赤ちゃんの離乳食が進むと、育児用ミルクからフォローアップミルクへの切り替えを考えるパパママもいるでしょう。育児用ミルクとの違いを理解して、赤ちゃんの成長に合った栄養素を補給できるといいですね。フォローアップミルクのおすすめ商品も紹介します。

赤ちゃんのフォローアップミルクって?

フォローアップミルクは赤ちゃんに必要? いつからいつまで飲ませる? おすすめ5選!
(画像=フォローアップミルクは赤ちゃんに必要? いつからいつまで飲ませる? おすすめ5選!)

離乳食で足りない栄養素を補うためのミルク、生後9ヶ月以降の赤ちゃん向け

フォローアップミルクは、離乳食期の赤ちゃんに不足しがちな鉄分やカルシウム、ミネラルなどが強化されているミルクです。生まれたばかりの赤ちゃんの栄養源は母乳やミルクが中心ですが、離乳食を進めていくにつれて、成長に必要な栄養素は離乳食からとれるようになります。生後9ヶ月頃(離乳後期)の赤ちゃんは鉄分が不足しやすいので、離乳食では鉄分を多く含む食材をメニューに取り入れ、栄養バランスの整った食事メニューを心がけましょう。しかし、まだ離乳食に慣れていない赤ちゃんは、食べムラがある、一度に食べられる量が少ないなど、離乳食から栄養素を十分にとれない場合があります。赤ちゃんが離乳食をあまり食べてくれなかった時は、医師に相談のうえフォローアップミルクで栄養素を補ってあげるといいでしょう。

フォローアップミルクと育児用ミルクの違い

フォローアップミルクは赤ちゃんに必要? いつからいつまで飲ませる? おすすめ5選!
(画像=フォローアップミルクは赤ちゃんに必要? いつからいつまで飲ませる? おすすめ5選!)

同じミルクでも、フォローアップミルクと育児用ミルクは大きく違います。育児用ミルクは「完全栄養食品」といわれているのを知っていますか? 育児用ミルクには、母乳の代わりとなるように赤ちゃんの成長に必要な栄養素をバランスよく配合しています。そのため、赤ちゃんは育児用ミルクだけでしっかりと成長でき、完ミ(完全ミルク育児)が可能となるのです。

フォローアップミルクは離乳食ではとりきれない栄養素を補うためのミルクで「育児用の栄養補完食品の一種」とされています。フォローアップミルクを販売しているメーカーによって強化する成分は異なりますが、おもに離乳食期に不足しがちな鉄分やカルシウムなどを強化しています。

母乳育児でもフォローアップミルクは必要?

フォローアップミルクは赤ちゃんに必要? いつからいつまで飲ませる? おすすめ5選!
(画像=フォローアップミルクは赤ちゃんに必要? いつからいつまで飲ませる? おすすめ5選!)

フォローアップミルクは育児用ミルクからシフトしていくイメージですが、母乳育児の場合も必要なのでしょうか。赤ちゃんが離乳食や母乳からしっかりと栄養をとれていれば、フォローアップミルクは必ずしも必要ありません。

しかし、離乳食期の赤ちゃんは食べムラが多いものですよね。赤ちゃんの気分や体調によって、離乳食をたくさん食べたり全く口にしてくれなかったりするものです。赤ちゃんの栄養状態が気になる時には、医師に相談のうえフォローアップミルクをあげたり、離乳食にフォローアップミルクを活用するメニューを加えてみたりしてもいいでしょう。フォローアップミルクを活用すれば、鉄分やカルシウムなど、離乳食期の赤ちゃんに不足する栄養素を補えるので安心ですね。

フォローアップミルクを離乳食に活用するには、野菜スープに混ぜてシチューにする、ハンバーグなどの肉だねに混ぜる、ホットケーキに加える、などの方法があります。筆者はフォローアップミルクをお湯で濃い目に溶いてホワイトソースにし、軟飯にかけてドリア風にしたり、パスタソースにしたりしていました。