自分の好きな綺麗を自由に楽しむためのメイクを伝える連載『メイクの自由帳』。“妄想場面メイク”では、なかなか行動に移せないリアルな状況に思いを馳せ、「もしもその場にいたら、どんなメイクを楽しみたいか」を考えます。今日の行き先は「ナイトプール」! ネオンライトが光るプールサイドと大きな浮き輪に似合うメイクをご紹介。
行きたいのに行けない、やりたいのにやれない。
さまざまな理由で行動に移せないことがたくさんあります。
「もしそれらができたとしたら、その場面で筆者はどういうメイクをするのかな」
本連載では、そんな妄想をベースにしたメイクアップをご紹介。
どこにも行かないけれどGRWM(※)、今月は「ナイトプール」。
すてきなライトアップと心地よい音楽、おいしいお酒が楽しめるすてきな水の空間に妄想を広げていきましょう!
※「Get Ready With Me」の略で、「私と一緒にお出掛けの準備をしよう」という意味。
■メイクの完成形
暗いところでも盛りたい、フォトスポットで映えるパリピメイク!
ベースメイクのやり方
使用アイテム
STEP1:化粧下地を塗る
POINT:一日中ずっと肌の美しさをサポートする下地を選ぶ
朝メイクした瞬間から夜のメイクオフまで、肌を明るく演出するという特徴をもつ化粧下地(a)を塗りました。夜の外出なので、SPF値が高いものではなく、みずみずしい潤いで肌を保湿してくれて化粧もちを高めるタイプがおすすめ。顔全体に指で塗り広げました。
STEP2:ファンデーションとパウダーを塗る
POINT:汗や水も怖くない、崩れにくさ重視の組み合わせ
崩れにくいマスクメイクでもお馴染みの2アイテム(bとc)で鉄壁ベースメイクを作りましょう。正直、日常メイクでこの組み合わせはなかなかしないです。例えるなら、外回りの営業マンレベル! プールではメイク直しができないので、そもそも崩さないことが重要。
ファンデーション(b)はムラにならないよう細かくスポンジで叩きました。パウダー(c)は付属のパフで顔全体に粉をしっかり塗布します。昼間に見るとメイク感が強いように感じますが、夜になればなじみます。
アイブロウメイクのやり方
使用アイテム
STEP1:眉ペンシルとペンで足りない毛を描く
POINT:眉尻はペンシルとペンのダブル使い
まずはペンシル(d)で大まかな眉の輪郭を描いていきます。描き始めが最も濃くなるため、眉の中央あたりから始めると失敗しにくいですよ。ペンシル(d)のお尻部分にスクリューブラシが付いているので、ぼかして調節しつつメイクしました。
残暑が厳しい時期のお出かけで困ることと言えば、眉毛がいつの間にかなくなっていること! 特に眉尻が消えやすいため、眉尻のみペンシル(d)とペン(e)を重ね塗り。眉尻を長めにすると大人っぽく見えます。
STEP2:眉マスカラを塗る
POINT:眉頭を立ち上げて今っぽい眉に
イマドキ眉のポイントは毛にツヤがあり、立体感があること。でも、クリアジェルを使って毛を立ち上げるとハンサムになり過ぎて自分のキャラクターに合わないかも? という人は、ピンクパール入りのクリアピンクマスカラ(f)がおすすめ。少しピンクみが足されることでキュートさがアップ。眉頭だけでなく毛流れを整えるように眉全体に塗布します。ナイトプールのイルミネーションや照明に当たるとキラッとしてかわいいです。
アイメイクのやり方
使用アイテム
STEP1:上まぶたにアイシャドウを塗る
POINT:色をミックスしてオリジナルの色を作る
ピンク(h1)と淡いブラウン(h2)をパレットの上で混ぜて上まぶたに塗布します。理想通りに発色するアイシャドウがなければ自分で作ろう。ブラウンピンクにしたいので、必ず粉はピンク、淡いブラウンの順番(h1→h2)に化粧筆をつけましょう。逆にするとピンクブラウンになりピンクが強くなってしまいます。強く出したい色を後にすることを忘れずに。
まぶたに塗っているうちに勝手に色が混ざるため、そのあたりは気にしなくて大丈夫。ただ、2色を化粧筆に含ませている分、粉の量が多くなります。グラデーションを意識して眉に近くなるにつれて薄くなるように塗るとこなれて見えますし、かわいさが増します!
