴です。
また、実家であれば、一定の額だけまとめて生活費を入れれば、食事の心配はしなくてもいいですし、光熱費の払い忘れや家事などもしなくても何とかなるものです。そういう意味でも実家暮らしの居心地の良さを一度知ってしまうと、なかなかその生活から抜け出す事ができないという事も言えます。
それが、徐々に結婚適齢期になったとしても、結婚に対するメリットを見出せず、婚期を逃してしまう事も少なくありません。低所得者が結婚しない人が多いのは、こういう理由が多いのも事実です。
独身の低所得者の生活の特徴②貧困層のほとんどが地元に残っている
独身の低所得者の生活の特徴2つ目は、地元に残っている人が多いという事です。都会に出ればそれだけ生活費が嵩む為、なかなか地元を離れる事ができないという人も多いですが、低所得者の多くは、実家暮らしである事はもちろんの事、自分の人生に展望があまりないというのが現状です。
そういう理由もあり、自分の人生を悲観するあまり、そこから先の人生に夢を見る事もできず、そのまま地元で一生過ごすという人も少なくありません。
低所得世帯・貧困家庭の生活の特徴とは?
低所得世帯・貧困家庭の生活の特徴①母子家庭
低所得世帯・貧困家庭の生活の特徴1つ目は、母子家庭であるという事です。子供たちの事をしながら生活費を稼ぐというのは、並大抵の事ではありません。また、今でも女性の方が男性よりも給与面で少ないという事が多いのも事実です。その為、母子家庭は必然的に貧困家庭になりやすいという事になるのです。
また、母子家庭に自治体が行っている支援事業がある事を知らないままいるという事も多いものです。これらの支援を上手く活用する事で今よりも、生活が少しでも楽になるという事も多いと思います。その為、貧困家庭である場合にはもう少し、あらゆる制度の理解を深めるという事も大事になってきます。
低所得世帯・貧困家庭の生活の特徴②炭水化物中心の食生活
低所得世帯・貧困家庭の生活の特徴2つ目は、炭水化物中心の食生活が目立つという事です。安く手に入れる事のできる麺類や菓子パンなど中心の食生活になりやすいという事があります。その為、低所得世帯や貧困家庭で肥満が目立つというのは、これが理由である事も多いものです。
確かに、麺類やパンなどは比較的安いですが、そればかりでは野菜や果物、肉などから摂取しなければならない栄養素を摂取する事はできません。その為、低所得世帯では徐々に栄養が偏る事により、病気やケガをしやすいなどの問題が出てくるのです。
低所得世帯・貧困家庭の生活の特徴③常に受け身で主体性がない
低所得世帯・貧困家庭の生活の特徴3つ目は、常に受け身で主体性がないという事です。情報自体を自分で調べようとしない事も多い低所得世帯は、誰かが何とかしてくれるだろう、と常に受け身である事も少なくありません。そのような人たちが貧困状態を抜け出す事ができるでしょうか?
貧困状態から抜け出す為には、やはり自分から行動し、お金を増やす手段や稼ぐ手段をもっと自分から調べたりなどという行動力は必須だと言えます。金持ちとの習慣の違いなどを紹介している箇所もありますので、参考にしてみて下さい。