25.虎ノ門金刀比羅宮
「虎ノ門金刀比羅宮」はオフィスビル「虎ノ門琴平タワー」の敷地内に位置しています。高層ビルやオフィス街にぐるりと囲まれ、社務所はビルの一角に設けられています。御祭神は海陸安穏・五穀豊穣・万民泰平をもたらすとされる物主神(オオモノヌシノカミ)と崇徳天皇。本殿の右側にある小さな社「結神社」は江戸時代から続く縁結びのスポットして有名です。
そのほか注目すべきスポットとして、1821年に建立された社殿正面の明神型鳥居があげられます。左右にある柱上部には四神の彫刻が施されている珍しい鳥居です。四神とは東西南北それぞれを司る霊獣をさします。東の青龍や西の白虎、南の朱雀、北の玄武です。じっくりと鑑賞してみてください。
【スポット詳細】
スポット名:金刀比羅宮
所在地:東京都港区虎ノ門1-2-7
アクセス: 東京メトロ銀座線「虎ノ門駅」より徒歩約1分
営業時間:平日8:30~17:30 土日祝日9:00~16:00
定休日:無休
料金:境内無料
26.乃木神社
東京都港区赤坂にある「乃木神社」は明治天皇を慕って自刃したことで知られる乃木希典将軍と乃木静子夫人が祀られています。1923年、乃木夫妻が暮らしていた邸宅の隣地に建てられました。
乃木神社は全国に6社ありますが、赤坂にある乃木神社は乃木希典が最期を迎えた地であるため特別な存在となっています。見どころは乃木希典の人生や生き様をじっくりと学べる宝物館。自害に使用された刀が展示されています。
【スポット詳細】
スポット名:乃木神社
所在地:東京都港区赤坂8-11-27
アクセス:千代田線「乃木坂駅」から徒歩約1分
営業時間:6:00~17:00
定休日:無休
料金:境内無料
27.十二社熊野神社
東京の西新宿にある「十二社熊野神社」は新宿総鎮守として知られ、地元民に親しまれています。室町時代に中野長者と呼ばれた鈴木九郎が、故郷である紀州の熊野三山より十二所権現を移し、祀ったのが始まりと伝えられています。
見どころは1851年に建てられた「十二社の碑」です。十二社熊野神社は江戸時代には「熊野十二所権現社」と呼ばれ、江戸近郊の景勝地として有名でした。その記録が十二社の碑に漢詩で表現されています。そのほかにも狂歌師・大田南畝による銘文が刻まれた水鉢「大田南畝の水鉢」や、大祭の時に担がれる神輿なども必見です。
【スポット詳細】
スポット名:十二社熊野神社
所在地:新宿区西新宿2-11-2
アクセス:都営大江戸線「西新宿五丁目駅」より徒歩4分
営業時間:9:00~17:00
定休日:無休
料金:境内無料