鮮魚料理
フレンチでは魚→肉の順番に出てくるのが一般的。理由は胃の負担を考えて、消化しやすいほうから出すから。こう考えると、フレンチっていろいろ食べる人のことを考えてくれている料理なんですね。
とういことでこちらのお魚料理は、白身魚をふわっふわっの食感になるよう絶妙に焼きあげたもの。お魚ってこんなにやわらかくなるのかー!とびっくりする感じです。逆に皮はパリッと焙られていて、一つの食材でメリハリが効いています。
藤沢産野菜の盛り合わせ
魚料理を食べた後は、口直しタイム。次に控えた肉料理の前に、口直しとしてデザートが出てくることが一般的ですが、こちらではデザート的な立ち位置で野菜料理という変化球です。「本日のお料理に使用している地元藤沢産の野菜でございます」とお店の方が見せてくださったのは木箱に入れられた色鮮やかでイキイキとした野菜たち!
このお野菜が、シェフの手で調理されると・・・
どうです?お皿の上にまるで絵の具を広げたような鮮やかな料理に大変身です!お皿の中央のお野菜のほかに、縁に野菜がのせられていて、白磁のお皿をお野菜たちがイキイキと動き回っているようじゃありませんか。
味わってみると、ひとつひとつのお野菜の調理方法や、味付けが異なっていて、ものすごく手間がかかっているのが分かります。ここまで食べてきて「本当にこれ5,500円でいいの?」とびっくりするほどのレベルです。
牛テールのポトフ
メイン料理は牛テールのポトフのラビゴットソース添え。「ラビゴットソース」とは野菜のみじん切りをベースとしたソースで、フランス語で「元気を出させる(ravigoter)」という意味のソースだそう。
時間をかけて煮込んだトロトロの牛テールの上に、ぷるぷるのジュレ状のソース。ジュエリーのようにキラキラと輝いた野菜が乗っていて、牛テールの艶やかさをアップさせています。
目でしっかり味わった後、牛テールをひとくちナイフで切り分けます。見た目にも柔らかそうな感じがしますが、ナイフを入れてみるとさらに感触としても柔らかさがわかります。だって、切るのにぜんぜん力なんかいらないんだもの!口の中に入れると、うーん!ほろりとした食感で口の中にジューシーな味が広がります。これも大事に大事に食べたくなる逸品でした。
デザート
そしてコースはつについに、終盤のデザートへ!一皿一皿が素晴らしすぎて、ああ、終わってしまうのかあという名残惜しい気持ちになります。
ムースの上に砂糖菓子の台座を作り、その上に円形に置かれたベリーとアイスのデザート。お皿の底には、ベリーのソースと泡状になったソースが置かれ、これも一皿の上で味わい方のバリエーションをいかに演出するかが追及された一品です。お皿の縁には、ベリーのパウダーと緑がアートのように飾られていて、本当に美しいです。
おまけ
フレンチにはワインかと思いきや、お店のソムリエの方曰く「ビールが合うんですよ~」ということで真っ黒なクラフトビール(1,300円ほど)を合わせてお料理をいただきました。これが美味しいんです!一般には流通していないお店用のビールとのことでしたが、ビール好きの方にも佛蘭西料理名古屋をおすすめしますよ!
提供・トリップノート
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