STEP2:華やかさをプラスする
POINT:パーティー感を出すため大胆に飾りつける
上まぶたの中央と目頭にグリッター(h3)のポイントを設けました。上まぶた全体に塗ったアイシャドウと同じパレットの中にあるグリッターを使うことで色合いの調和はばっちり。この後、目尻にはダブルアイラインを施すので、くどくならないようにグリッターは目の外側には塗りません。
下まぶたは細かいラメ(h5)で全体を整えたら、目尻の三角ラインを埋めていきます。まつげのキワだけ濃いブラウン(h4)で引き締めて、三角の内側は淡いブラウン(h2)で塗りつぶしました。上まぶたでも使用した色(h2)を選ぶことで上下まぶたのつながりを出すことができます。攻めのメイクをするときには、「いかに唐突感を減らせるか」「なぜそこにその色を使うのか」を考えながら色選びをするとチグハグなメイクを回避できますよ。
逆にあえて目立たせたい涙袋の膨らみだけ別メーカーのラメ(i)を使うことで、そこにしっかり視線を誘導することが可能です。
STEP3:アイラインを引きマスカラを塗る
POINT:ウォータープルーフのアイテムしか使わない
アイラインやマスカラは取れると目立つので、ウォータープルーフのコスメを使います。白ライン(m)はまぶたのくぼみに沿って2本引きました。一気に爽やかな印象になりますよね。黒ライン(l)は白ライン(m)と終着点を揃えると良いですよ。ほぼ並行になるように描くと横から見たときもきれいです。
下まつげにはコームマスカラ(j)をたっぷり塗り、束感を出しました。上まつげはビッグブラシのマスカラ(k)で大迫力のまつげを演出しましょう。
チークのやり方
使用アイテム
STEP1:シェーディングで影をつくる
POINT:頬骨の下にさす
デイリーメイクよりも色が濃いブロンザー(n)を頬骨の下にサッと塗ります。暗いシチュエーションの中でシェーディングを凝り過ぎると顔全体が暗くなってしまうので、顔の外側に絞りました。濃いめのブロンザー(n)を使うことで日焼けしたようなヘルシーな肌に見せます。
STEP2:チークとハイライトを塗る
POINT:顔の中心を細かく光らせる
アプリコット色のチーク(o)を鼻横と鼻の頭よりやや上にのせます。アイメイクが濃いのでぶつからないようにチークの位置を全体的に下げました。鼻チークは頬にチークをのせた後、化粧筆に残った量の粉で十分。日焼けっぽい肌と血色キープのために化粧筆は横に滑らせてください。
ハイライト(p)は顔の中心に細かくのせていきます。このハイライトは今まで出会った中でも特に輝きの強いハイライトなので、広くたっぷりではなく狭く少量塗りたいときに便利です。肌をピカピカに光らせて目立っちゃいましょう! 鎖骨と肩の骨にも塗ると骨が目立って華奢に見えるのでおすすめ。
リップメイクのやり方
使用アイテム
STEP1:口紅を塗る
POINT:まずは薄膜で土台を作る
マットリップ(q6)を唇全体に薄く伸ばします。いきなりグラデーションリップにするのではなく、このひと手間を加えることでリップの色もちが格段に良くなります。ツヤの出るような口紅でしたらティッシュオフが必要ですが、こちらは質感がマットなので伸ばすだけで密着しますよ。
STEP2:口紅を内側に足す
POINT:グラデーションにする
先ほど塗ったマットリップ(q6)を唇の内側に追加しましょう。付属のアプリケーターで色を置けば良いです。丸斜めブラシ(r)で色の境目がハッキリしている部分をボカします。
グラデーションリップは難しいと思われるかもしれませんが、今回は最後にグロスを塗るのであまり細かいことは気にしなくて大丈夫。だからと言ってベタ塗りにすると細部が崩れたときに気になるので、あらかじめグラデーションにしてムラを作っておくと崩れを気にせずに飲食できます。
STEP3:グロスを塗る
POINT:コーティングするようにたっぷり塗る
仕上げにツヤツヤのグロス(q7)を丸平ブラシ(s)で塗れば完成です。トーンダウンするようなダークなカラーで色っぽい唇に変身。グロスが取れてもマットリップの土台があるので唇の血色はキープできますよ。
ナイトプールに行くための妄想場面メイク、完成です!
提供・DRESS(「人生を守る知恵、未来を歩く地図」となる言葉や人物、文化を伝えるウェブメディア)
【こちらの記事も読まれています】
>【星座占い】12星座別 2020年下半期の運勢まとめ
>ダイエットの「我慢」「辛い食事制限」という考え方は今すぐ捨てる
>【手相占い】結婚線の見方 - プロの占い師が伝授します
>VIO脱毛体験記。あまりの激痛にめげそう
>ヘアケアおすすめ商品。 硬い、太い、多い髪をしなやかにする手触り