韓国映画ランキングTOP５～2017年８月第３週

身の毛もよだつ怖～い話！！妖怪を題材にした本格ホラーが人気

今週は、韓国の妖怪を題材にしたホラー映画「萇山虎(チャンサムボム)」が３位にランクインし、注目を集めました。日本でも、夏には映画やドラマなどでホラー作品が人気になりますが、韓国も同様に「夏の風物詩といえばホラー映画」という心理が働いてか、ホラー映画への注目度が上がるようです。一方、前回から引き続きランクインした「タクシー運転手」は、実力派俳優ソン・ガンホと、アイドルとの交際が明らかになり話題の人気俳優リュ・ジュニョルが共演しているともあり、まだまだ人気の衰えを感じさせません。2017年一番のヒット作「共助」(2017年８月現在)の興行収入成績を追い抜くのではと、期待も掛けられています。

次週以降は、フォークソングの神様とも言われたシンガーソングライター「キム・グァンソク」のドキュメンタリー映画や、アルツハイマーにかかった連続殺人犯が新たな殺人犯に出会い繰り広げられる犯罪スリラー「殺人者の記憶法」など期待作が続々公開予定です！

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現在上映中の韓国映画興行ランキングTOP５

１位「タクシー運転手」(택시운전사、テッシウンジョンサ)

(画像=『韓国旅行コネスト』より引用)

全国で民主化運動が活発な1980年５月。タクシー運転手キム・マンソプ(ソン・ガンホ)は、外国人客を乗せソウルと光州を往復すれば、10万ウォンをくれると言う話を聞き、光州の現状を取材するために韓国入りしたドイツ人記者ピーター(トーマス・クレッチマン)と光州に向かうことに。

この時、光州では住民全体が参加する大規模な民主化運動が行われ、政府は光州のライフラインを止め、現状の報道を禁止。現地に軍隊を送り、必死に鎮圧しようとしていた。どうしても10万ウォンが必要なマンソプは、何も知らないまま、嘘で検問を潜り抜け光州に入る。閑散とした街で出会ったのは、大学生ク・ジェソク(リュ・ジュニョル)と現状をどうにか報道したいチェ記者(パク・ヒョックォン)。ピーターは２人の力を借り、光州の現状を自分のカメラに収めていく。一方、家に一人でいる娘が心配なマンソプはソウルに帰ろうとするが…。

２位「青年警察」(청년경찰、チョンニョンキョンチャル)

(画像=『韓国旅行コネスト』より引用)

警察大学で勉強し始めて２年になる熱血学生、頭脳派のヒヨル(カン・ハヌル)と、行動派のキジュン(パク・ソジュン)。親友の２人は、学校生活から飛び出し彼女を作るため、外出許可を得てクラブに出かけた。気になる女性を見つけ電話番号を聞こうと跡を付けている途中、小さな路地で誘拐の現場を見てしまう。

２人は学校で習ったとおりすぐに警察に通報したが、捜査が始まっても、確かな証拠と警察の人手不足で、捜査が全く進展していないことを知る。そして２人は授業で聞いた「クリティカルアワー」という事件発生から７時間の内に事件を解決するため、直接捜査を始めるが…。現場経験は皆無だけど、やる気満々な２人が本で習った専攻知識を総動員した実践捜査の結果とは…？！

３位「萇山虎」(장산범、チャンサンボム)

(画像=『韓国旅行コネスト』より引用)

都会から釜山(プサン)郊外の「萇山(チャンサン)」に引っ越して来たヒヨン(ヨム・ジョンア)は、何かに怯えて森に隠れるひとりの少女(シン・リナ)に出会う。ヒヨンは少女を家に連れて帰るが、夫ミノは、娘ジュニの声を真似て喋る少女を不信に思い、いい顔をしないでいた。そんな中、痴呆にかかった姑スンジャ(ホ・ジン)が自身の死んだ兄の声を聞いたことをきっかけに、様々な「聞きなれた声」がそこかしこから聞こえてくるようになる。

一方、少女が一家の元に来てから、町からは一人またひとりと次々に失踪者が出始め、ついには夫と姑までもが行方不明になってしまう―。家族は元の生活に戻れるのか、そして人を惑わす「声」の正体とは一体！？

ホラー作品では異例の観客動員数560万人を突破した2013年公開映画「かくれんぼ」のホ・ジョン監督が、約４年ぶりにメガホンを握った最新作。

４位「共犯者たち」(공범자들、コンボムジャドゥル)

(画像=『韓国旅行コネスト』より引用)

2008年アメリカ産牛肉輸入問題が報道され、当時の(李明博(イ・ミョンバク)元大統領政権が大きな打撃を受けると、すぐに本格的なマスコミの掌握が始まった。最初のターゲットになったKBSや漢江(ハンガン)など４大河川を整備した「４大河川事業」の問題点を2010年に告発したMBCは権力に負け、当時の社長が強制的に逮捕されるなど、徐々に崩れ落ちていった。

結局、政府機関による番組の検閲という最悪の状況を迎え、権力の広報放送局として転落したKBSとMBC。さらに、2014年におきたセウォル号沈没事故の誤報と2016年崔順実(チェ・スンシル)国政介入事件の真実まで隠蔽しようとしていたのだった。

元MBCプロデューサーで、ストライキ参加を理由に2012年に解雇されたチェ・スンホ監督は、今までの10年間で公共放送を壊してきた犯人とその共犯者たちの真実を明かすために動き出す…。

５位「軍艦島」(군함도、クナムド)

(画像=『韓国旅行コネスト』より引用)

日本植民地時代の1945年。ホテルの楽団長イ･カンオク(ファン・ジョンミン)と娘のソヒ(キム・スアン)。そして、鐘路(チョンノ)を仕切るヤクザのチェ・チルソン(ソ・ジソブ)と、今まで苦労が多かったオ・マンニョン(イ・ジョンヒョン)は、各々の事情を抱え、お金を稼ぐため日本に向かうことに。しかし、彼らを含めた多くの朝鮮人が到着したのは、地獄島といわれる端島、通称「軍艦島」。そこでは、ガス爆発の危険に怯えながら、海底深くの炭坑で労働する日々だったが、それぞれの方法で毎日を乗り切っていた。

第二次世界大戦の終わりが見えた頃、大韓民国臨時政府の軍隊・光復軍の兵士パク・ムヨン(ソン・ジュンギ)は、独立運動家救出のため軍艦島に向かう。そして、日本の敗戦が濃厚になり、強制労働の事実を隠すため朝鮮人を坑道に閉じ込め、爆破しようとする日本の計画に気付いたムヨンは、カンオク達を連れて軍艦島からの脱出を決心するのだが…！

ジャンル：アクション、ドラマ出演者：ファン・ジョンミン、ソ・ジソブ、ソン・ジュンギ、イ・ジョンヒョン、キム・スアン他監督：リュ・スンワン公開日：2017年７月26日(水) © 2017 CJ E&M Corp., All Rights Reserved. ※集計期間：2017年８月14日(月)～８月20日(日) ※このランキングは韓国映画振興委員会(KOFIC)の観客動員数情報を参考にしております。 ※各映画の上映期間及び上映劇場については、各劇場の公式サイトをご覧下さい。

提供・韓国旅行コネスト

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