働く女性&子育て中のママにワクワクする情報をお届けする「PRIME」で、ステキなカフェを紹介するコーナーカフェさんぽ。

第12回目は、人気映画ライターのSYOさんにとっておきのお店をご紹介いただきました。恵比寿にあるフレンチビストロ「TOOTH TOOTH TOKYO」です。

螺旋階段が印象的な劇場のようなダイニング

【恵比寿カフェ】遊び心のあるインテリアが彩るアーティスティックなダイニング「TOOTH TOOTH TOKYO」
(画像=PRIMEより引用)

恵比寿の裏通り、地下へと続く螺旋階段を降りると、赤と黒を基調としたゴージャスな空間が広がっています。ウェディングパーティーなど100人規模のイベントやパーティーも開催できるほどの広さがあり、風通しのいい吹き抜けの客席もあります。

ほかにも巨大な鏡や鉄製のカーテン、原寸大の馬のオブジェがあって、どこか劇場を思わせる空間です。さらに奥へと続くバーカウンターは17mとダイナミック。それを照らす照明もデザイン性があり、光と陰が織りなす印象的な空間を形作っています。

「照明やカーテン一つにしても、アーティスティックでデザイン性が溢れています。ゴージャスでアバンギャルド。そんな店内で過ごす時間は格別です」(SYOさん)

発祥は神戸。1986年オープンのレストランバー

【恵比寿カフェ】遊び心のあるインテリアが彩るアーティスティックなダイニング「TOOTH TOOTH TOKYO」
(画像=PRIMEより引用)

「TOOTH TOOTH」の発祥は神戸。1986年に、社長の金指光司さんが神戸にオープンさせた小さなレストランバーが始まりです

「TOOTH TOOTH(歯と歯)」の店名の由来は、人と人とが歯を見せて笑い合うような空間を作りたいという思いから。

内装や料理の内容まで、こだわりを持って手がけ、コンセプトを持ったレストランの先駆けとして、神戸を中心にさまざまなお店を作り世に出してきました。レストランのほか、アートやカルチャー、音楽など遊び心があふれるプロジェクトも展開しています。

そんな「TOOTH TOOTH」が東京に進出したのは2003年。内装は、カウンターを改装した以外は当時のまま。店内の壁面には、金指さんがファンだというコンテンポラリーダンスの世界的な振付師、ピナ・バウシュのポスターが飾られています。

ほかにも絵画やオブジェなどのアートひとつとっても、センスが光るものばかり。オープン以来、17年の間に名だたるクリエイターやアーティストが、ここを訪れてきたそうです。

フレンチの技法を生かした豪快なビストロ料理

料理は、ワインによく合うフランスのビストロ料理。その日入荷した鮮度抜群の魚を使うなど、大胆な素材使いにも注目です。

ランチでは、そんなビストロ料理にイタリアンのエッセンスも加えた、よりカジュアルなメニューが用意されています。

「メニューが意外にもリーズナブルなので外せません。デートにもおすすめですよ」とSYOさんも絶賛。

【恵比寿カフェ】遊び心のあるインテリアが彩るアーティスティックなダイニング「TOOTH TOOTH TOKYO」
(画像=PRIMEより引用)

中でも「黒毛和牛ホホ肉の赤ワイン煮込み」1800円は、休日ランチで人気の定番メニュー。

3時間以上かけてじっくり煮込んだ牛ホホ肉は、口の中でほどけるような柔らかさです。この一皿に、フレンチオードブル&サラダプレート、焼きたてパン、オイル・ソルトビュッフェ、ボタニカルウォータービュッフェがつきます。

味・香りにこだわったミカフェートのスペシャリティコーヒーもオプションでオーダーが可能。コーヒーのアロマに包まれながら、寛ぎのひとときを楽しめそうです。

スターウォーズファンはたまらない等身大フィギアも!

【恵比寿カフェ】遊び心のあるインテリアが彩るアーティスティックなダイニング「TOOTH TOOTH TOKYO」
(画像=PRIMEより引用)

奥に潜んだV.I.Pルームにも注目。装飾が施されたアンティーク調の椅子やシャンデリアがあるヨーロッパの古城のような一室です。その一角にはスターウォーズに登場するストームトルーパーが銃を構えています。

じっくり見ると、インテリアへのこだわりがわかるこのお店は、デートや女子会のほかにも、さまざまな年代のゲストを迎えるパーティーにもおすすめです。