子どもの送り迎えや学校行事があったり、急に銀行や役所に行かなきゃいけなかったり…
家族のためにも、スケジュールが柔軟に立てやすいシフト制で働きたい!と思う主婦・ママは多いもの。
でも「シフト制ってそもそもなに?」「シフト制にも種類があるってほんと?」「シフト制っていうと、土日も働かなきゃいけなくなっちゃうんじゃない?」という疑問の声も聞こえてきます。
そこで今回は、
・シフト制とは?メリット・デメリット
・固定シフト制と、希望シフト制の違いは?
・シフト制のお仕事の探し方!
をご紹介します。
シフト制とは? そのメリットとデメリット
そもそも、”シフト制”とはどういう勤務形態なのでしょうか?
固定勤務制との違いから見ていきましょう。
【固定制とシフト制の違い】
•勤務固定制って?
→勤務時間・曜日、休日が決まっている勤務体系
例1:勤務時間9:00〜17:00、土日休み
例2:勤務時間10:00〜18:00、日月休み
•シフト制って?
→職場の人たちそれぞれの出勤日・出勤時間が異なり、勤務曜日・休みの曜日が決まっていない勤務体系。
例:勤務日について、ある週は月・水・金→次の週は火・木・土 と変動する
勤務時間も、ある日は早番、翌日は遅番といった具合に、日によって異なる。
労働基準法では、1週間の労働時間は40時間までと決められています。
そのため、飲食業やサービス業のようにお店の営業時間の長い業種は、ずっと1人の人が勤務をし続けることができないので、交代で働くシフト制という勤務体系を取っています。
主婦にとっても人気の条件ですが、なぜ人気なのでしょうか。
シフト制のお仕事のメリット・デメリットは、どのようなところにあるのでしょうか?
シフト制のお仕事のメリット・デメリット
シフト制で働くことには、どんなメリットがあるでしょうか?
•シフト制のメリット
・自分のプライベートの予定と両立しやすいことが最大のメリット!
平日でも休みがとりやすくなります。
病院・銀行など、平日でなければ開いていないところにも行きやすいメリットがありますよ。
また、子どもの学校行事や、習い事、PTAにも参加しやすくなります。
基本は月・水・金だけど、この週だけ月・火・金でシフトを組んでもらいたいのですが…等、予定にあわせた相談がしやすいのです。
習い事や、ジムに通いたい時にもピッタリ。固定の曜日だと予約が取れなくて通いにくい…ということもありますが、曜日が変えられるならその点安心ですよ。
・新しいお仕事にもチャレンジしやすい
シフト制のお仕事は、資格や経験が求められないお仕事が多いため、未経験でもチャレンジしやすいのも特徴です!
経験者の場合は歓迎されることもありますが、過去の知識や経験によって周りの人と比較されにくいため、久しぶりのお仕事復帰にもおすすめです。
例えば、ファミリーレストランのホールスタッフなど、同じお仕事をしている人が何人かいますよね。
勤務日・時間を交代できる人がたくさんいる職場は、マニュアルがあって覚えやすかったり、お休み相談にも寛容な職場が多くありますよ。
シフト制で働くことのデメリットも見てみましょう!
•シフト制のデメリット
・繁忙期は希望通りのスケジュールが通らない時も
サービス業や販売職の場合、繁忙期はなかなか自分の希望通りに勤務スケジュールを組むことが難しいようです。
また、年末年始、お盆の時期もお店が営業していることがあるので、この期間働けない?と相談を受けることも出てきます。
人によっては年末年始・お盆に、仕事を理由に義実家・実家に行かなくてすむからラッキー…!という声も聞こえてきますが、家族との相談が必要なこともあるでしょう。
長期休暇はしっかり休みたいという場合は、学生アルバイトが多く働いていて夏休み期間に交代してもらえそうな職場を選ぶという手もありますよ。
ファーストフード店や喫茶店などは、長期休暇中に学生さんたちが頑張ってくれるから逆にお休みがとりやすくて…という声も聞こえてきます。
お店やエリアにもよると思うので、働きたいなと思ったお店をリサーチしておいてもいいかもしれません。
固定シフト制と、希望シフト制の違い
また、シフト制にも「固定シフト制」と「希望シフト制」があります。
なにが違うのでしょうか??
