綺麗な水が湧き出し、豊かな緑に包まれる尾瀬のお膝元「片品村」。風光明媚で、観光にも人気のスポットです。この村の自然の恵みを最大限に生かした、絶品の「お豆腐」が大人気。売り切れは当たり前、片品の魅力がぎゅっと詰まった名物グルメをご紹介しましょう。
尾瀬の入り口、自然豊かな片品村にある、こだわりのお豆腐屋さん「尾瀬 万里姫どうふ」
片品村は、群馬の北東部にあり、至仏山(しぶつさん)・武尊山(ほたかやま)・日光白根山などの日本百名山に囲まれています。豊かな自然が広がる風光明媚な場所です。
そんな片品村の中心地、鎌田にある「尾瀬 万里姫どうふ」。リピーターも多く、売り切れることも珍しくない大人気のお豆腐屋さんです。
地元の美味しさを受け継ぎ誕生
江戸時代からこの地で作られてきた「大白大豆」は、外の皮が赤く中身が白い大豆です。北海道産大豆に引けを取らない美味しさで、昭和30年代には高価なものとして重宝されました。
しかし輸入大豆が増え、徐々にこの大白大豆を作る人が減り、絶滅寸前へ。在来種の大豆を復活させようと地元の方々が奮闘しました。その際、片品村にあった「尾瀬ドーフ」というお店が大白大豆でざる豆腐を作りましたが、2018年に惜しまれつつ閉店。
尾瀬ドーフのマインドを受け継いで、2019年に「尾瀬万里姫どうふ」が誕生しました。農家の方々が無農薬・低農薬栽培で大切に育てた地元の大豆で美味しいお豆腐を生み出しています。
お豆腐商品ラインナップ
尾瀬 万里姫どうふの商品ラインナップをご紹介しましょう。
ざる豆腐
ざる豆腐には、小・中・大と3種類の大きさがあります。また予約限定で、もっと大きなサイズのざる豆腐も購入できますよ。
こちらは中サイズ。大きなざるに真っ白なお豆腐が溢れんばかりに入っています。絹ごしなのにしっかりしているお豆腐はお箸で持っても大丈夫!
口の中に入れると、まろやかで溶けてなくなります。大豆本来の甘味が生きている絶品のお豆腐です。店主さんいわく、まずはそのまま、次にお塩でさっぱりと、そして最後にお醤油や薬味などとともに味うのが通なのだそう。
お味はプレーンのほか、枝豆・ゆずと3種類あり、どれも美味しそうなお豆腐ばかり。全部食べてみたくなってしまいますね。
- ざる豆腐:中サイズ680円(税込)