2017年もたくさんの韓国ドラマが放送され、コネストの「韓国ドラマガイド」で紹介した作品だけでも100作品以上にのぼります。 今年韓国で話題になった人気ドラマを、最高視聴率順に大発表！韓国中が夢中になった、2017年の国民的ドラマはどの作品でしょうか？ ※最高視聴率は、韓国の視聴率調査会社「ニールセンコリア」の調査結果によるものです(2017年11月30日時点)。
地上波は長編ドラマと社会派ドラマが上位ランクイン！
地上波テレビドラマは、ベテラン俳優から演技ドルまで、豪華俳優陣の共演で話題になった長編ホームドラマ「適齢期惑々ロマンス～お父さんが変！？～」が栄えある１位に！ 2017年の地上波ドラマは、ホームコメディや復讐劇を描いた長編ドラマと、社会派ドラマや時代劇が上位にランクインしました。
上半期には俳優チソンと女優イ・ボヨンの夫妻が、SBSの月火ドラマ枠で「被告人」から「耳打ち」へと連続して主演を務め、夫婦でのドラマリレーが話題になり、両作品共に高視聴率を記録しました。
地上波テレビドラマ視聴率TOP10
[１位]適齢期惑々ロマンス～お父さんが変！？～(最高視聴率 36.5％)
ケンカばかりなドタバタ一家の家族愛をコミカルに描くホームドラマ
家族想いの誠実な父親と、頼もしい母、個性溢れる４人兄弟が暮らす幸せな家庭に、傍若無人なアイドル出身の俳優が突然現われることで繰り広げられる心温まるホームコミック長編ドラマ。
豪華俳優の共演とそれぞれのキャラクターたちの際立つ個性が視聴者を魅了し、2017年の視聴率１位に輝きました。 「適齢期惑々ロマンス～お父さんが変！？～」のあらすじを詳しく見る＞＞
[２位]被告人(最高視聴率 28.3％)
チソンの熱演が話題！濡れ衣を着せられた検事の冤罪脱出・復讐劇
エース検事から一転、妻子殺しの濡れ衣を着せられ死刑囚になってしまった男が、冤罪を晴らすために世間を騙した真犯人を追跡する復讐劇。
役作りのために過酷な減量に挑んだチソンや、脇を固めるオム・ギジュンら演技派俳優たちの熱演で同時間帯に放送されたドラマの中では圧倒的な視聴率の高さを記録しました。 「被告人」のあらすじを詳しく見る＞＞
[３位] 姉は生きている (最高視聴率 24％)
強く生きる女性の友情と成功を描いた自立更生記
同じ日同じ時刻に愛する人を失った３人の女性の友情と成功を描いたドラマ。
豪華女優陣の共演や元SISTARのダソムが初の悪女役に挑戦したことで放送開始前から話題を呼びました。
[４位] 名前のない女 (最高視聴率 23.8％)
異なる母性愛を持った２人の女性を中心に描く愛憎劇
この上ない母性愛のために衝突してしまう2人の女性の、「女性」よりも強い２人の「母」としての人生を描いた長編ドラマ。
ベテラン女優ペ・ジョンオクと若手女優オ・ジウンが演じる各世代の「母」の対決にハマる人が続出！
[５位] 恋の花が咲きました (最高視聴率 23.4％)
下っ端巡査がヒロインのドタバタ成長ストーリー
交番を舞台に警察階級の中で一番下っ端の巡査になったヒロインが、様々な犯罪などをスカッと解決しながら成長していく爽快ストーリー。
シングルマザーで新人警官になったヒロインと、エリート警官が繰り広げる恋の行方にも注目が集まりました。
[６位] 耳打ち (最高視聴率 20.3％)
イ・ボヨン久々のドラマ復帰作！金と権力問題を鋭く描いたサスペンス
韓国最大の法律事務所を舞台に、イ・ボヨン演じる女性刑事とイ・サンユン演じる裁判官がお金と権力の悪を暴くサスペンスメロドラマ。
主人公２人のロマンスの行方など先の読めない展開が回を追うごとにファンの心を掴み、最終回で最高視聴率を記録し有終の美を飾りました。 「耳打ち」のあらすじを詳しく見る＞＞
[７位] あなたはひどいです (最高視聴率 19.4％)
スター歌手とモノマネ歌手、まったく違う道を歩んできた２人の人生史とは！？
情熱的な人生を生きるスター歌手ユ・ジナと、彼女の大ファンでモノマネ歌手「ユ・ジーナ」として活動してきた女性二人の愛憎と憐憫が交差するヒューマンストーリー。
女優としても活躍するベテラン歌手オム・ジョンファがスター歌手を演じるリアルさと、病気療養のため途中降板したク・ヘソンからヒロインのバトンを受け取った若手女優チャン・ヒジンの熱演が視聴者の関心を集め上位ランクイン！ 「あなたはひどいです」のあらすじを詳しく見る＞＞
[８位] キム課長とソ理事～Bravo！ Your Life～ (最高視聴率 18.4％)
演技派俳優ナム・グンミンのコミカルな演技がくせになるオフィスコメディ
お金に対する天性のカンを持ち、一儲けしようと大企業の経理課に入社したキム課長が、思いもよらず倒産寸前の会社の建てなおしに奮闘することになる姿を描いたオフィスコメディドラマ。
怖すぎるほどの悪役演技で知られたナム・グンミンが、コミカルな演技で新たな魅力を発揮！悪役に初挑戦した２PMジュノの演技も話題を呼びました。