•固定シフト制って?
あらかじめ勤務日・勤務時間がある程度決まっている勤務体系です。
例:基本は月・水・金の週3日
メリット
自分の勤務日数がある程度決まっているので、プライベートのスケジュールが立てやすいというメリットがあります。
デメリット
曜日が完全に固定しているわけではないので、時期によっては子どもの学校の行事や趣味のイベントなどは参加しづらいことがあります。
•希望シフト制って?
週によって勤務日・時間が異なり、自分で勤務日・時間の希望を出し、それを加味したシフトで働ける勤務体系です。
例:1週目は月・水・金 →2週目は月・火・金、など
メリット
平日しかできない予定があったり、子どもの行事などにも合わせて自由に予定が組みやすくなります。
デメリット
希望とはいえ自分の希望がどのくらい通るのかはわかりません。ほかの人の希望とすり合わせることになるからです。
かつ、シフトが出るタイミングも職場によってまちまちのため、ずっと先の予定までは組みづらくなります。
また、月ごとにシフトを作成する職場、週ごとにシフトを作成する職場など、ひとことでシフト制と言っても様々なスタイルがあります。
自分の生活に合った働き方を考えてみましょう。
シフト制のお仕事の探し方
シフト制のパートのお仕事を見つけるには、どのようにしたらよいでしょうか?
シフト制のお仕事を多く扱っているシフトワークスや、タウンワークのシフト制お仕事特集を活用する、という手があります。
手前味噌にはなりますが、主婦向けの求人サイト「しゅふJOB」ではシフト制、かつ主婦パート向きな条件のお仕事が絞って表示されるので、探しやすくなります。
シフト制のお仕事を探すには、2つのステップで進めてみてください!
•ステップ1:自分が何を一番に優先したいのか「検索条件」を決める
・すぐに仕事が見つけやすいこと
・短時間で働けること
・子どもの習い事の送り迎えに行けること
など、自分が働きたい条件に優先順位をつけ、検索条件を決めていきましょう。
すべてが満たせる職場はなかなか出合いにくいものですが、まずはリストアップが大切です。
•ステップ2:詳細条件の設定ページから、希望条件を選んでいく
•ステップ2:詳細条件の設定ページから、希望条件を選んでいく
希望条件をどんどん選んで、お仕事を見てみましょう。
外せない条件ややりたい仕事がはっきりしている人は、キーワードを入力するとさらにピンポイントに見つけることができます。
また、”シフト制”で募集している職種には傾向があります。
仕事の内容のメリットも考えて、お仕事を選ぶという手もあります。
・飲食業
ランチタイムはお客様が多く、人手が必要になりがち!求人数はたくさんあります。
・販売員
小物やインテリア、ファッションなどの販売が人気です。
人とコミュニケーションをとるのが好きという人は特に人気ですよ。小売り・販売についてはこちら。
・コールセンター
仕事は座ってできますし、パソコンのスキルも上がります!
同じ仕事をする人が複数人いることが多いので、マニュアルがきちんとしていることがほとんどです。
誰でもチャレンジできるお仕事ですが、どんな人が向いているのかまとめてみました。
まとめ
シフト制のパートは、スケジュールに合わせて希望の勤務日・勤務時間に近い形で働けるのが魅力的!
まずは、どの程度希望を聞いてもらえるのか確認しておくようにしましょう。
仕事の内容が自分の希望に合っているかどうかも確認しておくことも、長くお仕事が続けられる秘訣です!
提供・しゅふJOBナビ
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