連絡は手紙＆SNSのみ！面会は大冒険！！？韓国人彼氏が軍人だったら…？
出会いは彼の入隊後！大きい覚悟が必要だったスタート
軍隊に服役中の韓国人の彼と恋愛中の留学生レポーターあずささんに、軍人との恋愛について色々と聞いて見ました！ あずさ： 私たちの出会いは、彼の軍隊入隊後、初めての休暇のときです！私が通う国民(クンミン)大学語学堂に一緒に通っていたサウジアラビア人の友達が国民大学生と知り合いで、その人の友達が彼でした。呼ばれて行った飲み会で初対面し、お互いに「おもしろい人」という印象を持ったんですが、彼は軍人の身…。Facebookの連絡先だけ交換し、ちょこちょこと連絡を続けました。 最初の休暇から３ヶ月後、彼の２回目の休暇のときに転機が！彼が家族と済州島(チェジュド)旅行に行く予定があったので会うのは難しい状況でしたが、彼が休暇の最終日の夜に会いに来てくれました。それがうれしくて私から告白したんですが、「軍人と付き合わせるのは申し訳ない」という気持ちが強かった彼が「もう一度慎重に考えた方がいい」と説得。「除隊まで待っていい？」と聞くと、彼は「ありがとう」とだけ。彼が軍隊に復帰する朝、これからどうすればいいかわからなくなり「私たちどんな関係？」と勇気を出してカカオトークを送信しました。そして悩み抜いた彼が「ヨジャチングヘ(彼女になりなよ)」と返事をくれ、晴れて恋人同士に！軍人彼氏との恋愛が始まりました。
携帯NGの軍隊。連絡方法は…？
ジュンソク： 軍人は携帯電話の使用が禁止されています。なので彼女との連絡のメインはFacebookのメッセンジャー。部隊の中にPCルームがあるので、仕事が終わったら真っ先にダッシュします(笑) でもほかの人たちの目があるので、長時間はできません…。 あずさ： 彼からメッセンジャーが来たときは、その一瞬を逃さないで返信しないとだめなんです。返事を送ってももう彼がパソコンの前にいないということもざら。彼の仕事上、昼夜いつ連絡が来るかわからないので、メッセが来たらいつも携帯に飛びついてしまいます。 ジュンソク： 電話は軍隊の中の売店で売っているテレフォンカードをつかって公衆電話からかけられます。忙しくて前もってカードを買えなかったときは、電話の途中でいきなりぶちって切れちゃって。でもカードがないからかけ直すこともできない…。もどかしいときが何度もありました。手紙のやり取りもしていますよ！彼女はいつもかわいい便箋で送ってくれて、この間は本のようになっているカードも届きました。僕は同僚の軍人たちにも彼女へのメッセージも書いてもらいましたが、その手紙はまだ出せずに僕のところにあります(笑) あずさ： 彼からはたまーに手紙が来ます。書いても出せないことが多くてたまっているようです(笑) まとめて送ることが多くて、封筒の中に日付別に書かれたまるで日記のような紙がたくさん入っています(笑)
列車とタクシーを乗り継いで３時間！大冒険の初面会
あずさ： 面会は付き合って１ヶ月記念のときに初めて行きました。外国人が面会に行ってもいいかがわからなかったので彼がまず上司に確認(笑) 入口で彼の名前を言えないと会わせてもらえないので、発音がしっかりできるように電話で何度も練習させられました(笑) 当日は不安だったので、日本人の友達についてきてもらいました。列車に乗って汶山(ムンサン)駅まで行くんですが、それも一苦労。ソウル駅で偶然軍人たちを見つけので「ついていこう！」と思ったら、その一行が二手に分かれたりしてもう大混乱(笑) どうにか汶山駅まで行ってタクシーに乗ると、運転手が面会に来たのか、日本人かと色々聞いてくれました。部隊の入口で銃をかまえている軍人を見たときはさすがにびっくり！ 運転手のおじさんが一緒に降りて「面会に来たんだって！」と全部説明してくれて(笑) 入口で外国人登録証を預けて、彼が出てくるのを待ちました。彼の軍服姿は初めて見ましたが、彼は軍隊の中で緊張していたのかいつもよりぴりっとしていて、ちょっとぎこちなかったかな。 訓練のときに使う武装クリームのせいで肌が荒れて大変と電話で言っていたので、肌荒れに効果があるという化粧水とクリーム、あと軍隊ではなかなか食べられないというピザを買って持っていきました。ピザを食べながら３時間ぐらいひたすらおしゃべりしましたね。 ジュンソク： 久しぶりに会えてとてもうれしかったです！買ってきてと言ったわけじゃないのに、電話で話したことを覚えていてプレゼントまでしてくれて、本当に感動しました。
以前に比べてハードルが下がってきた！？軍人彼氏との付き合い
ジュンソク：「以前は軍人と付き合うなんてとんでもない」と入隊前に別れる人たちも多かったんですが、今はどうにか連絡する方法もあるし、僕の周りでも彼女持ちの軍人が意外といるんですよ。最近は軍服もかっこいいデザインに変わって、前みたいにダサく見えることもないからかな？(笑) 公衆電話の前はいつも行列ですよ、みんな彼女に「サランヘ」って言っちゃって(笑) でも僕も以前、国境付近の部隊にいたときは問題が多く発生して、休暇や外出が禁止になったり、戦闘に備えて部隊にいなくてはいけないということもありました。洞窟の中でチョコパイを食べながら待機していて、もしものときのために遺書まで書かされて…あのときは本当につらかったですね。 昼夜逆転になることも多く、彼女への連絡がまともにできなくて。そんなときは本当に申し訳ない気持ちでいっぱいです。 僕の除隊は来年の５月。軍隊の２年間を待ってくれた彼女を振ってしまう男たちも多いって言いますよね。男は軍隊から出たあとに、いきなり現実が来るというか「ここから自分で何かを始めなければ」と考える人が多いからだと聞きます。僕は今後も彼女を大切にしていきたいですね。 あずさ： 私も周りに「大変だね」と言われることもありますが、慣れてしまうことも多いです。彼の軍隊生活を応援しながら気長に待っていようと思います！
提供・韓国旅行コネスト
【こちらの記事も読まれています】
＞韓国の飲酒文化
＞韓国のパン文化
＞日本から韓国への送金
＞韓国での仕事の探し方＆履歴書の書き方
＞スターと兵役 2020