[９位] 師任堂、色の日記 (最高視聴率 16.3％)
イ・ヨンエが「宮廷女官チャングムの誓い」から13年ぶりにドラマ復帰を果たした時代劇！
朝鮮時代の天才画家・師任堂(サイムダン)の人生を再解釈し、画家の芸術魂と大切な人との不滅の愛を描いた時代劇。
イ・ヨンエの待望のドラマ復帰に加え、ソン・スンホンとの共演で放送前から韓国内外で期待が高まっていました。日本でもケーブルテレビでほぼリアルタイムで放送され、韓ドラファンの間でも話題になった作品です。
[10位] 仮面の王イ・ソン (最高視聴率 14.9％)
朝鮮時代を舞台に悪に立ち向かい戦う皇太子を描いたフィクション時代劇
朝鮮時代に朝鮮半島全ての水を私有化し、力強い富と権力を得た組織「辺首会」に立ち向かう若い皇太子の正義ある死闘を描いた時代劇。
イケメン俳優ユ・スンホと人気子役出身キム・ソヒョンの若い主演俳優二人の演技力が話題となり、「2017コリアドラマアワード(Korea Drama Awards、KDA)」では作品賞を受賞しました。
ケーブルドラマはラブストーリーからスリラーまで多彩なジャンルが話題に！
ケーブルドラマはヒューマンドラマ、ラブコメディ、スリラーと多彩なジャンルの作品が上位にランクイン。 「秘密の森」のペ・ドゥナや、「シカゴ・タイプライター」のイム・スジョンなど、長らくスクリーンで活躍していた俳優達が数年ぶりのドラマ復帰を果たし注目を集めました。
ケーブルテレビドラマ視聴率TOP５
[１位]品位のある彼女 (最高視聴率 12.１%)
キム・ヒソン×キム・ソナ！全てを手に入れた女と全てが欲しい女の群像劇
渦巻く欲望の群像の中心で出会った、２人の女性のちぐはぐな人生を描いたドラマ。
キム・ヒソンが上流社会の贅沢な人生を生きてきた財閥家の嫁を、キム・ソナが忠清道(チュンチョンド)の方言を使うミステリアスな介護人を演じ、大物女優２人の演技対決で見事高視聴率を記録！
[２位]力の強い女ト・ボンスン (最高視聴率 ９%)
女らしさ、男らしさって何？怪力を持つ女と変わり者な男の力比べロマンス！
生まれつき物凄い怪力を持っている女の子が今まで見たことのない変わり者な男性を好きになっていくことで始まるロマンスコメディ。
パク・ボヨン演じるヒロインと、パク・ヒョンシク演じるイケメンCEO、ジス演じるヒロインの幼馴染の三角関係が視聴者のハートをキュンとさせました。
[３位]名不虚伝 (最高視聴率 6.9%)
朝鮮一の韓方医がソウルにタイムスリップ！鍼師と現代外科医の相性とは？！
鍼を持った朝鮮最高とも言われる韓方医とメスを持つ現代医学を信じる外科医が400年の時を超えて繰り広げるタイムスリップメディカルドラマ。
キム・ナムギルとキム・アジュンの美男美女２人の共演が放送前から話題を集めました。
[４位]秘密の森 (最高視聴率 6.6%)
豪華W主演！チョ・スンウとぺ・ドゥナの２人が殺人事件の秘密を暴く！
感情を感じられない孤独な検事が、情に厚く暖かい女性刑事と一緒に検察スポンサー殺人事件とその裏に隠された真実を暴いていく犯罪スリラードラマ。
米ニューヨーク・タイムズが選ぶ「国際TVドラマTOP10」に選ばれ、放送終了するやいなやシーズン２を希望する声が続出！スタッフや俳優がインタビューで前向きなコメントを残していることで2018年には続編が見られるか？！期待が高まっています。
[５位]愛の迷宮ートンネルー (最高視聴率 6.5%)
チェ・ジニョク主演！過去と現在の殺人事件を解決していく新感覚タイムスリップ刑事ドラマ
1980年代に起こった女性連続殺人事件の犯人を捜していた主人公が2016年にタイムスリップし、過去と現在の関連性に気づき30年前の連続殺人事件を解決していく、犯罪捜査ドラマ。
「愛の迷宮ートンネルー」や「ボイス～112の奇跡～」といったOCN制作のファンタジーと犯罪スリラーを組み合わせた新ジャンルが今年は韓国内外で大ヒット！。
2016年のヒットドラマの勢いが2017年ランキングにも影響！
2017年の視聴率ランキングでは、2016年末に放送開始され高視聴率を記録したドラマも上位にランクイン。
「トッケビ～君がくれた愛しい日々～」は2016年～2017年にかけてドラマ賞を多数受賞しました。
また、長編ドラマ「月桂樹洋服店の紳士たち～恋はオーダーメイド！～」では、視聴率の高さに加え、主演カップルのイ・ドンゴンとチョ・ユニが実際にゴールインしたことでも話題に！2016年に社会現象となったヒットドラマがそのまま2017年上半期まで注目を集めました。
その勢いもあってか、2017年は社会現象を巻き起こすほどのヒット作には恵まれない年となりました。
提供・韓国旅行コネスト
【こちらの記事も読まれています】
＞韓国の飲酒文化
＞韓国のパン文化
＞日本から韓国への送金
＞韓国での仕事の探し方＆履歴書の書き方
＞スターと兵役 2020
